お風呂の掃除に、セスキ炭酸ソーダを使ってみませんか?
セスキ炭酸ソーダは自然由来の成分のため、一般的に市販されている洗剤よりも優しく、小さいなお子さんがいる家庭でも安心して使うことができます。
お風呂で使うおもちゃなどを綺麗にしたい時も、セスキ炭酸ソーダはお勧めです。
そこで今回は、セスキ炭酸ソーダを使ったお風呂掃除のやり方をご紹介します。
セスキ炭酸ソーダの効果や注意点、メリットやデメリットなども合わせてご覧下さい。
セスキ炭酸ソーダを使ったお風呂掃除のやり方!
準備するもの
・スポンジ
・ブラシ
・スプレーボトル
・バケツ
やり方
①スプレーボトルに水を600ml入れ、そこに大さじ一杯のセスキ炭酸ソーダを入れてよく混ぜます。
②セスキ炭酸ソーダ水を天井と壁に吹きかけて数分待ちます。天井から床に向かって、柄の長いブラシでこすり洗いをしていきます。長いブラシがない時はクイックルワイパーなどに雑巾やキッチンペーパーを巻きつけても掃除を行うことができます。
③天井や壁の水滴を拭き取ります。次に床にセスキ炭酸ソーダ水を吹きかけ、スポンジなどでこすり洗いをします。水を流してセスキ炭酸ソーダ水を落とします。
④続いて浴槽を掃除します。セスキ炭酸ソーダ水を吹きかけてスポンジなどでこすって下さい。
⑤最後に水をかけてセスキ炭酸ソーダ水を落とします。
ポイント
やり方はとても簡単で、浴槽にお湯(200ℓ)を張り、そこに大さじ1杯半程度のセスキ炭酸ソーダを入れて入浴します。(※)肌の弱い方は注意して下さい。
セスキ炭酸ソーダは入浴剤として使え、肌の角質を落としやすくする効果が期待できます。
セスキ炭酸ソーダを使う時の注意点
ゴム手袋の着用や換気を行う
セスキ炭酸ソーダは人や環境に優しい自然由来の成分ですが、肌の弱い方が素手で扱うと皮膚がかぶれたり、ただれる恐れがあります。
掃除で使う時は必ずゴム手袋をして、皮膚を保護しましょう。
また、セスキ炭酸ソーダを使用の時は、窓やドアを開けて換気をするようにして下さい。
使えない素材がある
お風呂の浴槽や床、壁などにあまり使われることのない素材ですが、畳や天然石、アルミ、銅、白木などにはセスキ炭酸ソーダを使うと変色する恐れがあります。
作り置きはしない
セスキ炭酸ソーダは水と混ぜてスプレーボトルに入れて使うことが多いですが、一度に使いきれずに保存する場合は一週間を目安にして下さい。
長期保存をすると水が腐食し、セスキ炭酸ソーダの効果が十分に得られなかったり、雑菌が繁殖する恐れがあります。
セスキ炭酸ソーダの効果は?
セスキ炭酸ソーダは弱アルカリ性のため、酸性の汚れに対して効果を発揮し、お風呂場では特に浴槽や床、壁につく皮脂汚れを中和して落とす働きがあります。
また、キッチン周りの換気扇やコンロなどについたベトベトした油汚れや、排水口、三角コーナーのぬめり、その他、ドアノブやスイッチ部分の手垢なども酸性の汚れになるので、セスキ炭酸ソーダで綺麗に落とすことができます。
ただし、一般的に販売されているアルカリ性洗剤よりもアルカリ性の度合は低いため、長期間放置してこびりついた汚れを落とし切ることは難しくなります。
そのため、「大掃除で一年間、手つかずの頑固汚れを落とす」という使い方よりは、「普段のちょっとした掃除に使って、汚れをため込まないようにする」方が、よりセスキ炭酸ソーダの効果を得られやすくなります。
セスキ炭酸ソーダは消臭効果もあるので、こまめに使って掃除をすることで嫌な臭いを防ぐこともできます。
セスキ炭酸ソーダのメリットとデメリット
メリット
セスキ炭酸ソーダは自然由来の成分で、人や環境に優しく、小さなお子さんがいる家庭や、一般的な洗剤を使うと皮膚トラブルが起こりやすい方でも安心して使えるナチュラルクリーニングの一種です。
酸性の汚れである皮脂汚れを中和、分解する働きに優れており、お風呂の場合は浴槽や床、壁についた汚れに効果を発揮します。
また、水に溶けやすい性質を持っているので、スプレーボトルに水と一緒に入れて、拭き掃除などに手軽に使うことができます。
デメリット
セスキ炭酸ソーダは、お風呂の主な汚れの一つである皮脂汚れには効果が期待できますが、一方で水垢や石鹸カスなどのアルカリ性の汚れを落とすことはできません。
また、重曹よりも水に溶けやすいことや、粒子が細かいため、研磨をして汚れを落とす方法にも不向きと言えます。
セスキ炭酸ソーダがない時はどうしたらいい?
セスキ炭酸ソーダは、自然由来の成分(炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムを合わせたもの)のため、小さいお子さんがいる家庭や、洗剤の匂いで皮膚が荒れたり、気分が悪くなってしまう方に重宝されているナチュラルクリーニングの一種になります。
お風呂につく汚れの中で、長い間放置して頑固になってしまったものを落とす働きは薄いですが、毎日のちょっとした掃除に使う分にはセスキ炭酸ソーダで十分な効果を得ることができます。
しかし、いざ掃除をしようと思ってもセスキ炭酸ソーダがない場合もありますよね。
そのような時は、重曹を使うとよいでしょう。
重曹はセスキ炭酸ソーダと同じく、ナチュラルクリーニングの一種なのでお子さんがいる家庭でも安心で使うことができます。
同じアルカリ性のため、基本的にはセスキ炭酸ソーダと同じように使うことができます。
ただし、アルカリの程度を表すphはセスキ炭酸ソーダの方が高いので、汚れ落ちはセスキ炭酸ソーダの方がよくなります。
また、セスキ炭酸ソーダは水に溶けやすいですが、重曹は水に溶けにくいなど、異なった性質を持っている部分もあります。
お風呂掃除のオススメの頻度は?
お風呂掃除は、基本的には毎日行うのがよいでしょう。
なぜなら、お風呂は毎日使って汚れるからです。
皮脂汚れや石鹸カスは、放っておく時間が長くなればなるほど、こびりついて落としにくい汚れになってしまうので、入浴後に掃除をするのがお勧めです。
とは言え、毎日、お風呂の隅から隅までを掃除するのは大変ですよね。
そこで毎日の掃除では、特に汚れがつきやすい浴槽や床、壁をスポンジでサッと拭くだけでOKということにしておきます。
たったこれだけでも汚れの溜まり具合が変わるので、目についた場所だけでもサッと拭き掃除をしておきましょう。
なお、仕上げに冷たい水をかけ、水切りワイパーなどで水気をとるとカビの発生を防ぐこともできます。
その上で、週に一回は洗剤を使ってしっかりと掃除をします。
鏡や蛇口など水垢が気になる部分も汚れを落として、綺麗な状態を保ちましょう。
まとめ
セスキ炭酸ソーダは、お風呂の汚れの中では皮脂汚れを落とす効果に優れています。
皮脂汚れは主に浴槽の壁や底につきやすいので、できれば毎日、入浴後にセスキ炭酸ソーダ水をサッと吹きかけてこすり洗いをしておくと、汚れが溜まるのを防ぐことができます。
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