ユニットバスの排水溝についた頑固なヘドロの掃除方法!

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お風呂掃除

日本でもユニットバスはかなりメジャーなものとなり、タイルのお風呂場よりもスムーズなお掃除が可能となりました。

そこで、今回はユニットバスの排水溝についた頑固なヘドロの掃除方法について解説致します。

ユニットバスの排水溝を掃除する時は一体どういったことに注意しないと行けないのか、ヘドロを放置するとどうなってしまうのか、そもそもこういった汚れを予防することは出来るのかも併せて見ていきましょう。

ユニットバスの排水溝についた頑固なヘドロの掃除方法!


ユニットバスとは正確に記載すると『浴槽や壁や床を工場で製造した後に現場で組み立てる浴室』のことであり、よくあるトイレや洗面台がセットになっているものだけではありません。

浴槽とトイレと洗面台が一緒になったタイプのユニットバスは『3点ユニット』と呼び、浴槽と洗面所が一体になったタイプのユニットバスを『2点ユニット』と呼ぶのです。

つまり、一般家庭に広まっている浴室がすべてユニットバスになります。

なので、ここでは洗面台とトイレがセットになっている3点ユニット形式のユニットバスの掃除方法について解説致します。

準備するもの

・古歯ブラシ
・スポンジ
・ゴム手袋
・パイプクリーナー
・浴室用中性洗剤

やり方

基本的なやり方は排水溝を分解し、分解したパーツを浴室用の中性洗剤で洗って、配管内部をパイプクリーナーのような配管内部を洗浄する専用の洗剤を使って綺麗にするというやり方です。

配管内部はパイプクリーナーのような強力な詰まり解消作用がある洗剤を使うことで、かなりスッキリさせることが出来ます。

ユニットバスの排水溝掃除方法

①ゴム手袋を着用して排水溝を分解し、大きなゴミはゴム手袋を着用した手で直接除去する

②排水溝を分解する、ユニットバスは封水筒のタイプになることが多く蓋とヘアキャッチャーと封水筒に分解することが基本

③分解したパーツを浴室用中性洗剤と古歯ブラシやスポンジを使って擦り洗いする

④排水溝内部の汚れは古歯ブラシを使って擦り洗いで落とす

⑤バケツに40℃から50℃程度のお湯を入れて、そのお湯を排水溝に流し込む

⑥パイプクリーナーを用意して洗剤の説明書をよく読んでから流し込む

⑦説明に書いてあった時間放置する、パイプクリーナーの種類にもよるがだいたい15分から30分

⑧放置が終わったらバケツ半分くらいの水を使って洗い流す

⑨分解していたパーツを元に戻す

ポイント

・排水管内部の汚れを落とすにはパイプクリーナーが効果的だが、より効力を高めるために使う前にバケツ一杯分のお湯を流し込むことがポイント
・配管を温めることで薬剤の化学反応が良くなるので汚れが落としやすくなる
・ただし、60℃以上のお湯を使ってはいけないので要注意

ユニットバスの排水溝を掃除するときの注意点


ユニットバスの排水溝を掃除する時の注意点は詰まりの状況がどうなっているのかを判断して行動する必要があるという点です。

水を流して掃除するのがお風呂場掃除の基本となりますが、あまりにも詰まっている状態だと水が逆流してくる恐れがあります。

逆流してくると集合住宅の場合大きな水トラブルに発展するケースがありますので、そこまで悪化してしまったのならばプロの業者に依頼することを考えてください。

また、パイプクリーナーはかなり強力な洗剤なので直接肌に触れると肌トラブルに繋がる恐れがあります。

絶対に使う時はゴム手袋を着用してください。

衣類についても色落ちする恐れがあるので、エプロンをきちんと着用した方が良いでしょう。

また、パイプクリーナーは塩素系漂白剤の性質があるためクエン酸などの酸性洗剤と併用すると有毒ガスが発生する可能性があります。

今回の説明では中性洗剤を使っていますが、この洗剤を使っているのはこの有毒ガスを意識してのことでもあるのです。

さらに注意してもらいたいのが放置時間で、ついつい汚れがひどいと放置時間を説明書に記載してあるものより長めにしてしまう傾向にあります。

これは実は逆効果になる事があり、放置しすぎると溶かした汚れが再度固まってしまい詰まり解消に繋がらないケースがあるのです。

なので、指定されている時間をきちんと守るようにしてください。

ヘドロを放置しているとどうなるの?


排水溝のヌメリがひどいヘドロを放置すると汚れがどんどんと増殖し、最終的にはカビまで発生するようになるでしょう。

浴室の汚れで最も危険なのがカビの大量発生でしょう。

カビの胞子を大量に吸い込むと呼吸器系疾患を引き起こす可能性があり危険です。

より具体的に記載すると『アレルギー性鼻炎』『夏型過敏性肺炎』『気管支肺アスペルギルス症』『シックビル・シックハウス症候群』などの病気になってしまうかもしれません。

また、カビが発生している床を歩くと足の指に白癬菌というカビがくっついてしまい水虫になる可能性もあるのです。

こういった病気は免疫力が低下しているお年寄りやそもそもの免疫力が低い子供に発生する可能性が高いのでそういった方が家族にいる方はより気をつけてください。

排水溝のヘドロを予防する効果的な方法!


排水溝のヘドロを予防する方法はそこまで多くありません。

排水溝のこういった汚れは掃除頻度を保つことで除去できる物なので、掃除をしたくないけど汚れは防止したいというやり方がほとんどないのです。

どうしてもなんとかしたいという方は3cm程度に丸めたアルミホイルをヘアキャッチャーにいくつか入れておくことでしょう。

これで金属イオンが発生するようになり、ヌメリの原因である菌の増殖をある程度ですが抑えることができるようになります。

ヌメリがなくなればそれだけ掃除しやすいと思いますので、こちらをまずは取り入れてください。

他には排水効用のネットを購入して設置するというやり方です。

こちらも単純ではありますが、掃除がしやすくなるのでおすすめとなります。

ユニットバスの排水溝の掃除頻度は?


ユニットバスの排水溝掃除頻度は他のお風呂と一緒です。

簡単な掃除を出来るだけ毎日行い、洗剤を使った掃除を1週間に2回か3回程度行ってください。

このタイミングで排水溝のあっさり掃除もすれば良いでしょう。

パイプクリーナーを使った掃除は1週間に1回程度行えばかなり綺麗になります。

ただし、お風呂場は使用状況によって汚れるスピードもかなり異なっているので、使う人が多いお風呂ならば掃除頻度も増やしてください。

逆に出張などで使うことが少ないお風呂ならば掃除頻度を減らしても問題ないケースもあります。

どうしてもヘドロが取れないときの対処法


どうしてもヘドロが落ちないのならば、塩素系漂白剤を使ってガッツリと掃除するしかありません。

市販されている洗剤で最も協力なのが塩素系漂白剤なので、それを使っても落とせないような汚れとなると対処がかなり難しいです。

何度か繰り返し使って掃除をしても落ちないのならば、プロの業者に依頼して掃除をしてもらった方が良いと思います。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はユニットバスの排水溝についた頑固なヘドロの掃除方法について紹介しました。

ユニットバスでも基本的な掃除方法は他の浴室と同じなのでユニットバスだからと強く意識する必要はありません。

強いて言うのならばちょっと掃除がし難いだけなので、通常通りの掃除をしてください。

とくに、排水溝はトラブルが発生すると本当に大変なことになりますので絶対に放置はしないようにしましょう。

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