ビルトインガスコンロを分解して綺麗にする掃除のやり方やポイント!

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キッチン

1年に1回か2回行われる大掃除のタイミングで色々と掃除しない部分に手を出す人も多いと思います。

今夏は頻繁に掃除されることが多いビルドインガスコンロを本格的に、分解掃除するやり方について詳しく解説します。

一体どのように掃除すればいいのか、分解と簡単に表現しているがそんなにあっさりとできるものなのか、分解するときの注意するべき点は何なのかも抑えていきましょう。

ビルトインガスコンロを分解して綺麗にする掃除のやり方やポイント!


分解して掃除をするということは基本的に分解される箇所も綺麗にするという意味です。

なので、本格的な大掃除の方法をより具体的に紹介していくことになります。

準備するもの

・ラップ
・ゴム手袋
・柔らかい雑巾
・マイクロファイバークロス
・スポンジ
・お手入れ棒
・台所用中性洗剤
・重曹
・キッチンペーパー
・空のスプレーボトル
・クリームクレンザー
・古歯ブラシ
・竹串
・ガラストップクリーナー
・ドライバー

やり方

分解しての掃除となるのでかなり大がかりな作業になるでしょう。

分解そのものの難易度はそこまで高くはありませんが、適時掃除していくことになるので作業工程は長めになります。

ビルドインガスコンロを分解して行う超本格的な掃除方法

①ガスの元栓が閉まっているかをきちんと確認する

②ゴム手袋を装着して五徳やグリル排気口カバーなどのパーツを外せるだけ外す

③ドライバーを使って通気口部分のネジを外して置くに持ち上げてから手前に引っ張ってトッププレート部分を取り外す

④鍋に沸騰させたお湯を用意し重曹を溶かして重曹水を作る、重曹と水の割合は水100mlに重曹小さじ1杯

⑤沸騰した重曹水の中にトッププレート以外の取り外したパーツを入れて10分程度放置してから火を止めて、そこから1時間から2時間程度放置する

⑥本格的に中の掃除を行う前に元に戻せなくなる可能性を考えてスマートフォンなどを使って写真撮影を何回かしておく

⑦バーナー本体や温度センサー部分もむき出しになっているので、食器用中性洗剤を水で薄めたものを雑巾に含ませて拭きながら古歯ブラシなどを使って擦り洗いする

⑧バーナーの穴に竹串を差し込んで汚れをかき出す、温度センサー部分の汚れがひどすぎるときは重曹水とキッチンペーパーとラップを使った密着つけ置きで放置する

⑨取り外したトップ部分の裏面を確認し、ネジがいくつかついているので取り外しを行う

⑩取り外した細かいパーツの汚れが目立つのならば沸騰重曹水に投入しておく、そこまで汚れていないのなら薄めた中性洗剤を染みこませた雑巾での拭き掃除でも汚れは落とせる

⑪トップ部分の部品を外し終えたら裏面も表面も丁寧に拭き掃除をする、そこまで汚れていないのなら中性洗剤を用いて汚れがひどい時は沸騰重曹水を使って濡らしながら丁寧に拭き掃除を行う

⑫内部の汚れは中性洗剤と雑巾と古歯ブラシを使って擦り洗いしていく

⑬掃除が終わったら、トップ部分を水で濡らして固く絞った雑巾を使って丁寧に拭いてからマイクロファイバークロスで乾拭きをして水気を飛ばして元に戻せるようにする

⑭トップ部分のパーツ一式も水拭きと乾拭きをして、ネジ締めを行い元に戻す

⑮そのほかの重曹水につけ置きしたパーツを取り出し水で濡らして固く絞った雑巾で丁寧に拭いてからマイクロファイバークロスで乾拭きをして水気を飛ばす

⑯バラバラに下パーツを元に戻して終了

ポイント

・バーナー部分には温度センサーもついているが、この部分の汚れがひどすぎると中性洗剤を使った掃除では汚れが落とせないことがある。そのときはキッチンペーパーに先ほど用意した重曹水で濡らして巻き付けてさらにラップをして密着させて放置すると汚れが落としやすくなる
・とにかく分解しての掃除は元に戻す行程がわからなくなることが多いので、そうならないように必ず合間合間で写真撮影を行って元の状態をいつでも見られるようにしておくこと
・ドライバーで力を入れてネジを締めすぎると、パーツが破損したりネジが壊れてしまう危険性があるので要注意
・基本的に重曹を使うと油汚れは落とせる、放置され続けた油汚れは樹脂化してしまいとてつもなく厄介になるので要注意
・作った重曹水はかなり強いアルカリ性の性質になっているので直接触ると皮膚に悪影響が出やすいので要注意
・五徳の汚れを落とすときにしつこすぎる汚れは力を入れて擦ることになるが、この段階で手が滑ってしまうと怪我をする可能性が高いのでゴム手袋をきちんと着用すること
・沸騰した水で溶かした重曹は二酸化炭素から炭酸ナトリウムに変質してよりアルカリ性が強くなるという性質があり、この性質をうまく利用すると酸性汚れが落としやすくなるので日常的な掃除にも使える
・成分が残っていると素材に対してのダメージに繋がってしまうので、使った後は丁寧に洗い流して水拭きと乾拭きを行うこと
・ガスコンロのトップは材質が色々とあるので、使う洗剤やスポンジの種類には注意すること

ビルトインガスコンロを分解する時の注意点


ビルドインガスコンロを分解するときの注意点を見ていきましょう。

まず、解体して掃除をすることになるのでドライバーが必須なのですが、基本的にこういったネジというのはトルク管理がされています。

トルク管理というのはトルクレンチやトルクドライバーなどの専用工具を使って決まった力でネジ締めやボルトを締めるという作業工程なのですが、こういった作業をする理由はネジがきちんと外れないようにするためと、締めすぎてネジやパーツを壊さないようにするためです。

今回はそういった工具を使わないでの作業となりますが、ビルドインガスコンロのネジは締めすぎるとどうもネジが馬鹿になって空回りしてしまうというお話を聞いたので注意事項になると考えました。

なので、ネジ締めをするときは締め忘れもNGですが締めすぎもネジという事を意識してください。

また、分解作業は比較的簡単ですが元に戻す時にどういった順番で戻したらいいのかわからなくなることがかなりありますので、作業の合間に必ず写真撮影をしていつでも確認できるようにしておきましょう。

これを怠ると大変な事になります。

後は、のぞき込みながらの作業となる部分もあるので胸ポケットなどに携帯電話などを入れていると落っことしてしまう危険性があるという点です。

ビルドインガスコンロなので拾い直せる可能性は高めですが、小さいネジなどを落とすと拾うのが困難になってしまうことも多いので、そういった物を持った状態で作業するのは止めましょう。

ビルトインガスコンロの掃除をサボっているとどうなる?


ガスコンロの掃除は面倒でサボりがちな人も多いですが、サボってしまうと焦げ付きや油汚れがとても頑固な汚れに変質してしまい、たまにやる掃除で大苦戦するようになります。

あまりにも落としにくい汚れが集まるとあまり使いたくない強力な洗剤や研磨作用がある洗剤に頼る必要が出てくるので、綺麗になったところでガスコンロそのものが傷だらけになってしまう可能性が高いです。

その結果、パーツの劣化や素材の痛みが発生しやすくなってむしろ交換や修理が必要になって経費的にもマイナスに働いてしまいます。

汚れがどうしても落ちない時の対処法!


汚れがどうしても落ちないときは今回のような本格的な分解掃除を何回かする必要があるでしょう。

しかし、この掃除はそこそこ難易度が高いので何度も実行したい掃除では無いと思います。

なので、どうしても落ちない汚れが目立ってきたのならプロの業者に依頼するかボロボロならば買い換えも本格的に検討しましょう。

ビルトインガスコンロの掃除頻度はどのくらい?


ビルドインに関わらずガスコンロの掃除頻度は調理が終わった段階でトップ部分の拭き掃除をするのが理想です。

ガスコンロの部品やガスコンロ周りの床や壁面は1週間か2週間に1回は掃除した方がいいでしょう。

ビルトインガスコンロの汚れを防ぐオススメの方法!


ガスコンロは調理をする度に汚れてしまうので、適時掃除をして汚れを落としやすくするのが理想です。

どうしても掃除をしたくないという人は防汚スプレーを使うというやり方もありますが、トップ部分の材質によっては使えないというお話もありましたので、やはり汚れが簡単に落とせる段階でササッと拭いてしまうのが正解だと思います。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はビルトインガスコンロを分解して綺麗にする掃除のやり方やポイントを紹介しました。

とにかく注意してもらいたいのが、分解する工程で適時写真撮影をすることと、ネジを扱う箇所で締めすぎないようにすることです。

ネジ締めを怠って外れてしまう状態にするのも問題ですが、締めすぎてネジが馬鹿になると二度と外せない状態になってしまうこともありますので、やり過ぎはNGという意識を持ってください。

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