電子レンジの内側は掃除しないでいるといつの間にかかなりの汚れが蓄積されてしまう場所であり、定期的に掃除すべき場所なのです。
今回はこの電子レンジの内側を綺麗に掃除する方法を紹介致します。
電子レンジの内側を掃除する時の注意点や汚れをそのまま放置しているとどうなってしまうのかも見ていきましょう。
電子レンジの内側の汚れを綺麗にする掃除方法!
電子レンジの汚れを落とす方法は、クエン酸や重曹などをレンジに入れて温めてから掃除するというやり方になります。
これが一番簡単なので、基本的にはこのやり方だけで十分なのです。
準備するもの
・重曹
・アルカリ電解水
・レンジで使える容器やコップ
・古布やキッチンペーパー
・マイクロファイバー
・メラミンスポンジ
・ゴム手袋
やり方
こちらの動画は重曹のみを使って油汚れを除去している動画となります。
タイトルは『【重曹】ニオイも汚れもスッキリ!簡単!電子レンジの掃除方法』です。
クエン酸を使ったやり方も今回は紹介していますが、基本的には一緒なのでセットで覚えておきましょう。
重曹やクエン酸を使った電子レンジ掃除のやり方
①耐熱のコップに重曹大さじ2杯とコップ1杯の水を入れて混ぜる
②レンジに入れて3分から5分ほど加熱する
③15分から30分程度放置して蒸らす、放置時間中はアルカリ電解水とマイクロファイバークロスを使って外側の掃除をする
④コップに入っている重曹水をメラミンスポンジに染みこませて内部を掃除する
⑤スポンジだけでは足りない場合は古布やキッチンペーパーなども使って油汚れを落としていく
⑥重曹と同じ要領で、耐熱のコップに大さじ2杯のクエン酸とコップ1杯の水を入れて混ぜる
⑦レンジに入れて3分から5分ほど加熱する
⑧15分から30分程度放置して蒸らす、重曹放置中に外側の掃除ができていない場合はこのタイミングでアルカリ電解水とマイクロファイバークロスを使って外側の掃除をする
⑨コップに入っているクエン酸水をメラミンスポンジに染みこませて掃除する
⑩スポンジだけでは足りない場合は古布やキッチンペーパーなども使って油汚れを落としていく
⑪電子レンジ内を軽く水拭きしてから乾いた布で拭く
⑫操作パネルなど放置中は掃除しにくかった部分を重曹水やクエン酸水を使って掃除する
ポイント
電子レンジの内側を掃除するときの注意点
電子レンジの内側を掃除する時の注意点をまとめていきましょう。
汚れをそのままにしているとどうなる?
汚れを放置すると、火が出て燃える危険性があります。
動画は実際に汚れが溜まった結果炭となって発火している様子です。
これが最悪のケースですのでこうなる前に対応する必要があるのです。
ここまで汚れる前に、まずは電子レンジを開けると嫌な臭いがし始めるでしょう。
それはカビや細菌が発生してしまうからです。
そこからさらに放置し続けることで食品カスが電子レンジ内部で大量蓄積するようになり、食品を温めるための電磁波を食品カスが遮るようになります。
こうなると温めたい食品ではなく食品カスばかりが温められるようになって、火事のリスクが出てくるのです。
使っているが側はそんな意識がないため、ついつい電子レンジの調子が悪くなったと勘違いして再使用することもあるのですが、これもより火事のリスクを高める行為になりますし単純に効率が低下していることがわかります。
オススメの掃除頻度はどのくらい?
これはアンケート結果をまとめているサイトがあるのでそちらを参考にしてみましょう。
『週1と毎日が同率2位!主婦302人に聞いた「電子レンジ掃除の頻度」1位は…』と『「電子レンジのお掃除頻度」を主婦239人に聞いた!こまめ派とたまに派の差が浮き彫りに…(kufura)』です。
これらのサイトを見てみると1週間に1回程度や2~3日に1回程度、毎日掃除する人が多いことがわかります。
1ヶ月に1回程度もそれなりにいますが、毎日・2~3日に1回・1週間に1回などの1週間以内に1回は掃除する人達の割合を見てみると約半数の人達が当てはまるので一つの目安にはなるでしょう。
個人的にもこれらの数字はなんとなくではありますが納得できる数字なので、ひとまずは1週間に1回程度を意識して過ごしてみると良いと思います。
ただし、電子レンジの汚れはどれだけ毎日電子レンジを使っているのかで大きく変わるので、使用頻度が多い人は掃除回数も増やして、そもそも使用することが少ないという人は掃除の頻度を落としてもいいでしょう。
電子レンジの内側の汚れを防ぐ方法!
電子レンジの内側の汚れを防ぐには、定期的に掃除するか、汚れないように『パール金属 オーブン・電子レンジ用焼け焦げ防止シート』といった道具を使うことがお勧めです。
さらに、温めたいものをラップでくるんだりキッチンペーパーなどで包むことで、食べ物に含まれる水分や成分が飛び散ることを防げます。
これだけでも十分な汚れ防止作用といえるのです。
どうしても内側の汚れが落ちない時は?
ひどい汚れの場合の対処方はどの掃除でも変わりません、
それは『物理的に削り落とすこと』『より強力な洗剤を使うこと』『洗剤に密着させる時間を長くすること』です。
物理的に電子レンジの内部を削って掃除するのはちょっと億劫ですし、掃除回数を減らせるのなら使うべきです。
ただし、電子レンジ向けのできる掃除となると『洗剤に密着させる時間を長くすること』ぐらいしか当てはまりません。
また、電子レンジ内部は電子レンジを使って温めた食品の食品カスや発生する水分によって汚れていきますので、そもそも使っていない人は電子レンジの掃除回数を減らせます。
電子レンジの内側の汚れの種類や主な原因は?
電子レンジ内部の汚れの原因は食品を温める時に発生する水蒸気や食品カスが原因です。
これらの汚れが蓄積されることで、カビが発生したり細菌が繁殖するようになります。
ここからさらに放置すると、電磁波が食品カスを温めるようになり肝心の温めたい食材が冷たいといったトラブルも発生しやすくなるのです。
さらに放置することで食品カスに引火して火が出る確率が上がっていきます。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は電子レンジの内部を掃除する方法を紹介して参りました。
電子レンジ内部はクエン酸や重曹を使うことでかなり簡単に掃除できますが、カビが発生してしまうと一気に難易度が上がってしまいます。
塩素系漂白剤を使わないでカビを除去するのはかなり大変なので、カビが生える前に綺麗にすることが必須であることも覚えておいた方がいいと思います。
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