キッチンの排水溝の掃除頻度は?掃除しないとどうなる?

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キッチン

キッチンの排水溝は定期的に掃除しないと詰まってしまう可能性がある見えない部分なので、カレンダーにメモをしながら定期的に掃除している人もいるでしょう。

今回はこのキッチンの排水溝にまつわる掃除頻度についてのお話で、汚れや臭いを取るためにはどのような掃除をすれば良いのかも紹介します。

掃除をしても汚れや臭いが取れない時の対処法や汚れ防止の方法は何かあるのかも調べていきましょう。

キッチンの排水溝の掃除頻度はどのくらい?


これはどの程度キッチンの排水溝を使っているのかでも変わってきます。

一般的な考え方だと、毎日料理をする家庭では1週間に2回か3回程度は排水溝の掃除をした方が良いと言われているようです。

逆に、料理を一切しないために油汚れを流すことがほとんど無いという方ならば排水溝の掃除をする頻度が少なくても問題ないでしょう。

キッチンお掃除そのものが1週間に2回か3回程度掃除した方が良いとも言われているので、この掃除とセットで行うと考えたほうが良いと思います。

少なくても1週間に1回は掃除しましょう。

排水溝を掃除しないとどうなる?


排水溝を掃除しない状態が長すぎると、まずは汚れが溜まっていくのでそれらの汚れが原因で雑菌が繁殖します。

この雑菌が繁殖するといわゆる排水溝特有のヌメリが発生するのです。

さらに、この雑菌が原因で悪臭が漂うことになるのでいやな臭いが出ているのなら赤信号と考えましょう。

また、汚れが溜まりすぎるとそれらの汚れをエサとするゴキブリなどの害虫が入り込んでしまう恐れがあるので要注意です。

ゴキブリ以外にもハエやクモなどが沸いてくることがあるので大惨事になります。

特に、古いタイプの排水管を使っているとヒビや穴が空いてしまっていることがあり、そういった隙間から虫が入ってきてしまい排水溝からあふれ出てくる事もあるのです。

あとは、汚れが溜まりすぎるとつまってしまうようになるので水が逆流する危険性もあるでしょう。

汚れや臭いを取るキッチンの排水溝の掃除方法!

排水溝の汚れや臭いを除去するには定期的なお掃除が不可欠です。

今回はクエン酸と重曹を使ったやり方を見ていきましょう。

準備するもの

・重曹
・クエン酸かお酢
・アルミホイル
・割り箸
・セロハンテープ
・輪ゴム
・ゴム手袋

やり方

こちらの動画は『キッチンやお風呂の排水溝の掃除にはクエン酸と重曹が活躍!ヌメリを予防する方法がこちら・・・』といったタイトルで、簡単なキッチンの排水溝掃除方法を紹介しています。

このやり方に則して今回は掃除していきましょう。

キッチンの排水溝掃除のやり方

①排水溝の蓋やゴミ受けカゴなどを全部外す

②排水溝近辺に満遍なく重曹をかけていく

③重曹の2倍の量のクエン酸をかけていく、お酢なら重曹の半分の量をかけていく

④50℃程度のお湯をかけていく

⑤泡立ってくるので30分から1時間程度放置する

⑥アルミホイルで割り箸の半分を包んでセロハンテープや輪ゴムで固定し、この固定した物で排水溝の汚れを擦り洗いしていく

⑦50℃程度のお湯で洗い流す

⑧取り外したものを全部元に戻す

ポイント

・発泡作用そのものには洗浄能力はあまり無いが、この泡立ちでくっついてしまった汚れを浮き上がらせる作用があるので浮き上がった汚れをお湯で洗い流すと綺麗になる
・排水溝を掃除する方法はこのようにクエン酸や重曹をつかったやりかた以外に、ペットボトルやタオルなどを使って排水溝を掃除する方法があるが汚れが目立っているのなら今回紹介したやり方を実行すること
・洗い流す時に冷たすぎる水を使うと、排水管内部の油汚れが固着して剥がれないケースがあるので50℃程度のお湯が適温
・熱すぎるお湯は配管をゆがめる可能性があるので使ってはいけない
・汚れがひどい時はパイプクリーナーのような配管内部の汚れを除去する方法を取り入れること

キッチンの排水溝を掃除するときの注意点


キッチンの排水溝を掃除する時の注意点は使う水の温度です。

冷たすぎると油汚れが落としにくくなり、熱すぎると配管にダメージが入ってしまうので適温を見極める必要があります。

今回紹介した掃除方法ならばある程度排水管内部の汚れも除去できますが、パイプクリーナーレベルの効果を発揮してくれるかどうかはなんとも言えないので、いやな臭いが発生するレベルで汚れてしまっているのならパイプクリーナーを使った方が良いかもしれません。

掃除をしても汚れや臭いが取れない時は?


掃除をしてもいやな臭いが落ちない時は排水管内部にかなり汚れが溜まっているサインです。

いやな臭いが発生しているということは、それだけ雑菌が増えており汚れが蓄積しているのでパイプクリーナーのような排水管掃除専門の用具を使うと良いでしょう。

ただし、パイプクリーナーにもかなり色んな種類があるのでどれが最適なのかを見極める能力も求められます。

パイプクリーナーは成分・濃度・粘度・容量の4つの要素から選ぶ必要があり、自分のキッチンの状態を見極めて選択しないといけません。

まず、パイプクリーナーは微生物を分解する力に優れている『バイオタイプ』と油汚れを分解することが得意な『水酸化ナトリウム』と髪の毛などの汚れに強くタンパク質を分解するのが得意な『次亜塩素酸ナトリウム』の3種類があります。

キッチンならばまずバイオタイプか水酸化ナトリウムを選ぶことになるでしょう。

次に濃度ですが、排水管の詰まりが発生しているのならば水酸化ナトリウムの濃度が1%より大きい洗剤を選び、1%以下なら定期的な掃除に適しているのです。

粘度は高い方が汚れに密着して垂直部分でも綺麗にしてくれる作用が働きやすくなります。

容量はどれだけの量が入っているのかですが、大容量タイプも売られているのでそちらを選ぶ人も多いでしょう。

しかし、大容量タイプは最初のうちはちょっと使いにくく、あまり使わない人だとなかなか量が減らない状態になってしまうので、多ければ良いというものではないことも覚えておきましょう。

汚れや臭いを防ぐオススメの方法は?


汚れを防ぐ方法は動画でも紹介しているように、10円玉やアルミホイルや炭を使うことです。

どれもこれも抗菌作用があるので排水管に流されないように注意しながら用いることで、ヌメリなどの汚れが発生する確率が抑えられます。

後は、そもそも油汚れを流さないようにすることで排水管内部に汚れが溜まる確率は減らせます。

直接油を捨てる人はいないと思いますが、市販の凝固剤などを使って捨てるようにしたり、食器に付着した油はキッチンペーパーなどを使って拭き取ってあげることも重要になります。

ある程度の量の油ならばきちんと意識して捨てている人も多いと思いますが、ちょっとした油汚れは意識せずに洗い流している方も多いと思いますのでそちらにも意識をさいてみましょう。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はキッチンの排水溝と排水管を掃除するやり方についてまとめました。

重曹とクエン酸を使えば様々な場所を掃除できますが、排水管や排水溝の掃除も可能です。

ただし、排水管内部の汚れがどれだけ落ちているのかが見えないので本格的な掃除をするのならパイプクリーナーも活用した方が良いでしょう。

また、アルミホイルや10円玉を使った汚れ防止作用は本当に効果がありますので、気になった人は今すぐにでも試してもらいたいです。

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