過炭酸ナトリウムで洗濯槽の掃除のやり方と注意点【縦型・ドラム式】

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洗濯機(洗濯槽)掃除

汚れてしまった衣類を綺麗にするために行う洗濯ですが、そのための洗濯機も使い続けるとかなりの勢いで汚れていきます。

今回は汚れてしまった洗濯機並びに洗濯槽を過炭酸ナトリウムを使って掃除するやり方について記載します。

縦型タイプやドラム式の両方を紹介しますので、是非活用してください。

過炭酸ナトリウムを使用した洗濯槽掃除のやり方!

それでは具体的に過炭酸ナトリウムを使って洗濯槽を掃除するやり方を紹介します。

縦型とドラム式の2種類のケースで紹介しますので、自分の家にある洗濯機にあわせたやり方を取り入れてください。

縦型

こちらの動画は300万再生を突破している「過炭酸ナトリウムで洗濯槽を洗浄する方法」を紹介している動画となります。

動画は1年ほど掃除を全くしていない縦型の洗濯槽を掃除するという内容で、結果は新品と言えるレベルにまで綺麗になっていると言えるでしょう。

準備するもの

過炭酸ナトリウム・50度程度のお湯・バケツ・カビやゴミをすくうネット・ゴム手袋

やり方

①バケツや過炭酸ナトリウムを用意する

②糸くずフィルターを外す

③バケツを使って50度前後のお湯を「高水位」まで洗濯機に入れる

④バケツに入れたお湯で過炭酸ナトリウムを溶かす(溶かす量は過炭酸ナトリウムの袋に書いてる、動画で使っている過炭酸ナトリウムはお湯50Lあたり500g)

⑤洗濯機に先ほど過炭酸ナトリウムを溶かしたお湯を入れる(完全に溶けて無くてもok)

⑥バケツでちょっとかき混ぜる

⑦白く泡立つまで1分程度放置する

⑧3分程度攪拌する

⑨1分程度放置して泡立ちを抑える(このとき汚れ具合を確認する)

⑩できるだけ長い時間程度放置する(動画では3時間放置して様子を見た後に8時間放置している)

⑪5分程度攪拌する

⑫カビやゴミをある程度ネットなどですくってから排水

⑬綺麗な水で洗い・すすぎ・脱水・乾燥を行う

⑭糸くずフィルターを取付ける

⑮最後の汚れチェックとして綺麗な水ですすぎ~脱水まで行う

 

糸くずフィルターは外しておかないと大変なことになるので作業前に外しておきましょう。また過炭酸ナトリウムを洗濯機に入れて放置する時間が長い方が良いとのことなので、この作業は洗濯機を使わない日の午前中に始めた方がいいでしょう。12時間程度の放置をする場合、午前9時から初めても終わるのが午後9時で、そこから排水や洗濯の一連の流れを何度か行うことを踏まえると午前0時を過ぎてしまうかもしれません。汚れがひどい場合は放置する時間が長くなり、そこまで汚れが目立たない場合は放置する時間も短くなりますので、汚れがひどすぎる場合は早朝からの洗濯槽掃除を推奨します。

ドラム式


次は横型のドラム式の洗濯機のお掃除方法についてです。

縦型と同じようなやり方でできるのでしょうか。

※ドラム式は洗濯機によって過炭酸ナトリウムの使用は避けた方が良いケースもあり、説明書をちゃんと見ること!

準備するもの

過炭酸ナトリウム・50度程度のお湯・バケツ・カビやゴミ取りようのネット・ゴム手袋

やり方

①標準コース(乾燥がないコース)を選ぶ

②ドアを開けることが出来るぐらいの水位で50度程度のお湯を洗濯槽に入れる

③お湯が溜まったら一時停止を押して過炭酸ナトリウムを水10Lにつき約100gの割合で入れる(汚れがひどい場合は過炭酸ナトリウムを増やす)

④5分攪拌して1~2時間放置する(あまりにも汚れがひどいならこちらの行程を何度か行うこと)

⑤ドアを開けられる程度の水位を把持していると思いますので、脱水前に水に浮いているカビやゴミをネットなどですくう

⑥ある程度のゴミを除去したら脱水

⑦標準コースで1サイクル運転させる

 

ポイントは過炭酸ナトリウムの量と水の量、そして攪拌及び放置でしょう。汚れがひどい場合は過炭酸ナトリウムの量を増やしつつ攪拌及び放置の回数が増えますので注意してください。放置期間が長いと汚れもすさまじいことになりますので、排水前のゴミ取りも入念に行う必要があります。

過炭酸ナトリウムを使う時の注意点


過炭酸ナトリウムは酸素系漂白剤です。

そのため漂白剤の注意点がある程度当てはまります。

箇条書きにすると以下のとおりでしょう。

・40℃から50℃程度のお湯で溶かすこと

・粉のまま保存する

・完全な密閉状態にして長期間放置はNG(過炭酸ナトリウムは水を含むと分解してしまうので、保管の際にはガス抜きが必須であり実は専用の袋にも小さな孔が空いている、そのため密閉性の高い容器に移し替えるのは絶対にNG)

・作業するときは直接手で触らないようにすること

・目や口に入ったら直ぐに清潔な水ですすぐこと

過炭酸ナトリウムとは?


過炭酸ナトリウムは消臭力が強く除菌効果もある「酸素系漂白剤」に該当します。

難しい言葉を使うと炭酸ナトリウムと過酸化水素が2:3の割合で混合されている水に触れることで酸素を発生させる漂白剤です。

過炭酸ナトリウムは漂白作用や除菌作用もありますし、消臭作用もありますのでカビ取りに使うことも多くなっています。

環境への負荷が少ないというのもポイントでしょう。

過炭酸ナトリウムの保存方法


先ほど注意点にも書きましたが、水気があると酸素が出るという特徴があるため密閉性が高い容器に移してしまうのはNGとなります。

購入したケースのまま保管するようにしてください。

また、高温多湿な環境や直射日光が直接当たる場所での保管もNGとなります。

過炭酸ナトリウム以外に使える洗剤一覧


過炭酸ナトリウム以外にも使える洗剤は色々とありますが、基本的には「酸素系」と「塩素系」に別れています。

具体的に洗濯槽洗剤として有名なのは以下のとおりです。

・洗濯槽クリーナー

・洗濯槽カビキラー

・洗たく槽クリーナー

・液体洗濯槽クリーナー

これらの商品は名前が似通っており、色んなメーカーで出ているので色々と探ってみると思い白いでしょう。

洗濯槽が汚れる原因


洗濯槽の汚れは衣類にくっついているタンパク質や汚れによる物です。

その汚れがカビの栄養素となって洗濯槽の裏側が一気に汚れていきます。

このカビに洗剤カスがくっついてしまうと黒カビが発生してしまうようになります。

洗濯槽の掃除を行うオススメの頻度は?


汚れ具合にもよりますが、頻繁に使う人だと半年に1回は掃除した方がいいでしょう。

特に、今回紹介した過炭酸ナトリウムのような酸素系に属する洗濯槽クリーナーを用いる場合は、半年に1回程度の掃除に適していると言われており、塩素系は細かく小さな汚れを落とす能力が高いため2ヶ月に1回程度の掃除に適していると言われております。

洗濯槽の汚れを予防するオススメの方法


洗濯槽の汚れを減らしたいという人は、まず洗剤の量を守ることからスタートしてください。

洗剤カスが多くなればなるほど黒カビ発生確率もあがるのです。

必ず適量にしましょう。

そして1週間に1回は洗濯終了後に乾燥運転を行ってカビを殺してください。

この2つを守れば黒カビ発生確率も一気に減ります。

汚れが落ちない時は掃除のプロにお願いしよう!


今回紹介したやり方でも汚れが落としきれない場合はもはや自分たちでできることは限られていますので、プロに依頼するのも一つの手でしょう。

洗濯機は長く使う人ならば10年以上のお付き合いとなりますので、メンテナンスとして一度見てもらうことも重要になります。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は過炭酸ナトリウムを使った洗濯槽のお掃除について記載して参りました。

動画では10時間以上の放置をしていますが、かなり長い時間の放置となりますのでその後の作業を考えるともうちょっと短くても良いと思います。

しかし、相似していない期間が長すぎると12時間程度必要になってしまうのも事実なので、半年に1回程度は洗濯槽のお掃除をしましょう。

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