オキシクリーンを使ったお風呂の蓋の掃除方法やポイント!

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お風呂掃除

オキシクリーンは洗濯槽のつけ置き洗いといった別の掃除にも役立ちますが、お風呂場の掃除にも役立てることができます。

今回はこのオキシクリーンを使ったお風呂の蓋を掃除するやり方を紹介しつつ、オキシクリーンの掃除効果はどうなっているのか、お風呂の蓋の掃除頻度はどれくらいが理想なのかを見ていきましょう。

オキシクリーンを使ってもなかなか汚れが落ちなかったときは、どうすればいいのかも確認して行きます。

オキシクリーンを使ったお風呂の蓋の掃除方法!

オキシクリーンは酸性洗剤です。

この酸性洗剤を使ってどのようにお風呂の蓋をキレイにするのか、確認していきます。

準備するもの

・オキシクリーン
・スポンジ
・ブラシ
・歯ブラシ
・タオル
・ゴム手袋

やり方

こちらの動画はオキシクリーンを使ってお風呂の蓋を掃除するやり方を紹介しています。

動画を見るとわかるように、基本的にはお風呂の蓋のみを入れても水量によっては一杯一杯になってしまいますので、他の小物も入れて洗う場合は水量を増やす必要があります。

動画ではギリギリ追いだきする配管まで水位が上がっていませんが、他の小物もセットで入れる場合は水量が多くなるので配管内部にオキシクリーンが入ってしまうのです。

今回は配管内部にオキシクリーンが入ること前提にやり方をまとめていきます。

オキシクリーンを使ってお風呂の蓋といったつけ置きしたいものを洗う方法

①残り湯を使う場合は穴の5cmほど上まで水量を減らす、残り湯を使わない場合は穴の5cm上まで追いだきやシャワーを使ってお湯をためる(温度は40℃から60℃)

②付属のスプーン10〜15杯ほどオキシクリーンを浴槽に投入してかき混ぜる

③追いだきをしてオキシクリーンを配管まで循環させる

④お風呂の蓋などつけ置きしたいものを浴槽に浸す

⑤蓋は全身を浸すことができないケースもあるがその場合は適時ひっくり返して対応する

⑥たまにひっくり返すといった作業をしつつ5時間程度放置

⑦つけ置きしたものを取り出し、スポンジやブラシを使って擦り洗いする

⑧お湯を抜く

⑨シャワーで浴槽内部を洗い流す

⑩再度穴の上5cmまでお湯をためる

⑪5分程度追いだきする

⑫風呂釜のフィルターを外して歯ブラシなどを使って擦り洗いする

⑬小物やフィルターを元の位置に戻す

⑭乾いたタオルで拭いて水気を飛ばす

ポイント

・動画ではシャワーを使っているお湯をため、そのまま放置しているが配管内部にまでオキシクリーンを浸透させたいので追いだきは必須
・つけ置きするのは蓋以外だと洗い桶・バスチェア・掃除用スポンジ・子供のオモチャ・シャワーヘッドなど色々
・配管内部にまでオキシクリーンが浸透している場合、再度追いだきをしないと配管内部のオキシクリーンを含んだお湯が次の追いだきのタイミングで出てきてびっくりする
・蛇腹タイプの蓋は凸凹に汚れが溜まってしまうので、歯ブラシなどを使ってうまく汚れを落とすこと
・オキシクリーンそのものは無臭だが汚れが溜まっている場合は落とした汚れから嫌な臭いが発生するので要注意、臭いが気になるという人はオキシクリーン漬けが終わった後に浴槽掃除を行うこと
・酸素系漂白剤は強いアルカリ性の洗剤なので油分分解作用がかなり強く、直に触ると皮脂がかなり落とされるのでゴム手袋を着用すること
・酸素系漂白剤は熱いお湯ほど力を発揮するが熱湯は素材を痛める可能性があるので40から60℃程度の温度で十分
・酸素系漂白剤は色柄物に使うと色落ちする可能性があるので、作業をする時は色落ちしても良い服装に着替えるかエプロンなどを用意すること

オキシクリーンをお風呂の蓋に使う時の注意点


オキシクリーンをお風呂場で使う際の注意点をまとめます。

・オキシクリーンは酸素系漂白剤で塩素系漂白剤よりは臭いや刺激は薄いがそれでも皮膚に直に付着すると肌荒れなどの原因となるのでゴム手袋着用は必須
・オキシクリーンの主成分である過炭酸ナトリウムは空気中の水分を反応し過酸化水素を発生させるので密閉は厳禁、別の容器に移し替えるといった対応はしないこと
・アルカリ性の弱い素材である天然木や皮やステンレス以外の金属に使うと素材が痛むので取り扱いに要注意
・浴槽に投入するだけならば素材が痛むことは少ないが持ち運ぶときにこぼしてそのままにしているとシミになることがしばしばあるので、粉をこぼしてしまったかどうかも気をつけること
・掃除にオキシクリーンを使う場合はオキシペーストにする人も多いが、オキシペーストは作り置きはできないので使い切ること
・オキシクリーンはアメリカ版と日本版では成分が違うので、界面活性剤が含まれているものを選びたいならコストコなどでアメリカ版を購入すること
・アメリカ版と日本版ではスプーンのサイズも違うので要注意

オキシクリーンの掃除効果は?


オキシクリーンはアメリカ生まれの粉末酸素系漂白剤です。

酸素系漂白剤であるこのオキシクリーンは皮脂汚れといった酸性汚れにもめっぽう強いため、キッチンで発生しやすい油汚れや焦げ付きに対して多大な活躍をしてくれます。

また、洗濯槽に用いることで洗濯槽に発生したカビ退治を行うこともできるという特徴があるのです。

ただし、オキシクリーンはアルカリ性洗剤のため水垢といったアルカリ性の汚れには効果が薄いので要注意となっています。

お風呂場の中でも浴槽は特殊で水垢といった汚れ以外に湯垢や皮脂汚れなどの酸性の汚れが生じやすくオキシクリーン漬けとの相性も良くなっています。

一部の石鹸カスには皮脂汚れが混じっていることも多いので、石鹸カス対策にも用いることができます。

お風呂の蓋の掃除頻度はどのくらい?


浴槽掃除の頻度は毎日が推奨されていますが、本格的な風呂釜掃除は1ヶ月に1回程度の頻度が理想とされています。

今回紹介したつけ置き洗いは風呂釜掃除の一環としても用いることができるので、お風呂の蓋掃除はこの1ヶ月に1回に合わせる形になるでしょう。

ただし、お風呂場の汚れは使い方や使用頻度によってかなり変わってくるので、あくまでもここで提唱する頻度は目安として捉え、汚れたら掃除するというスタンスでいてください。

お風呂の蓋の汚れを放置するとどうなる?


お風呂の蓋の汚れを放置するととてつもなくしつこい汚れになりなかなか落とせなくなります。

さらに厄介なのが黒カビが発生してしまうことで、黒カビが発生すると胞子をまき散らすようになるので浴室全体が黒カビで汚染される可能性が出てくるのです。

こうなると、黒カビによって病気を引き起こされるリスクが出てくるので非常に危険です。

お風呂の蓋の汚れを予防する方法!


お風呂の蓋の汚れを防止するにはやはり湿度を下げることでしょう。

蓋はどうしても水蒸気に接する機会が多いので、カビの発生率は高いです。

このような状況なので、少しでもカビの影響を受けにくくするべく浴室そのものの湿度を換気扇などを使って下げるようにしましょう。

オキシクリーンを使っても汚れが落ちない時は?


オキシクリーンを使っても汚れが落ちない時は、本格的にしつこい汚れが発生しているか水垢が付着しているのかのどちらかでしょう。

オキシクリーンはアルカリ性洗剤なので、水垢といったアルカリ性の汚れとは相性が悪くほとんど落とせません。

水垢汚れが目立っている場合は酸性洗剤を使ってください。

黒カビによる被害が大きく汚れが落ちない場合は塩素系漂白剤を使って漂白しましょう。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はお風呂の蓋掃除のやり方をまとめました。

基本的にオキシクリーンを使う時は他の小物類とセットでつけ置き洗いすることが蓋を洗うときのポイントとなるでしょう。

また、オキシクリーンを使うことで風呂釜配管の掃除にも繋がるので、配管掃除もセットで運用してください。

配管掃除は見えない部分なのでこちらの頻度こそ意識した方がいいという意見が多いです。

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