珪藻土マットの汚れの簡単な落とし方!汚れの種類やその原因は?

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お風呂掃除

お風呂上がりに、体についた水滴を吸い取ってくれるバスマット。

どのご家庭でも利用していると思いますが、一度濡れるとなかなか乾かなかったり、生乾きの臭いがするなど、「衛生的にどうなの?」と心配になる方も多いのではないでしょうか。

そこで最近人気となっているのが、珪藻土のバスマット(珪藻土マット)です。

珪藻土は家の壁などにも利用されていますが、吸水性に優れた素材のため、バスマットに使うと足をついても不快感がなく、いつでもスッキリと使うことができます。

その一方で、珪藻土マットの汚れの落とし方や掃除のやり方がよくわからず、購入を躊躇っているという場合もありますよね。

そこで今回は、珪藻土マットの汚れの簡単な落とし方をご紹介します。

珪藻土マットの汚れの簡単な落とし方!

準備するもの

・白いなまはげ(住居用無添加マルチクリーナー)
・紙やすり(240番、400番)

やり方

①白いなまはげ(住宅用無添加マルチクリーナー)を希釈したものを珪藻土マットに吹きかけ、タオルなどで全体を拭いていきます。

②紙やすりで黒ずんでいる部分をこすり、削って出た粉は掃除機で吸い取ります。

③最後にタオルなどを濡らして絞り、水拭きをします。

ポイント

汚れを落とすだけではなく、吸水性が落ちてきた時にこの方法を行うと、珪藻土の表面が削れて吸水性が復活します。

珪藻土マットの汚れを落とすときの注意点

基本的には水洗い

珪藻土には無数の穴が空いていて、そこに水が入り込むために吸水力が高くなります。

石鹸などの洗剤で洗ってしまうと、穴に石鹸成分が入り込んでしまい吸水性が落ちてしまうので、珪藻土の掃除は基本的には水洗いになります。
(ただし、商品によっては水洗いもNGとなっていることがあるので、必ず確認して下さい)

カビにはカビ取り剤を使う

珪藻土マットは吸水性に優れているため水を多く吸います。

そのため、保管の状態によってはカビが生えやすくなります。

珪藻土マットにカビが生えた場合は、カビ取り剤で除去します。

カビ取り剤は強いアルカリ性のため、換気の悪い場所で使うと匂いなどで体調不良になる恐れがあるので、使用する時は窓を開ける、換気扇を回すなど必ず換気をして使用して下さい。

また、カビ取り剤が皮膚に直接触れるとタンパク質を溶かして、かぶれ、ただれなどの炎症などが起こることがあります。

作業を行う時は、ゴム手袋をして皮膚を保護するようにしましょう。

掃除の後は乾燥させる

水拭きした後に放置していると、カビが生えやすくなります。

しっかりと乾燥させてから、片付けるようにしましょう。

なお、『乾燥=日光に当てる』イメージがありますが、珪藻土マットを直射日光に当てると、素材の性質上、反り返って割れやすくなってしまいます。

乾燥させる時は、必ず陰干し(風通しのよい日陰に置く)にして下さい。

珪藻土マットの汚れの種類とその原因

皮脂汚れ

皮脂汚れとは、外からの刺激から守るために皮膚の表面を覆っている脂肪酸が、ターンオーバーで剥がれ落ちたものです。

お風呂で体を洗うと、皮膚がこすられるので皮脂汚れが出やすく、流しきれなかった分がお風呂上がりの時にバスマットに付着することがあります。

皮脂汚れは酸性の汚れのため、珪藻土の穴に詰まるとそこで酸化し、黒ずんだ汚れになります。

カビ

珪藻土が水分を含んだ状態でいると、湿度の高い環境を好むカビが繁殖しやすくなります。

そこに皮脂汚れが加わると、カビの栄養分となるのでさらに繁殖してしまいます。

カビにはいくつか種類がありますが、黒ずんだ汚れは黒カビになります。

黒カビは吸い込むと健康に害を与える恐れがあるため、「カビを発生させないこと」「カビが発生したら素早く対処をすること」が大切です。

珪藻土マットの掃除にオススメの道具と洗剤


珪藻土マットの掃除には、基本的には洗剤は使いません。

洗剤を使うと水を吸う穴に洗剤が入り込んで、吸水性が落ちてしまうからです。

そのため、汚れが気になる時は水洗いを行いますが、汚れを長く放置してしまいこびりついてしまった場合は水洗いでは落ちにくくなります。

そのような時のみ、例外としてキッチンハイターなどの漂白剤、もしくはクレンザーを使います。

スポンジに洗剤を沁み込ませたら、軽く撫でるようにして汚れをこすって下さい。

汚れが落ちたら水で洗い流し、綺麗なタオルなどで拭いた後、陰干しをしてしっかりと乾燥させましょう。

どうしても汚れが落ちないときは?


カビ取り剤を使っても汚れが落ちない時は、紙やすりで汚れを削り取ります。

使用する紙やすりは、できるだけ目の細かいものを選びましょう。

珪藻土を削ると、粉が出るので床に敷物を敷くか室外などで作業を行うのがよいでしょう。

珪藻土を紙やすりで削ると、新しい面が出てきて吸水性が戻ります。

削り終わったら、水拭きではなく刷毛などで粉を払い落し、清潔なクロスなどで乾拭きを行います。

水拭きをすると削った粉が穴に入って穴を塞いでしまうので、必ず乾拭きで仕上げて下さい。

なお、紙やすりでこする時は、少しずつ表面を削る感覚で行いましょう。

力を入れすぎてしまうと、珪藻土は割れてしまうので、優しく撫でるように削るのがコツです。

珪藻土マットの掃除頻度はどのくらい?


珪藻土は、月に一回の頻度でメンテナンスを行うと、長く使い続けることができます。

水洗いの後、風通しのよい場所に置いて陰干しを行って下さい。

また、月一回の定期的なメンテナンス以外にも、水を吸わなくなった、目に見える汚れがあるなどの時は、その都度掃除を行うようにしましょう。

なお、珪藻土の寿命は平均で2年と言われています。

丁寧なメンテナンスによって、もう少し使うことができるかも知れませんが、紙やすりで削っても水の吸い込みが悪い、カビ取り剤を使ってもカビが落ちないなどの場合は、買い替えのタイミングと考えた方がよいでしょう。

珪藻土マットの汚れを防ぐ方法!

陰干しを行う

カビの発生原因となる湿気を防ぐには、珪藻土マットに水がついたら、その都度綺麗なタオルやクロスなどで乾拭きし、陰干しを行ってしっかりと乾燥させることが大切です。

先ほども触れましたが、直射日光に当てると反り返って割れやすくなるので、風通しのよい日陰に置いて陰干しをするようにして下さい。

珪藻土マットカバーを使う

珪藻土マットに汚れをつくのを防ぐため、カバーが市販されています。

カバーをすることで、珪藻土マットに直接汚れがつくのを防ぐことができます。

除菌スプレーをかける

カビや雑菌の繁殖が気になるという場合は、除菌スプレーをしてみましょう。

除菌スプレーをした後は、水洗いした時と同じように陰干しをして乾燥させておくとよいでしょう。

まとめ

珪藻土マットは、布製のマットのように水を吸いきれずにベチャベチャとしたり、なかなか乾かずに嫌な臭いがすることがありませんが、メンテナンスを怠るとカビが生えてしまいます。

月に一回は水洗いをし、カビが生えている場合はカビ取り剤で除去するようにしましょう。

メンテナンスの後はそのまま放置せず、風通しのよい日陰に置いて陰干しをし、しっかりと乾燥させることも大切です。

カビ取り剤を使ってもカビが取れない、吸水性が落ちてきたなどの時は、紙やすりで表面を削るとカビを除去することができ、吸水性も復活します。

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