シャワーヘッドを分解して内部を掃除する方法!汚れの原因や種類は?

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お風呂掃除

シャワーヘッドの掃除方法はいくつかありますが、最も綺麗にできる掃除方法は分解して一つ一つを丁寧に洗浄することです。

今回はシャワーヘッドを分解して内部を掃除する方法について解説し、分解掃除するときの注意点も見ていきたいと思います。

シャワーヘッドの汚れの原因や種類、汚れを放置するとどうなるのか、シャワーヘッド掃除で役立つ掃除道具や洗剤も見ていきましょう。

シャワーヘッドを分解して内部を掃除する方法!

シャワーヘッドには色んな種類がありますが、分解のやり方は同じなのでしょうか?

具体的に分解している動画を見ながら自宅のシャワーヘッドでもできるかどうかを見ていきましょう。

準備するもの

・ヘックスレンチ
・モンキーレンチ
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・爪楊枝
・ニッパー
・歯ブラシ
・スポンジ
・クエン酸
・エタノール
・ペーパータオル
・洗面器かバケツ
・シャワーの説明書

やり方

こちらの動画は『【生活の知恵】【007】シャワーヘッドの掃除の為の分解方法』というタイトルで、具体的にシャワーヘッドを分解している動画となります。

シャワーヘッドにはたくさんの種類があるので分解方法も異なりますが、実際に分解するとどうなるのかを示す一例になっているのでかなり参考になるのです。

用意する工具も色々とありますが、これは必要になる工具がシャワーヘッドの形状によって異なるのでここまで多くなってしまいます。

シャワーヘッドの分解掃除方法

①シャワーに関する説明書をまず読む

②必要な工具をそろえる

③ホースとシャワーヘッドの接続部分を外す、基本的には反時計回りに取り外し可能となるケースが多い

④シャワーヘッドの真ん中の散水板部分を取り外すために手のひらで全体を包むようにして反時計回りに回す、ねじなどで留めてある場合はドライバーかレンチを使って外す

⑤ストレーナを取り外す

⑥50℃程度のお湯1リットルにクエン酸を大さじ1杯混ぜてクエン酸水を作る

⑦その中に外したパーツをそれぞれ投入し、1時間程度放置する

⑧放置が終わったら全体を水で洗い流す

⑨スポンジや歯ブラシを使ってシャワーヘッド全体を擦り洗いする、細かい部分は爪楊枝で削る

⑩O-リングはエタノールを塗布したペーパータオルで埃がつかないように綺麗にする

⑪O-リング以外のパーツをペーパータオルで拭き水気を飛ばす

⑫バラバラにしたパーツを元に戻す

ポイント

・シャワーヘッドの形状によって解体の仕方も出てくるパーツの数も解体に必要な工具も変わってくるので、必ず説明書を見ること
・研磨スポンジや研磨作用がある洗剤を使うと傷付けてしまうパーツが多いので、歯ブラシや柔らかいスポンジなどを使って傷付けないようにすること
・ヘッドの構成部品は単品販売されていないことが多く、パーツ一つでも壊してしまうと全体の交換が必要になるため取り扱いには十分に注意すること
・クエン酸はそれなりの臭いがあるので使う場合は換気扇を回しておくこと

シャワーヘッドを分解するときの注意点


シャワーヘッドを分解掃除するときにはいくつかの注意点があります。

・シャワーヘッドの分解作業をする前に必ず説明書を読むこと、使っているパーツの数は装着されているパーツの場所を理解しておけばミスは減る
・ドライバーやレンチを使って散水板を固定してある場合はどれぐらいの強さで締め付けているのかを確認しながら取り外すこと、その力を覚えておき元に戻すときに活用する(こういった作業はトルクレンチが必要だが一般家庭にはないので力加減で対応する)
・ストレーナは外しにくいことがあるが、無理矢理外すと壊れてしまうので要注意
・ホースの接続部分がプラスチックの場合は組み立て作業中に強く締めすぎると割れる危険性あり
・O-リングをただの雑巾やペーパータオルでそのまま拭いてしまうと埃や糸くずが付着してしまいそこから水漏れが発生する可能性がある、そのためエタノールなどを用いてゴミが付着しないようにすること
・無理矢理作業をすると壊れてしまうパーツがあるので力加減には要注意
・あまりにも劣化しているパーツは清掃をしても性能が元に戻らないため、シャワーヘッドそのものの交換も考慮すること

シャワーヘッドの汚れの原因や種類は?


シャワーヘッドの汚れは基本的には水垢となります。

水垢は水道水に含まれているカルシウム・ナトリウム・マグネシウム・カリウムといったミネラル成分が、水が蒸発することで残ってしまい発生するのです。

基本的にシャワーヘッドに発生する汚れはこの水垢が主体で、あまりにも汚れている場合は黒カビにまで発展している可能性もあります。

水垢が主体の場合は、クエン酸を使うことで効率よく汚れが落とせるのでクエン酸を使った浸け置き掃除で対応しましょう。

ただし、シャワーヘッドの持つ部分は人の皮脂が付着することで皮脂汚れが発生していることもあるので、その場合はクエン酸では効果が薄いです。

汚れを放置するとどうなるの?


汚れを放置するということは水垢を放置することになります。

水垢を放置すると水垢の上に水垢が発生し次々と積み重なっていくことになるので、非常にしつこい汚れになってしまうのです。

また、水垢が発生する環境で汚れを放置し続けると黒カビが発生する可能性すらあります。

シャワーヘッドの場合は材質や内部構造的に黒カビが発生しにくい可能性がありますが、毎日のように使っているシャワーが黒カビに汚染されている場合、汚染された水を浴び続けることになるので非常に不衛生と言えるでしょう。

シャワーヘッドの内部の掃除に役立つ掃除道具と洗剤


シャワーヘッド内部の掃除に役立つ掃除道具は柔らかいスポンジと使い古した歯ブラシです。

シャワーヘッドの内部は傷つきやすい構造になっていることが多いので、硬めのブラシを使うと削れて傷ついてしまう可能性があります。

また、洗剤はクエン酸水だけでも十分ですがしつこい汚れが発生している場合は濃度が濃い酸性洗剤を用意する必要があるでしょう。

掃除に役立つ道具や洗剤には特別なモノは特にないのですが、分解作業には普段使わないような工具が必要になってきますのでまずは工具があるかどうかを確認してください。

シャワーヘッドの内部の掃除頻度はどのくらい?


シャワーヘッドを解体して掃除することを推奨している人は少ないため、その頻度についてまで言及している人はもっと少ないです。

そもそも分解できないという人も多いと言うことを考えると、できる人は1年に1回程度確認して掃除するという頻度で良いと思います。

しかし、シャワーヘッドというのは使用頻度や普段の掃除頻度によって汚れるスピードが大きく変わってきますのでこの1年に1回程度という頻度も正確ではありません。

あくまでも参考数値として捉えてください。

シャワーヘッドの内部の汚れが落ちない時は?


シャワーヘッドの内部の汚れが落ちない時はクエン酸水の濃度をよりあげるか、放置する時間を延ばしましょう。

これで汚れが落としやすくなるはずです。

これでも落ちない場合はシャワーヘッドそのものの交換を考えた方が良いでしょう。

外部の場合はある程度削って対応することも可能ですが、内部の場合は削ってしまうと傷だらけになってしまう可能性が高いので削れません。

シャワーヘッドを分解できない時は?


シャワーヘッドの分解方法がわからない、または分解できない構造になっている場合はシャワーヘッドそのものが老朽化してきたら交換しましょう。

シャワーヘッドの交換目安はだいたい5年ですが、水漏れやひび割れが発生していた場合は目安より短くても交換を考えてください。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はシャワーヘッドそのものを分解掃除するというやり方を紹介しました。

シャワーヘッドは構造がメーカーや品種によって異なるので、分解の仕方も異なります。

そのため、まずは説明書を読んで理解できるのか、分解するのに必要な工具が揃っているのかどうかで判断してください。

ドライバーなどはあると思いますがレンチはないという人もいると思いますので、工具があるかどうかの確認は重要なのです。

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