シャワーヘッドのカルキの汚れを掃除する方法!汚れがつく原因は?

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お風呂掃除

水を出す部分であるためどうしてもカルキの汚れが発生してしまうのがシャワーヘッドです。

今回はお風呂掃除におけるシャワーヘッドのカルキ汚れを除去する方法について検証し、準備するモノやポイント、注意点や汚れが発生する原因についてまとめていきます。

カルキ汚れを放置するとどうなるのか、掃除頻度はどれくらいが良いのか、カルキ掃除に便利な道具と洗剤は何なのかも調べていきましょう。

シャワーヘッドのカルキの汚れを掃除する方法!

それでは具体的にシャワーヘッドに発生する白い塊、カルキ改め水垢を効率よく除去する方法について見ていきましょう。

あのしつこい汚れを落とすにはどうしたらいいのでしょうか。

準備するもの

そこまで汚れていない場合

・クエン酸
・ゴム手袋
・シャワーヘッドが入るような洗面器orバケツ
・雑巾
・爪楊枝orまち針
・古歯ブラシ
・スポンジ

しつこい汚れが発生している場合

・クエン酸orより強力な酸性洗剤
・スプレーボトル
・シャワーヘッドが入るような洗面器orバケツ
・爪楊枝orまち針
・古歯ブラシ
・キッチンペーパー
・ラップ
・雑巾

やり方

こちらの動画は『第11回「シャワーヘッドのカルキ汚れを取り除く方法について」』というタイトルで、シャワーヘッドに発生したカルキ汚れを除去する方法を口頭で回答しています。

とてもわかりやすく解説しているので一度は聞いておくことをお勧めします。

今回紹介するやり方の一つはこの口頭で説明しているやり方と一緒です。

そこまで汚れていない場合の掃除の仕方

①シャワーヘッド全体がしっかりと入るぐらいのサイズの洗面器かバケツを用意する

②用意した洗面器かバケツに50℃程度のお湯を1リットル程度入れてクエン酸の粉末を大さじ1杯を入れてかき混ぜる

②クエン酸が混じっているお湯にシャワーヘッドを漬けながらかき混ぜる

③1時間から3時間程度放置する

④放置が終われば水垢が剥がれやすくなっているので歯ブラシやスポンジで擦ってある程度の汚れを除去する

⑤シャワーヘッドの穴の汚れが落ちていない場合は爪楊枝やまち針を使って汚れを削る

⑥シャワーヘッドを水で洗い流す

⑦雑巾でしっかりと拭き取って水気を飛ばす

しつこい汚れが発生している場合の掃除の仕方

①50℃程度のお湯100mlとクエン酸を小さじ1杯をスプレーボトルに入れてクエン酸水を作るか、濃度が濃い酸性洗剤を用意する

②シャワーヘッド全体にクエン酸水か酸性洗剤を噴射する

③その上からキッチンペーパーで覆って密着させる

④さらにその上からクエン酸水を噴射する

⑤ラップでシャワーヘッド全体をさらに覆ってキッチンペーパーを密着させる

⑥1時間から3時間程度放置する

⑦ラップやキッチンペーパーを剥がす

⑧歯ブラシやスポンジなどで全体的な汚れを落とす

⑨シャワーヘッドの穴の汚れは歯ブラシやスポンジでは落ちないので、爪楊枝やまち針を使って汚れを除去する

⑩シャワーヘッド全体を水洗いする

⑪雑巾でしっかりと拭き取って水気を飛ばす

ポイント

・カルキ汚れは放置すればするほど非常にしつこい汚れとなってしまうので、シャワーヘッドの掃除を長い期間していないという人は浸け置き時間を長めにした方が良い
・シャワーヘッドのカルキ汚れはクエン酸に漬けて放置し、歯ブラシやスポンジで擦ればある程度落ちるが穴の中に発生した汚れは落とせないので、爪楊枝やまち針で削ること
・シャワーヘッドの持つ部分にはカルキ汚れ以外に人がつかむことで発生する皮脂汚れがついている可能性が高くクエン酸や酸性洗剤では効果が薄いことがある、持つ部分に汚れが目立つ場合はアルカリ性の洗剤も用いること
・削るときは強く擦りすぎると傷だらけになる可能性が高いので、力加減には気をつけること
・クエン酸はお湯で用いた方が汚れは落ちやすいので、クエン酸水を用意する時はできるだけお湯を用意してから用いること

シャワーヘッドのカルキを掃除する時の注意点


シャワーヘッドのカルキ汚れを掃除する時の注意点は以下のとおりです。

・クエン酸水はクエン酸を大量に入れれば入れるほどより濃度が高くなり掃除効果も高くなるが、それだけ人の肌に付着したときにトラブルが発生する確率も高くなるので入れすぎないようにすること
・クエン酸は濃度が薄くてもそれなりに臭いがするので、作業をする時はできるだけ換気をした方が良い
・クエン酸そのものは自然由来の洗剤なので影響は少ないが、それでも放置時間が長すぎると素材を痛める可能性が出てくるので3時間程度で止める事
・クエン酸はコンクリートや鉄などの錆びやすい金属、そして大理石などの石材に用いると素材を痛める可能性があるので、扱うときは飛び散らないように注意すること
・シャワーヘッドの汚れはクエン酸である程度落とせるが、あまりにも古いシャワーヘッドの場合は内部まで汚れが浸透しているためクエン酸ではどうにもならないこと
もあるので分解も考える
・分解掃除をする場合はできるだけ分解の様子を撮影しながら作業をすること、何も考えずに分解すると元に戻せなくなる可能性あり
・シャワーヘッドの分解作業は細かいパーツが発生する確率が高めなので、小物入れを用意してなくさないようにすること
・シャワーヘッドはそれなりに重量があるので底の浅い洗面器を使うと放置中にひっくり返ってしまう可能性がある、できるだけバケツを使った方が良い

シャワーヘッドのカルキに汚れがつく原因は?


シャワーヘッドにカルキ汚れが発生する理由は、お風呂がある程度の高温環境にあることと水と近すぎるためです。

カルキはいわゆる水垢になるのですが、水垢は水道水に含まれているカルシウム・ナトリウム・マグネシウム・カリウムといったミネラル成分が蒸発することで残った白い物質が蓄積されてできた塊です。

そのため、水垢は水が多い場所で水が蒸発しやすい場所ほど発生確率は上がります。

ちなみに、カルキとは次亜塩素酸カルシウムのことだったのですが、現代の水道水にはカルキは使っていないため現代の水垢は厳密にはカルキではありません。

しかし、『カルキ=水垢』という認識が一般的になっているので今の水垢もカルキ汚れという扱いになっています。

カルキの汚れをそのままにしておくと?


カルキ汚れは放置すると非常にしつこい汚れになっていきます。

車のように油汚れと混じって非常にたちの悪い汚れにはなりませんが、室内の水場における水垢を放置してもどんどん蓄積されていってしまうことで落とすのに苦戦するような状況になってしまうのです。

ガチガチに固まってしまうと強引に削り取らない限りは落とせない汚れになってしまうので、そうなる前に対処してください。

シャワーヘッドのカルキの掃除頻度は?


シャワーヘッドのカルキ掃除の頻度は汚れ具合によって異なります。

また、毎日お風呂を使い終わった後は雑巾やタオルで拭いて水気を飛ばしているという人はそれだけ水垢が発生する確率が低くなるので掃除頻度も減ります。

基本的には1ヶ月に1回程度を意識して、使用頻度は毎日の手入れ具合によって変えてください。

カルキの掃除に便利な掃除道具と洗剤


カルキ掃除に役立つのは間違いなくクエン酸です。

あとはしつこすぎる汚れになってしまった時のためにキッチンペーパーを多めに用意しておけばいいでしょう。

強力な酸性洗剤を用意するというやり方もありますが、これはクエン酸の濃度を上げれば多少はカバーできるのでそこまで重要なアイテムではありません。

カルキの汚れがどうしても落ちない時は?


シャワーヘッドのカルキ汚れが落ちない場合は、より強力な酸性洗剤を使うか、浸け置き時間を長くするか、強引に削って落とすか、シャワーヘッドそのものを交換して対応するのが正解となります。

交換作業は最終手段となりますので、まずはそれ以外の方法を試しましょう。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はカルキ汚れが発生してしまったシャワーヘッドの掃除方法についてまとめました。

基本的には水垢が発生したときの対処方とイコールなので、そちらを知っているという人はそのままのやり方を続けてください。

ただし、あまりにも古くなってしまったシャワーヘッドは交換対応が必要になってきますので掃除をしてもなかなか綺麗にならない場合は交換も考えましょう。

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