お風呂のゴムパッキンにできた黒カビの掃除方法とポイント!

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お風呂掃除

お風呂のゴムパッキンの黒カビが気になって掃除をしたものの、思うようにとれず困ってはいませんか?

カビが落ちないからと言って強い力でこすってしまうと、ゴムが傷んで劣化の原因になります。

そこで今回は、お風呂のゴムパッキンの黒カビの掃除のやり方やポイントを調べてみました。

お風呂の黒カビを防ぐ方法なども、合わせてご紹介します。

お風呂のゴムパッキンにできた黒カビの掃除方法とポイント!

準備するもの

・キッチンハイター(衣類用ハイターでも可)
・キッチンペーパー
・サランラップ

やり方

①キッチンペーパーを適当な幅にカットし、洗面器などにキッチンハイターと一緒に入れて浸けます。

②キッチンハイターを浸したキッチンペーパーを、カビがある場所に貼っていきます。

③その上からラップをして、6時間ほど放置します。

④ラップとキッチンペーパーを剥がし、水で洗い流して、水気を拭き取ります。

ポイント

一回でカビが落ちない場合は、同じ工程をもう一回行ってみましょう。
キッチンハイターを使う場合は、衣類用ハイターよりも濃度が濃いので、水で少し薄めて使うようにして下さい。

お風呂のゴムパッキンの黒カビを掃除するときの注意点


黒カビの掃除ではカビ取り剤を使用することが多いですが、カビ取り剤の主成分は塩素系漂白剤と同じ「次亜塩素酸ナトリウム」になります。

そのため、カビ取り剤を使う時は塩素系漂白剤を扱う時と同様の注意をする必要があります。

酸性洗剤と一緒に使わない

酸性洗剤とカビ取り剤を混ぜると、有害な塩素ガスが発生して大変危険です。

お風呂の別々の場所を掃除すれば大丈夫と思うかも知れませんが、水を使って洗い流す時などに混ざる恐れもあります。

できれば同日に、酸性洗剤とカビ取り剤の両方を使った掃除を行わないようにすると安心です。

十分に換気を行う

カビ取り剤はアルカリ性が強く、匂いが強力です。

空気の循環がない狭い空間で嗅いでしまうと、具合が悪くなることがあるので、必ず十分に換気をした上で使って下さい。

ゴム手袋やマスクを着用

カビ取り剤はアルカリ性洗剤のため、肌に触れるとタンパク質が溶けてかぶれやただれを引き起こすことがあります。

必ずゴム手袋をして、肌を保護するようにして下さい。

また、成分の吸い込みを防ぐために、マスクを着用するとよいでしょう。

ゴムパッキンに黒カビができる原因は?


カビは湿度や温度が高い場所を好むため、お風呂はカビにとって絶好の場所になります。

その上、お風呂にはカビの栄養分となる皮脂汚れや水垢、石鹸カス汚れがあるので、どんどんと繁殖し、ゴムパッキンにもついてしまいます。

床やドアの下部のゴムパッキンは特にカビが生えやすいですが、これは上部についた水滴が落ちてたまりやすいのも原因と言えるでしょう。

ゴムパッキンの黒カビにオススメの掃除道具と洗剤!


黒カビを退治するには、カビ取り剤を使うのがお勧めです。

カビ取り剤はカビに留まりやすい泡タイプが多いですが、それでも流れて十分に効果を発揮しないことがありますよね。

そのような場合は、カビ取り剤を吹きかけた後、ラップをしてカビをパックしてみましょう。

また、カビ取り剤がない時は、液体の塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)を代用してもOKです。

液体塩素系漂白剤は泡タイプに比べて流れてしまいやすいので、片栗粉を混ぜてペースト状にしてから、カビに塗ると留まりやすくなります。

汚れの具合に応じて5~30分ほど放置した後、スポンジやブラシなどで軽くこすってカビを落として下さい。

黒カビを予防する方法は?

換気を行う

カビは高温多湿の環境を好むため、お風呂は絶好の繁殖場所となります。

お風呂でカビを予防するには、換気を行い、湿気を帯びた空気を外に逃すことが大切です。

窓があるなら窓を開ける、24時間換気を行うなど、温まった空気がお風呂に留まらないように空気を循環させましょう。

熱湯をかける

カビは以外にも高温に弱いので、一ヵ所につき50℃以上の熱湯を5秒ほどかけると死滅しやすくなります。

ただし、体に浴びると火傷の恐れがあるので、行う時は十分に注意をして下さい。

水をかけて水気をとる

熱湯をかけると浴室内の湿度や温度が上がるので、その後に全体に水をかけて湿度や温度を下げましょう。

さらに、水きりワイパーやクロスを使って水気をとっておくと、カビの繁殖を防ぎやすくなります。

小物や椅子を直置きしない

シャンプーやボディーソープなどのボトル類や、椅子を置いている棚や床の部分は水がたまりやすく、カビが繁殖しやすくなります。

使い終わったら吊るせるように収納方法を変えたり、椅子は浴槽にひっかけておくなど工夫をしてみましょう。

ゴムパッキンの黒カビを放置するとどうなる?


ゴムパッキンについたカビ。

汚れとして目立つだけだから放っておいても大丈夫と思っているとしたら、とても危険です。

なぜなら、カビを吸い込んでしまうと、呼吸器系のアレルギーやシックハウスの原因になると言われています。

また、衣服を脱いで裸で入るお風呂では、小さな傷にカビが付着すると「黒色真菌症」という病気を発症させることがあります。

このようにカビは人の健康を脅かす恐れがあるため、「たかが汚れ」と侮らず、見つけたらすぐに対処することが大切です。

オススメの掃除頻度は?


お風呂掃除は、毎日入るなら毎日行うのが基本です。

特に浴槽や壁、床には皮脂汚れや石鹸カスがつきやすいですし、水(お湯)を使ってそのままにしておけば、水垢になってしまいます。

これらはカビの栄養分になってしまうので、掃除の頻度が空くほどカビが繁殖しやすくなってしまいます。

とは言え、毎日掃除は面倒に感じてしまう方も多いですよね。

そこでお勧めなのが、お風呂に入ったら「今日は浴槽」「今日は壁」という具合に、一ヵ所だけ掃除をする場所を決めて掃除を行う方法です。

なおかつ、この時の掃除は洗剤を使って念入りに行う必要はなく、汚れが気になる部分をサッと拭き掃除するだけでOK。

これなら、毎回全体を掃除する必要はないので、続けられそうではないでしょうか。

その上で週に一回は浴室全体を丁寧に掃除しましょう。

簡易的でも掃除しておけば汚れは溜まりにくくなるので、週一回の掃除自体も楽になります。

お風呂にできるカビの種類は?

黒カビ

お風呂にできる主なカビは黒カビです。

その名の通り、黒色をしているため目立ちやすく、落としにくい特徴があります。

黒カビと言っても種類があり、いわゆるカビ臭があるものは「クロカビ(クロドスポリウム)」で、この他に黒よりもやや茶褐色に近い「コウジカビ」などがあります。

赤カビ

正確にはルドトルラという酵母菌の一種ですが、一般的に赤カビ(ピンクカビ)と呼ばれています。

黒カビのように直接人体に害があるカビではありませんが、ヌルヌルとして不衛生であることや、赤カビが生えている場所には黒カビも繁殖しやすいので、早めに対処しておくことが大切です。

青カビ

青カビは食品に発生しやすいカビですが、湿気を好むためお風呂でも見ることがあります。

黒カビや赤カビほど多くは見られませんが、壁や床などに発生しやすいので注意してみましょう。

まとめ

お風呂のゴムパッキンの黒カビは、高温多湿の環境と皮脂汚れや石鹸カスなどの汚れが原因です。

お風呂に入った後は軽くでよいので掃除をして汚れを落とし、水気を切っておくことで、カビの発生を防ぐことができます。

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