お風呂のエプロンの中を掃除する方法!汚れを放置するとどうなる?

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お風呂掃除

お風呂掃除をこまめに行っているという方でも、エプロンの掃除はしたことがないかも知れません。

エプロンとは浴槽の外側のパネル部分を言い、「業者しか外せないのでは?」と思ってしまいますが、実は誰でも簡単に外すことができます。

開けるとここにも汚れがついています。

お風呂掃除をしているにも関わらず、カビ臭いような気がするという場合は、エプロン内部が汚れているかも知れません。

そこで今回は、お風呂のエプロンの掃除のやり方を調べてみました。

お風呂のエプロンの中を掃除する方法!

準備するもの

・カビキラー
・ゴムパッキン用カビキラー
・キッチンペーパー

やり方

①エプロン部分を開けます。

②カビキラーを吹きかけ、その上からキッチンペーパーを貼っていきます。

③ゴムパッキン部分にはゴムパッキン用カビキラーをふきかけます。

④10分ほどおいたら、キッチンペーパーを剥がし、水で洗い流します。

ポイント

カビ取り剤を吹きかけた後にキッチンペーパーを貼ることで、パックのような役割を果たし、洗剤の成分が汚れに浸透しやすくなります。

お風呂のエプロンの中を掃除する時の注意点

換気を行う

エプロン内部はカビが発生していることが多く、通常のお風呂用洗剤では汚れを落とし切れない場合があります。

その際、カビ取り剤などより効果の強力な洗剤を使って汚れを落としますが、換気が不十分だと成分を吸い込んで体調不良になる可能性があるので、窓やドアを開け、換気扇を回すなどして十分に換気をしながら掃除を行うようにしましょう。

酸性洗剤とカビ取り剤を混ぜない

カビ取り剤はアルカリ性の強い洗剤のため、酸性洗剤と混ぜて使うと有毒な塩素ガスを発生させ大変危険です。

カビ取り剤を使う時は、同日に酸性洗剤を使って掃除を行わないようにしましょう。

マスクやゴム手袋をする

洗剤の成分を吸い込んだり、肌に付着してしまうと、気分が悪くなったり皮膚がただれる恐れがあります。

特にカビ取り剤は成分が強いので、使用する時はマスクやゴム手袋(眼鏡がある方は眼鏡もした方がよいでしょう)をして口や肌を保護するようにしましょう。

無理には外さない

エプロンは簡単に外すことができますが、やってみたものの上手く外れない時や、外したけれど元に戻すのが不安という場合は無理に外さず、掃除をクリーニング業者に依頼するのがよいでしょう。

自己流で外そうとしてしまうとパネルが割れたり、元通りにできなくなってお風呂の使用に支障が出てしまう恐れがあります。

エプロンの中の汚れの種類と原因


浴槽の外側を覆うようについているエプロンは、外すと浴槽との間に隙間があるため、ここに皮脂や石鹸カスを含んだお湯が流れ込むことで、浴槽や壁、床などに付着する皮脂汚れや石鹸カス、髪の毛、ごみなどがついてしまいます。

また、お風呂は湿気がこもって高温多湿になりやすい場所ですが、中でもエプロン内部は風通しがないので特に湿気が溜まりやすくなります。

ここにカビが発生すると、皮脂汚れや石鹸カスを栄養分にどんどんと繁殖していきます。

エプロン部分はお風呂掃除の時にいつも外して掃除をするわけではないので、気が付いたら汚れが蓄積してしまい、こすっても落としにくい頑固な汚れになってしまいます。

お風呂のエプロンの外し方


お風呂のエプロンは、業者の人しか外せないように思えますが、実は外し方はとても簡単です。

エプロンの下部に手を差し込み、そのまま一旦持ち上げた後、手前に引くようにずらすと外れる仕組みとなっています。

ただし、下をネジで留めているタイプの場合は、あらかじめネジを外してから上記の方法を行って下さい。

また、トイレとお風呂が一体型になっている場合や、一軒家や分譲マンションに納入されているタイプの浴室の中には、エプロン部分がないこともあります。

お風呂のエプロンを掃除する時にオススメの道具と洗剤!

カビ取り剤

エプロン部分は湿気がこもりやすく、一度も掃除したことがないという場合にはカビが大量に繁殖している可能性が大きいです。

そのため、最初からカビ取り剤を用意しておいた方がよいでしょう。

お風呂用洗剤(中性洗剤)

カビ以外の汚れはお風呂用洗剤で落とします。

お風呂用洗剤にはこの他に酸性洗剤もありますが、アルカリ性洗剤の中でも強力なカビ取り剤と酸性洗剤を同時に使うと危険のため、必ず中性洗剤を用意しましょう。

マスクとゴム手袋

お風呂は狭い空間のため、洗剤の成分が肌に付着したり、匂いで具合が悪くなってしまうことがあるので、マスクやゴム手袋をして掃除を行って下さい。

スポンジとブラシ

広い範囲はスポンジでこすって落としますが、狭い部分や細かい部分はブラシの方が汚れを落としやすくなります。

お風呂のエプロンの中の掃除頻度は?


お風呂のエプロン部分は、業者じゃなくても簡単に外して掃除ができることがわかりましたが、それでも毎日や週一回などのペースで掃除を行うのは至難の業ではないでしょうか。

エプロン掃除の頻度が多すぎると、だんだんと億劫になって遠ざかってしまうため、無理のない範囲で掃除を行うことが大切になります。

お風呂の使用頻度や人数にもよりますが、半年に一回の頻度で掃除を行えば、汚れがこびりついて落としにくくなったり、カビが大量に繁殖してしまい目も当てられないという状態は免れるようです。

半年に一回なら、重い腰をあげて何とか掃除できそうですよね!

ちなみに掃除をするタイミングとしては、カビが生えやすい梅雨の時期が明けたあたりがお勧めです。

エプロンの中の汚れを放置すると?


エプロン部分と浴槽との隙間(エプロン内部)は温度が上がりやすく、空気の流れが悪い高温多湿の環境になります。

そのため、掃除をせずに放置していると、カビがびっしりと繁殖していることがあります。

お風呂の掃除をこまめにしているにも関わらず、お風呂が何だか臭うように感じる時は、もしかしたらエプロン内部のカビの発生が原因かも知れません。

また、カビを吸い込んでしまうと健康に害が及ぶ恐れがあります。

特に抵抗力の弱い小さなお子さんや高齢者、アレルギー疾患を持っている方がいる場合は、カビを取り除いて衛生状態を良好に保つことが大切です。

お風呂の掃除業者の料金相場は?


お風呂の掃除をクリーニング業者に依頼する場合、料金の相場は15,000円ほどになっています。

ただし、ここにはエプロン内部の掃除は含まれていません。

エプロン内部の掃除はオプションに設定されていることがほとんどで、料金は5000円が相場です。

つまり、エプロン内部を含めたお風呂掃除の総額は、およそ20,000円になります。

ただし、業者によってはエプロン内部、鏡のウロコ取り、換気扇と言った、通常の掃除で行うには少し手間がかかる部分の掃除を受け付けているところもあります。

相場は15,000円ほどとなっているので、浴槽や壁、床と言った基本的な場所の掃除を行う必要がない場合は、このようなパックプランを利用してみるのもよいかも知れません。

まとめ

お風呂のエプロン部分は掃除を見逃してしまいがちですが、お風呂の中でも湿気がこもりやすく、カビが大量発生することもあります。

お風呂は体の汚れを取り除くだけではなく、心をリフレッシュさせる癒しの空間でもあるので、そのような場所が汚れているとリラックスできませんよね。

半年に一回の頻度で定期的に掃除を行い、綺麗な状態を維持するようにしましょう。

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