お風呂にできたピンクカビの掃除のやり方!原因と特徴について!

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お風呂掃除

お風呂のピンクカビは、見つけたらすぐに掃除を行って下さい。

なぜなら、ピンクカビが繁殖のスピードが早く、数日であっという間に広がってしまうからです。

ピンクカビを放置していると、やがてピンクカビよりも落としにくい黒カビも発生してしまいます。

そこで今回は、お風呂にできたピンクカビの掃除のやり方をご紹介します。

お風呂のピンクカビの掃除のやり方とポイント!

準備するもの

・キッチンハイター(キッチンブリーチでも可)
・洗車ブラシ
・バケツ

やり方

①バケツにキッチンハイターと水、またはお湯を入れて希釈します。

②洗車ブラシでよく混ぜ、汚れに塗っていきます。

③塗り終えたら5~10分放置します。

④水で洗い流して終了です。

ポイント

カビ取り剤がない場合は、主成分が同じ次亜塩素酸ナトリウムのキッチンハイターで代用することができます。
カビ取り剤とキッチンハイターでは濃度が異なるので、お風呂掃除に使う時は必ず薄めて使って下さい。

お風呂のピンクカビを掃除するときの注意点


お風呂のピンクカビはお風呂用洗剤(中性洗剤)で落とすことができますが、カビという名前のため、カビ取り剤を使う方も多いようです。

カビ取り剤で落とす場合、こすり洗いをする必要がないので楽ですが、使用にはいくつか注意する点があります。

換気を十分に行う

カビ取り剤はアルカリ性の洗剤で、成分濃度が高いため、とても強い匂いがあります。

お風呂のような狭い空間で使用すると、匂いや成分を吸い込んでしまい、体調不良になる恐れがあるので、使用時には窓を開けたり、換気扇を回すなどして、必ず十分に換気をした状態で使うようにして下さい。

マスクやゴム手袋を着用

成分を吸い込んでしまうのを防ぐために、マスクをつけるのもお勧めです。

また、アルカリ性洗剤が肌につくとタンパク質を溶かし、ただれやかぶれなどの原因になることがあります。

掃除にカビ取り剤を使う時は、必ずゴム手袋を着用しましょう。

酸性洗剤と混ぜない

しつこい水垢を落とす時などは中性洗剤では落ちないので、酸性洗剤を使うことがあります。

酸性洗剤とカビ取り剤(塩素系漂白剤)を混ぜると、有毒な塩素ガスを発生させるので大変危険です。

カビ取り剤を使って掃除を行う時は、同時に酸性洗剤は使わないようにしましょう。

ピンクカビができる原因と特徴


ピンクカビは「カビ」と言っていますが、実際にはロドトルラという名前の「酵母菌」です。

黒カビとは違い、人の体に害は与えないと言われているものの、免疫力の低い赤ちゃんや高齢者がいる家庭では、気を付けた方がよいでしょう。

ロドトルラは空気中にいる菌ですが、水場を好み、水だけで繁殖可能のためお風呂は絶好の場所になります。

ピンクカビは繁殖スピードが早く、見つけてからわずか2~3日の間に一気に広がります。

石鹸カスを栄養分にして急速に繁殖するので、床やシャンプーボトルの底、椅子の足部分などに発生しやすいと言われています。

お風呂のピンクカビを予防する方法は?

換気をする

高温多湿はカビにとって繁殖の好条件。

特にピンクカビは水だけでも繁殖可能のため、湿気を逃すことが繁殖を抑えるポイントになります。

お風呂を使った後は窓を開ける、換気扇を回す(浴室乾燥機付きならなおよし)など、十分な換気を行うようにしましょう。

お湯で洗い流す

ピンクカビを予防するには、お風呂に入った後に床や壁、浴槽などを掃除するのが一番ですが、毎日行うとなると面倒に感じてしまいますよね。

そこでお勧めなのが、お湯で全体を洗い流す方法です。

カビは50℃以上の温度に弱いと言われているので、ピンクカビのつきやすい床やシャンプーボトルの底などをお湯で流しましょう。

ただし、お湯を使うと湿度が上がるので、その後に水で洗って湿度を下げるようにして下さい。

水気を切る

水で洗い流した後は、水切りワイパーやクロスを使って水気を拭き取っておきましょう。

ピンクカビを放置するとどうなる?


ピンクカビは黒カビとは違い、人の体に害を与えるものではないと言われています。

そのため、見つけても放置してしまう場合もあると思いますが、繁殖のスピードは黒カビよりも早いので、あっという間に周囲に広がり、汚れが目立つようになってしまいます。

また、ピンクカビが発生する場所は、同時に黒カビが発生しやすい場所とも言えます。

汚れをためておけば、黒カビにとって十分な栄養分があるということになり、ピンクカビよりも落としにくく、なおかつ人の体に害を及ぼす黒カビの繁殖を招いてしまうでしょう。

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ピンクカビは、黒カビのように奥深くまで根を生やしているわけではないので、お風呂用洗剤(中性洗剤)とスポンジで軽くこするだけで簡単に落とすことができます。

ただし、洗剤を洗い流した後に水が残っていると、そこからまた繁殖してしまうので、水気をしっかりと拭き取っておくことが大切です。

スポンジ越しとは言え、ピンクカビに触れたくないという方は、カビ取り剤を吹きかけてしばらく置いた後、水で洗い流してもよいでしょう。

スポンジでこすり洗いをするとスポンジでピンクカビが付着してしまうので、スポンジを汚すことなく掃除をしたいという場合にもお勧めです。

カビ取り剤を使用した時も、水気は拭き取るようにして下さい。

お風呂の掃除頻度はどのくらい?


お風呂掃除は基本的には毎日行うのがお勧めです。

なぜなら、お風呂に入れば必ず汚れがつくからです。

お風呂につく皮脂汚れや石鹸カス、水垢は、汚れとしてはあまり目立つ色をしているわけではありませんが、汚れを放っておくと皮脂汚れや石鹸カスなどを栄養分に、黒カビやピンクカビが増殖してしまいます。

そのため、お風呂を使ったら掃除をする(毎日お風呂に入るなら、毎日掃除)をするのが基本となるのです。

ただし、毎日の掃除は簡易的で構いません。

汚れがつきやすい場所を軽くこすり洗いするか、どうしても面倒なら水をかけて流すだけでもOKです。

その代わり、週に一回は隅々まで丁寧に掃除を行いましょう。

「毎日の簡単掃除」と「週一回の丁寧掃除」の組み合わせによって、お風呂を綺麗に保つことができます。

ピンクカビができやすいお風呂の箇所は?


ピンクカビは水が溜まりやすい場所で、なおかつ石鹸カスを栄養分にして一気に繁殖するため、床やシャンプーボトルなどの底に発生しやすいと言えます。

ピンクカビは黒カビとは違い、見つけた時に軽くこすると落ちるので、「完全に除去した」と思いがちですが、目には見えなくても菌が留まり、再びその場所で繁殖をしてしまいます。

そのため、ピンクカビがなくても、水や石鹸カスの多い場所にはピンクカビがいると思って対処した方がよいでしょう。

まとめ

お風呂のピンクカビは、汚れ自体は簡単に落とせますが水があれば発生するので、すぐにまた新しくできてしまうという意味で厄介者です。

発生→掃除のいたちごっこを回避するには、ピンクカビが発生しにくい環境を作ることが大切です。

お風呂に入ったら、軽くでよいので掃除をし、水を流して水拭きをしましょう。

どうしても掃除が面倒という場合は、50℃くらいのお湯を流した後に水を流し、タオルやクロスなどで水を拭き取るだけでも構いません。

ちょっとした手間は必要ですが、ピンクカビの発生や繁殖を防ぐことができます。

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