トイレの床についた黒ずみが綺麗になる掃除方法と注意点!

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トイレ掃除

便器や便座は毎日のように掃除をしていても、床はあまり掃除をしないという方は多いかもしれません。

しかし、トイレの床は便器と同じくらい汚れがつきやすい場所。

「トイレマットを敷いているから大丈夫」と思っていても、そのトイレマットに汚れがついていたら、嫌な臭いの原因になります。

トイレの床の掃除を怠っていると、汚れが蓄積して落としにくい黒ずみになってしまいます。

そうなる前に、トイレ掃除の際には床も綺麗にすることを意識してみましょう。

トイレの床についた黒ずみが綺麗になる掃除方法!

準備するもの

・バケツ
・お湯(60℃)
・オキシクリーン
・メラミンスポンジ
・雑巾
・ゴム手袋

やり方

①バケツにお湯とスプーン半分程度のオキシクリーンを入れてよく溶かします。

②オキシクリーン液にメラミンスポンジを浸け、床の汚れている部分を軽くこすります。

③雑巾をオキシクリーン液で濡らして拭いていきます。

ポイント

オキシクリーン液は熱いので、取り扱いに注意して下さい。
トイレの床の素材によっては、オキシクリーンは使用しない方がよい場合があります。

床の黒ずみを落とすときの注意点

汚れの原因によって使用する洗剤は異なる

トイレの床に黒ずみがつく原因は一つではありません。

また、原因によって使うべき洗剤が異なり、間違った洗剤を使っても汚れは落ちないため、汚れを落とすのに強くこすりすぎて床の素材を傷めてしまうことがあります。

必ず、汚れの原因に合った洗剤を選んで使うようにして下さい。

酸性洗剤と他の洗剤は一緒に使わない

最初に酸性洗剤を使ってみても汚れが落ちなかったからと、続けて塩素系漂白剤やアルカリ性の洗剤を使ってはいけません。

化学反応によって有毒ガスが発生して大変危険です。

酸性洗剤を使った時は、その日は他の洗剤を使わないようにしましょう。

トイレの床掃除の頻度はどのくらい?


トイレの床を綺麗に保つには、トイレ使用後に汚れが気になったらその都度、サッと拭き掃除をしましょう。

さらに、週に一回は隅々までしっかりと掃除をするのがお勧めです。

トイレは床に限らず、毎日のちょっとした汚れを溜め込んでしまうことで、気が付いた時にはこびりついて落としにくい汚れになってしまっています。

頑固な汚れは軽く拭き取るくらいでは落とせないので、掃除をするのが面倒になり、さらに先延ばしにする・・と悪循環に陥ってしまいます。

そうならないためには、毎日のちょっとした掃除と週一回のしっかり掃除を組み合わせるのが効果的です。

トイレの床の黒ずみにオススメの洗剤!


トイレの床の黒ずみを落とすには、汚れの原因に応じて洗剤を選ぶのがよいでしょう。

ここでは、汚れの原因別にお勧めの洗剤をご紹介します。

トイレの床に黒ずみがつく原因については、次で詳しく解説しているのでこちらでは割愛します。

尿の飛び散り

尿の飛び散りは放っておくと黄ばみや悪臭の原因になるため、見つけたらすぐに対処するようにしましょう。

尿がついて時間が経つと水分が蒸発し、尿石になります。

尿石はアルカリ性の汚れのため、酸性洗剤を使うと汚れを中和して分解しやすくします。

ただし、トイレ掃除によく使用される『サンポール』などの強い酸性洗剤は、床の素材によっては使用すると傷みの原因になるため、酸性度の弱いクエン酸などから試してみるのがよいでしょう。

カビ

カビはホコリなどが押し固まって雑菌が繁殖し、汚れが酸化しています。

そのため、カビは酸性の汚れになります。

酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤を使うとよいでしょう。

酸性洗剤を使う際の注意と同様に、アルカリ性洗剤もいきなり強い洗剤を使うのはNGです。

重曹やセスキ炭酸ソーダなど、弱アルカリ性の洗剤から使ってみて、素材が傷付かないか確認をしながら掃除を進めて下さい。

皮脂汚れ

皮脂汚れも酸性の汚れになるので、アルカリ性の洗剤がお勧めです。

「尿の飛び散りでできた黒ずみかな?」と思って、酸性洗剤を使っても汚れが落ちない場合は、カビや皮脂汚れの可能性があるのでアルカリ性の洗剤を使ってみましょう。

トイレの床に黒ずみがつく原因

尿の飛び散り

男性が立ったまま用を足すと便器の外に尿が飛び散り、床を汚してしまいます。

床についた尿は水分が蒸発し、カルシウムなどのミネラルが結晶化して尿石になります。

尿石に雑菌が繁殖すると、アンモニアを発生させてトイレ特有の嫌な臭いの元になるだけではなく、黄ばみや黒ずみの原因になります。

カビ

トイレには目に見えないホコリがたくさん浮いているので、床に落ちた分が足によって踏み固められると、そこに雑菌が繁殖してカビが発生し黒ずんだ汚れになります。

トイレはタンクに常に水が溜まっているので湿気がこもりやすく、カビが生えやすい環境であると言えます。

皮脂汚れ

足裏の皮脂汚れが床につき、黒ずんだ汚れになります。

トイレマットやスリッパを置いておらず、家の中は裸足で過ごしている場合は皮脂汚れがつきやすくなります。

皮脂汚れはホコリと混ざり合うことで、さらに頑固な汚れになることもあります。

どうしても黒ずみが落ちないときの対処法!


思うように黒ずみが落ちない時は、クリーニング業者に掃除を依頼するのがよいでしょう。

一般的に購入できる洗剤を使っても汚れが落ちないなら、プロの手にお任せするのが安心です。

無理にこすったり、強い洗剤を使いすぎてしまうと、床を傷めてしまい原状回復が難しくなる可能性があります。

最悪の場合、床のリフォームが必要になってしまうかも知れません。

また、床の汚れは見分けが難しい面があり、表面についている黒ずみだと思ったら、実はワックスと床の間に汚れが挟まっていることもあります。

このケースでは、当然ながら表面をこすっても落とすことができません。

剥離剤を使ってワックスを剥がし、汚れをとる必要があるのですが、こちらも自力で行うのは難しい場合や、賃貸住宅では大家さんや管理会社の許可が必要になることもあります。

黒ずみを防ぐオススメの方法!

換気を行う

湿度が高いとカビが発生しやすくなるので、トイレに窓がついている場合は窓を開ける、特に来客の予定がなければドアを開けておくなど、トイレ内に湿気がこもらないようにしましょう。

また、換気扇を24時間つけっぱなしにしておくのもよいでしょう。

汚れたらすぐに拭き取る

トイレ使用後に汚してしまったことに気付いたら、その都度トイレ用シートなどで拭き取れば、汚れが溜まってしまうことはありません。

軽い汚れであれば、トイレ用掃除シートで十分汚れをとることができます。

トイレ内に常備して、いつでもすぐに使えるようにしておきましょう。

トイレマットを敷く

トイレマットを敷いておくことで、汚れが直接床につくことはなくなります。

しかし、トイレマットに尿がついてしまうと、トイレマットから嫌な臭いがするようになりますし、梅雨時には床とマットの間が湿ってカビが生えてしまうことがあります。

トイレマットを使う場合は、こまめに取り換えるようにして下さい。

まとめ

トイレの床は思っている以上に汚れがついており、掃除を怠っていると黒ずみや嫌な臭いの原因になってしまいます。

また、黒ずみになってしまうと軽い拭き掃除では汚れを落とせなくなり、その分掃除が大変になってしまいます。

頑固な汚れを防ぐには、汚したらその時にすぐ拭き、週に一回は隅々までしっかりと掃除する習慣をつけましょう。

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