熱に強く錆びにくいという特徴を持ったチタンですが、強度も高くとにかく頑丈で汚れにくいフライパンを求めている方にとっては最適なフライパンとして使っている人も多いです。
そこで、今回はこのチタン製フライパンを使っていて焦げが発生してしまった人向けに、簡単な落とし方についてまとめていきます。
そもそも、そういったトラブルが発生しにくいと言われているチタン製フライパンで焦げが発生してしまう原因は何なのか、防ぐ方法はあるのかもまとめていきましょう。
チタン製フライパンの焦げの簡単な落とし方!
参照URL:https://item.rakuten.co.jp/welfare-channel/horietiara/
チタン製のフライパンはチタンという特性上、比較的軽くて扱いやすく、錆に強くて変形しにくいという特性が出ています。
また、チタン製のフライパンは基本的にテフロン加工したフライパンやステンレス製のフライパンと対応の仕方が同じになるので、そちらの焦げ落としと似たようなやり方になるでしょう。
準備するもの
・タワシ
・ゴム手袋
・クレンザー
・不織布研磨剤
・ラップ
・雑巾
・マイクロファイバークロス
やり方
基本的なやり方は重曹を沸騰させてアルカリ性の性質を高めた重曹水にし、それを放置することで焦げを柔らかくしてから擦り洗いするというやり方です。
これはアルカリ性の洗剤が使えるタイプのフライパンや鍋ならば一般的なやり方となっているため、筆者は購入したフライパンや鍋がこの方法が可能かどうかを説明書でチェックします。
チタン製は基本的にこのやり方がOKなので、重曹を使った方法で綺麗にしましょう。
それでもダメならクレンザーを使うというやり方にシフトします。
チタン製のフライパンで焦げ付きを落とす方法
①焦げがきちんと浸るぐらいの水を入れる
②その中に重曹を水200mlに対して小さじ1杯の割合で入れる
③そのまま沸騰させて15分ほど煮込む
④火を消して1時間ほど放置する
⑤沸騰した重曹水を捨てて、焦げをたわしで擦り洗いする
⑥この段階で焦げが落ちたのなら流水で洗い流して拭いて水気を飛ばせば作業終了、焦げが落ちなかったのなら不織布研磨剤や丸めたラップにクレンザーを塗布する
⑦クレンザーを塗布した不織布研磨剤やラップで擦り洗いする
⑧擦り洗いが終わったら水で濡らして固く絞った雑巾で丁寧に拭いていく
⑨乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばして終了
ポイント
チタン製フライパンの焦げを掃除する時の注意点
チタン製のフライパンで焦げ掃除をする時の注意点はまず、沸騰した重曹水の扱いです。
普段使いで重曹を用いている人は、そのときと同じような用い方をしてしまいがちですが沸騰重曹水はpHが8から10程度にアップするので性質がかなり違います。
pHが8程度ならば直接触っても特に影響が無いという人も多いのですが、これが中央値である7から3も離れているレベルになると強めのアルカリ性となるので、そういった人でも影響が出る確率がかなりアップします。
なので、直接触るのはNGと考えてください。
そもそも、沸騰させているので火傷のリスクがありそういった意味でも直接触るのはNGとなっています。
他の注意点としてはチタンは熱しにくくて冷めにくいという性質があるという点です。
今回は重曹水を沸騰させるためにそれなりの時間温める必要がありますので、チタン製のフライパンもしばらくは熱いままでしょう。
時間が経過したから重曹水を捨てて掃除する作業に入った時でもまだ熱い可能性があるので、火傷には十分気をつけてください。
また、クレンザーや不織布研磨剤で削るという作業はやり過ぎるとチタンでも悪影響が出るという指摘もありますので、焦げがひどい箇所に限定して用いて広い範囲では使わないようにした方がいいでしょう。
チタン製フライパンが焦げる原因は?
参照URL:https://item.rakuten.co.jp/canpanera/s06090/
チタンはその性質上錆が発生しにくいのですが、錆が出にくい素材でも焦げによる汚れは出る可能性があります。
基本的に焦げが出る行動は他のフライパンと一緒なので、そちらをまずは見ていきましょう。
こういった原因と材質の特徴による発生のしやすさやし難さが混じり合うことで焦げが出るかどうかが変わってきます。
チタンならば熱伝導が悪いためついつい強火にしてしまいがちですが、そこでの時間調整をミスってしまい温度管理を間違えることで焦げが発生する可能性があります。
焼きムラが出やすいためについつい強火にしてしまった結果焦げが発生するというケースもあるでしょう。
あとは、油の量のミスや入れ忘れなどが原因となってきます。
チタン製フライパンの焦げを防ぐ方法!
参照URL:https://item.rakuten.co.jp/bellevie-harima/t-fal-075/
チタン製のフライパンで焦げを防ぐには先ほど紹介した焦げが発生する原因に気をつけるだけである程度は防げます。
あとは強火で急に温めるのではなく弱火でじっくりと温めて焼きムラを出にくい状態にしましょう。
焼きムラが出にくい状態になればそれだけ無理に加熱することもなくなるので、焦げが発生する確率も下がります。
あとは、強火で調理する必要があるチャーハンといった料理を作らないことも重要でしょう。
そういった強い瞬間火力が必要な料理とチタン製のフライパンや鍋は相性が悪いと考えて使わないようにすることが大切です。
焦げが落ちない時の対処法はこちら!
参照URL:https://item.rakuten.co.jp/bellevie-harima/t-fal-133/
焦げが落ちない時は、ヤスリやクレンザーなどを使って削ってしまいましょう。
チタン製のフライパンならば多少強気に擦っても問題ないので強気の擦り洗いが推奨されます。
ただし、今回紹介した沸騰した重曹水を用いたやり方で焦げをかなり落とすことができるので、このやり方でも落とせないレベルの焦げはなかなか発生しないと思います。
フライパンの素材によって焦げの落とし方が違う?
フライパンの素材によって焦げの落とし方は違います。
材質によってコーティングを剥がしたらNGだったり、アルカリ性の洗剤が使えなかったりするのでそういった物に対しては対処法が異なるのです。
アルカリ性の洗剤が使えないのならクエン酸といった酸性洗剤を使う事になりますし、削るのがNGならばヤスリやクレンザーを使わないで綺麗にする必要が出てきます。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はチタン製フライパンの焦げの簡単な落とし方を紹介しました。
チタン製のフライパンや鍋はかなり高価ですが、値段に見合った性能をしていることが多いです。
それだけ焦げが発生する確率も少なめなのですが、使い方によっては多発するという意見もありました。
そういった人達は重曹を使ったケアを意識するようにしましょう。
コメント