無水鍋の焦げの簡単な落とし方とポイントや注意点!

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キッチン

水なしで調理ができる鍋ということで使い方がちょっと独特なのが無水鍋です。

今回はこの無水鍋における問題点でもあり焦げ付きやすさをどうにかするために、焦げの簡単な落とし方とポイントや注意点を紹介します。

無水鍋にそもそも焦げが発生してしまう原因はなんなのか、正しい使い方とはどのようなものなのか、掃除頻度はどの程度がいいのかなど無水鍋のメンテナンスにまつわるお話を色々としていきます。

無水鍋の焦げの簡単な落とし方とポイント!


無水鍋の焦げを落とす方法はいくつかありますので、今回は複数のやり方をまとめて紹介します。

掃除のやり方は簡単な方なので、苦戦することはないでしょう。

準備するもの

・クレンザー
・ラップ
・お酢
・ゴム手袋
・雑巾
・マイクロファイバークロス
・木製ヘラや竹製ヘラ

やり方

やり方はとってもシンプルで、一言でまとめると水を温めて焦げを柔らかくして擦り洗いするだけです。

ただし、これだけでは落ちないことがありますので他の方法と組み合わせていきます。

基本は上記の通りだと考えてください。

■無水鍋の焦げを掃除する方法

①無水鍋に水を入れて少量のお酢を入れる

②蓋をして中火で沸騰させる

③沸騰させたら火を消して10分程度放置する

④スポンジにクレンザーを塗布して磨く

⑤洗い流して水で濡らして固く絞った雑巾で全体を丁寧に拭く

⑥マイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばす

⑦焦げが落ちたか確認する、落ちていたらここで終了

⑧焦げがまだ残っているのなら焦げが発生している内側の部分がしっかりと日光に当たるようにして1日から1週間程度天日干しする

⑨天日干しが終わりしっかりと乾燥しているのなら木製ヘラや竹製ヘラで擦ると焦げが簡単に落ちる

⑩流水で洗い流してからマイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばしたら終了

しつこい焦げを天日干しなしで掃除する方法(IH限定)

①ゴム手袋を着用してクレンザーを蓋を含めた鍋全体に塗っていく

②水を鍋の3分の1ぐらいまで入れて蓋を閉める

③サランラップで鍋全体を包む

④中火で沸騰するまで温める

⑤沸騰したら弱火にして10分程度放置する

⑥火傷に注意しながらラップを外す

⑦さらにクレンザーを鍋全体にふりかける

⑧外したラップを丸めて鍋全体を擦り洗いする

⑨水で丸洗いする

⑩水で濡らして固く絞った雑巾で丁寧に拭く

⑪マイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばす

ポイント

・天日干しは雨で濡れないように雨の日は軒下に移動させるようにすること
・天日干しの期間は天候や汚れ具合によってかなり変わってくるのである程度自分で見極めるしかない
・効率のいい方法がクレンザーを全体に塗ってからラップで覆って温めて擦り洗いする方法だが、これはノーマルのガスコンロでは使えないやり方なので要注意
・水を温めるときに強火にはしない
・掃除が終わった後はしっかりと水気を飛ばすこと

無水鍋の焦げを掃除する時の注意点!


無水鍋を掃除する時の注意点はあまりゴシゴシと擦らないことです。

耐久性が優れているためある程度は強く擦っても問題ないという意見もありますが、できれば擦りたくないのが本音だと思います。

調べた限りだと無水鍋の中にはフッ素加工処理が施されているタイプがあり、このフッ素加工処理がクレンザーや金ブラシなどを使った擦り洗いで落ちる可能性があるとのことです。

また、他の鍋掃除に用いることが多い重曹やセスキ炭酸ソーダといったアルカリ性洗剤は変色や腐食の原因となりかねないので使わない方がいいでしょう。

無水鍋に焦げがつく主な原因は?


そもそも無水鍋に焦げが発生する原因は何なのでしょうか。

その理由はいくつかありますが、大きくまとめると誤った使い方をしてしまった事によるところが大きいです。

その誤った使い方の代表格が加熱の仕方のミスと水分の調整のミスにあります。

たとえば、無水鍋は水分が少ない素材を調理するときに強火で調理すると焦げが発生する確率が上がるという性質があるのです。

無水鍋を使うと基本的に水は絶対にいらないというイメージが先行してしまいますが、乾燥している食材を使う時は少量の水を入れた方がいいということを覚えておいた方がいいです。

わかりやすいのがお肉を煮込むときに無水鍋を使って焦げが発生するというパターンで、肉は水分が出やすい野菜と一緒の扱い方をすると水分がほとんど出ないので高確率で焦げます。

これが玉ねぎなどの野菜と一緒に煮込むのならばそちらの水分でカバーできるのですが、肉単体で煮込むときにはある程度の水分補給が必要なのです。

また、無水鍋を使う時はできるだけ調理前に中火で予熱しておくことが重要なので、調理前に予熱してから対応すると焦げが発生する確率が下がってくるでしょう。

予熱が大丈夫かどうかを判断するには無水鍋に水滴をいくつか垂らして球のように転がるかどうかをチェックするだけです。

ここで水滴が転がる状態ならば予熱OKなので食材を投入しましょう。

また肉はこれでも焦げ付きに繋がる可能性があるので、クッキングペーパーなどを使って対応するのも世界と言えます。

掃除頻度はどのくらいがオススメ?


掃除頻度についてですが、基本的には使う度に調理器具は手入れする必要があるので頻度について明確にするのはちょっと難しいです。

今回のような焦げが発生してしまったときの対処法というのは焦げの発生具合によって実行するかどうかが変わってくるので、明確な期間を設けることができません。

逆に、無水鍋を使ってほとんど調理しないという方ならば焦げ付きが発生する確率はとっても低くなるので今回紹介した掃除方法を1回も実行しない可能性すらあるでしょう。

なので、自分の家にある無水鍋の汚れ具合から判断してこういった掃除をするかどうかを考えてください。

焦げを予防する効果的な方法!


焦げを予防するにはとにかく調理するときに、水分量の調整と火加減を調整すること、そして予熱することが大切です。

この熱と水分をきちんとコントロールすれば肉でも焦げ付く確率がグッと下がります。

意識して肉や魚を調理するとどうしても焦げてしまうという人は、無水鍋に水分が出やすい野菜を底に敷くようにするといいでしょう。

こうやってから魚や肉を調理することで焦げが発生する確率が一気に低下します。

無水鍋の焦げがどうしても落ちない時の対処法


無水鍋の焦げ付きがどうしても落ちない時はクレンザーなどを使って擦り洗いするしかないでしょう。

これは無水鍋を扱っている公式ホームページの『無水鍋のよくあるご質問 | 無水鍋®のHALムスイ ~お台所から始まる幸せの物語~』というページにも色々と書いてあります。

公式さんからの意見としては最初は洗剤やクレンザーやナイロンたわしで対応し、それでも落ちないのなら鍋に水を入れて、再加熱させて擦り落とすことを推奨しています。

それでもダメなら金だわしで擦るといった対応を推奨しているのです。

このように段階を経ながら削り落とすようにしましょう。

公式ホームページ『無水鍋のよくあるご質問 | 無水鍋®のHALムスイ ~お台所から始まる幸せの物語~

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は無水鍋の焦げの簡単な落とし方とポイントや注意点を紹介しました。

ネット上の鍋の手入れ方法を色々と調べてまとめてきた筆者ですが、その中でも一番取り扱っている情報が少なかったのが無水鍋です。

それだけ取り扱いに関してはちょっと特殊な存在である可能性が高いので、使う前にきちんとメーカーによる取扱説明書を読んだ方がいいでしょう。

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