漂白剤を使ったトイレ掃除のやり方やポイント、注意点は?

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トイレ掃除

漂白剤は汚れをスッキリと落として、白く綺麗に仕上げてくれる洗剤です。

トイレ掃除に使用する方も多いと思いますが、漂白剤をトイレ掃除に使う時にはどのようなことに気を付けるとよいのでしょうか。

そこで今回は、漂白剤を使ったトイレ掃除のやり方やポイント、注意点などを解説します。

漂白剤を使ったトイレ掃除のやり方やポイント!

準備するもの

・500mlのペットボトル

・水

・塩素系漂白剤

・ゴム手袋

・トイレットペーパー

・泡ハイター

やり方

・ペットボトルに水を入れ、塩素系漂白剤をキャップ2杯分注ぎます。

・ゴム手袋をし、換気をします。トイレットペーパーに作った液を沁み込ませます。

・汚れが気になるところを拭いていきます。必ず最後に水拭きをして下さい。

・水が流せるところは泡ハイターを使います。

ポイント

他の洗剤を使って、同時に掃除をしないようにして下さい。

漂白剤をトイレ掃除に使う時の注意点は?

他の洗剤と混ぜない

漂白剤を掃除に使用する時は、それだけを使うようにして下さい。

直接混ぜ合わせなくても、便器に前の洗剤が残った状態で漂白剤を使うと、有毒ガスが発生して危険です。

ゴム手袋や眼鏡をする

漂白剤を素手で扱うと、皮膚についた時にただれや炎症を起こすことがあります。

目に入るのを防ぐために、眼鏡をかけるなど予防をしましょう。

換気をする

窓を開ける、換気扇を回す、ドアを開けっぱなしにするなど、匂いが充満しないように必ず換気をして下さい。

トイレ掃除にオススメの漂白剤はこちら!


漂白剤には酸素系漂白剤と塩素系漂白剤、還元性漂白剤の3種類がありますが、トイレ掃除には3つとも使用することができます。

3つの中で一番漂白力が弱いのは、酸素系漂白剤になります。

酸素系漂白剤は過炭酸ナトリウムが主成分で、トイレ掃除以外にも洗濯物の柄物洗濯など、様々な用途に使うことができます。

ワイドハイター(粉末)やオキシクリーンなどが代表的な製品です。

塩素系漂白剤は、次亜塩素酸ナトリウムが主成分で、独特のツンとした匂いが特徴です。

酸素系漂白剤よりも漂白力や殺菌力に優れているので、しつこい汚れには塩素系漂白剤がお勧めです。

トイレハイターやキッチンハイターなどが代表的な製品になります。

そして、あまり聞き馴染みのない還元性漂白剤は、漂白剤の中で最も漂白力が高くなり、塩素系漂白剤や酸素系漂白剤では落ちない黄ばみ汚れなども落としてくれます。

代表的な製品にはハイドロハイターがあります。

漂白剤を使ってもトイレの汚れが落ちなかった時は?


トイレの汚れを落とす時は、汚れの原因に合った洗剤を選ぶことが大切です。

漂白剤は洗剤の中でも高い洗浄効果が期待できるものですが、いくら洗浄効果が高くても、汚れに合っていなければ落としにくくなってしまいます。

毎日のちょっとした汚れを落とすなら中性洗剤で構いませんが、こびりついた尿石やしつこいカビには塩素系漂白剤を使うのがお勧めです。

尿石は酸性洗剤も効果が期待できますが、酸性洗剤で落とせなかったからといってすぐに塩素系漂白剤を使うのはNGです。

酸性洗剤と塩素系漂白剤が混ざると有毒ガスが発生するため、同日に使用するのは止めて下さい。

汚れに合った洗剤を使っても汚れが落ちない時は、耐水ペーパーなどで汚れを削り落とす方法もありますが、強く擦り過ぎてしまうと便器を傷つけ、返ってそこに汚れが溜まりやすくなってしまうので、使用には十分に注意をして下さい。

トイレの掃除の頻度はどのくらい?


トイレの掃除は、一週間に一回の「しっかり掃除」と、毎日の「サッと掃除」の組み合わせがよいと言われています。

しっかり掃除の時は、床や壁、便器、便座、タンク、棚など汚れがつくところ専用の洗剤などで掃除します。

一方、毎日のサッと掃除では、汚れがついたところをトイレ用クリーナーなどで拭き掃除をします。

トイレの汚れは溜め込んでしまうことが一番よくないので、汚れを溜め込まないためにも「しっかり掃除」と「サッと掃除」を行うのがよいでしょう。

トイレの主な汚れの原因は?


トイレの主な汚れの原因は、水垢、尿石、カビの3つです。

水垢は水が流れるところならどこでもできますが、キッチンの流し部分に白く浮いた汚れを見かけたことはないでしょうか?

あれも実は水垢で、残った水が蒸発し、水に含まれているカルシウムなどのミネラルが結晶化したものになります。

トイレの場合、便器が白いことが多いのであまり水垢が目立たなかったりしますが、結晶になって便器などに張り付くため、そこに汚れが溜まりやすくなります。

尿石は残った尿が蒸発し、尿に含まれているカルシウムなどのミネラルが結晶化したものになります。

汚れになる原理は水垢と同じですが、尿にはアンモニアが含まれるため、黄色い汚れになり雑菌が繁殖して嫌な臭いがします。

また、湿気が多く、室温も高いトイレ内ではカビも発生しやすくなります。

便器やタンク内部などに黒っぽい汚れがある時は、その汚れの原因はカビになります。

トイレの汚れをそのままにしておくとどうなる?


トイレが汚れていると、見た目が不潔ですし、臭いも気になります。

しかし、トイレの汚れをそのままにしておくのは、単に見た目や臭いの問題だけではなく、最悪の場合、高額な修理代がかかってしまう恐れがあります。

便器やトイレ内部についた尿石やカビが剥がれ落ちると、配管へと流れていき、配管を詰まらせることがあるのです。

配管が詰まってしまうと、便器から水が溢れてしまい、修理が必要になります。

配管の修理には一般的に7,000円~15,000円ほどかかってしまいます。

高圧洗浄機で配管を掃除する場合には、15,000~38,000円ほどかかることもあるので、トイレの汚れは放っておかず、すぐに掃除して綺麗にするようにしましょう。

トイレの汚れを防ぐオススメの方法!

汚れはすぐに落とす

使用後に汚れに気付いたら、トイレ用クリーナーで便座を拭く、洗剤を便器にかける、床や壁を拭くなど、サッと掃除をするだけで汚れが溜まりにくくなります。

男性には座って使用してもらう

立って用を足すと、便器の封水(溜まっている水)に尿が跳ね返り、床や壁、便座、便器のふちなどに汚れがつきやすくなります。

座って用を足してもらうだけで、汚れを抑えることができます。

スタンプタイプの洗剤を使う

最近は便器に洗剤を含んだスタンプを押して、水を流すたびに便器を洗浄してくれる製品が販売されています。

使用の回数にもよりますが、一回のスタンプで一週間程度は汚れを落としてくれるそうです。

自分でできない時は業者にお願いしよう!


トイレの掃除は、汚れの種類によって使う洗剤を変える必要があったり、こびりついた汚れをむやみやたらに強く擦ってはいけないなど、知識が少ない状態で行うのは難しい場所と言えます。

自己判断で行ってしまうと、便器などを傷める原因となってしまうので、自分にはできないと思った時はクリーニング業者に依頼するのがよいでしょう。

トイレ掃除は業者によって料金に差があり、7,000~12,000円が相場となっています。

安いからと言って安易に決めてしまうと、掃除をして欲しかった場所がオプションに含まれている場合もあるので、必ず掃除の内容や範囲を確認するようにしましょう。

まとめ

トイレの頑固な汚れには漂白剤がお勧めです。

漂白剤には酸素系漂白剤、塩素系漂白剤、還元性漂白剤の3種類があり、どれもトイレ掃除に使うことができますが、漂白力は酸素系漂白剤→塩素系漂白剤→還元性漂白剤の順で強くなります。

漂白剤を使う時は必ず換気をし、ゴム手袋や眼鏡で手や目を保護するようにしましょう。

また、他の洗剤と同時に使わないようにして下さい。

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