トイレの頑固な尿石の落とし方!頻度はどのくらい?

スポンサーリンク
トイレ掃除

トイレ掃除の頻度を調査すると、毎日もしくは週一回以上掃除する人が全体の6割を占めています。

きちんとトイレ掃除をしているなら、トイレはいつでも綺麗でピカピカ!に思えますが、掃除をしている人の中には掃除はちゃんとしているのに、トイレが何となく臭い、便器に黄色く変色しているなど、気になることがある場合が多いようです。

トイレの臭いや黄ばみは、尿石が原因となっている可能性が高いです。

尿石は尿の水分が蒸発してカルシウムなどのミネラルが結晶化したものですが、雑菌が繁殖しやすく、トイレ独特の嫌な臭いとなるアンモニア臭を発生させます。

放置しておくと剥がれ落ちた尿石が配管に詰まることがあるため、尿石はしっかりと落とすことや、そもそも尿石がつかないような掃除を行う必要があります。

そこで今回は、すでについてしまった尿石の落とし方を解説します。

トイレ掃除で役立つ尿石の落とし方やポイント!

準備するもの

・サンポール
・歯ブラシ
・茂木和哉トイレ尿石落としジェル
・ビニール手袋(使い捨て)

やり方

・サンポールなどの洗剤をつけて尿石を落とします。

・頑固な汚れはシートにサンポールを沁み込ませて、汚れにつけて浸け置きをして下さい。その際、一時間放置して、汚れがとり切れていないと思ったらもう一時間ほど放置するようにして下さい。

・サンポールで汚れが取り切れなかった場合、茂木和哉トイレ尿石落としジェルを使用してみましょう。ビニール手袋をはめた指にジェルを乗せ、便器裏を指でなぞってジェルを付着させます。そのまま放置してから流しますが、汚れがとれない時は歯ブラシで軽く擦るとよいでしょう。

ポイント

歯ブラシを熱湯につけ、L字曲げると便器の裏をこすりやすくなります。
また、毛先を揃えて切っておくと洗浄力がアップするのでお勧めです。

尿石を落とす時の注意点


こびりついた尿石を綺麗に落とすために、より洗浄力の強力な洗剤を使うことがありますが、頑固な尿石を落とすくらいの威力がある洗剤というのは、それだけ成分が強いという意味にもなります。

皮膚に付着するとただれたり、目や口に入ってしまうと大変危険のため、扱いには十分に注意するようにしましょう。

また、トイレの主な汚れには尿石とカビの2種類あり、尿石には酸性洗剤が、カビには塩素系漂白剤がよいと言われています。

しかし、酸性洗剤と塩素系洗剤は混ぜると有毒ガスを発生させ、大変危険です。

尿石とカビの両方を落としたい時は、先に使った洗剤をしっかりと洗い流すか、別日に掃除をするようにして下さい。

トイレについた尿石を落とす頻度は?


トイレについた尿石は、尿石になってしまってからでは落としにくくなるので、尿石になる前の汚れを落とすことが大切になります。

尿石がつきやすいのは便器のふちや便座の裏、蓋、床などを、トイレを使った後にトイレ用クリーナーなどでサッと拭いておくだけで汚れを落とすことができます。

とは言え、トイレのたびに、あらゆるところを拭き掃除をするのはちょっと面倒に感じてしまいます。

そこで、トイレに一回入るたびに「今回は床、次は便器のふち」のように一ヵ所だけ決めて拭き掃除をするとよいでしょう。

さらに、週一回の頻度でしっかりとトイレ掃除をすれば、溜まった汚れが尿石になるのを防ぐことができます。

尿石を落とす時に役立つグッズ!


洗剤では落としきれないくらい尿石が頑固にこびりついている時は、ポリッシュバーやスクラブシートと言ったグッズを使って尿石を擦り落とすことができます。

ただし、どちらも力加減が強すぎると便器を傷つけてしまいます。

便器に傷がつくと、そこに汚れが溜まりやすくなり、尿石やカビができやすくなります。

これらのグッズを使うのは最終手段にしましょう。

トイレについた尿石を掃除する理由は?


尿石は、尿の石と書く通り、尿が固まって石化したものです。

尿が便器のふちなどに付着すると、水分が蒸発し、尿に含まれるカルシウムなどのミネラル分が残りますが、これが尿石の主な成分です。

尿がついてすぐに掃除をすれば尿石になることはありませんが、掃除をせずに放置していると尿石になります。

尿石は見た目が悪い(黄色っぽく汚れが目立つ)だけではなく、雑菌の温床となり、やがてアンモニア臭を発生させます。

掃除の行き届いていない公衆トイレなどに入ると、鼻にツンとするような独特の臭いがしますが、あの臭いの原因は尿石に雑菌が繁殖したことによるアンモニア臭です。

尿石を放置するとどうなる?


尿石を放置していると、先ほども触れた通り雑菌が繁殖してアンモニア臭を発生させます。

玄関の近くにトイレがある場合、自分や家族だけではなく、訪問者にも不快な気分を与えてしまうことになりかねません。

また、こびりついた尿石が何らかの切っ掛けで剥がれると、そのまま配管に流れて詰まりなどの原因になることもあります。

配管に尿石がつくと、いくらトイレ掃除をしてもトイレが臭くなってしまいます。

尿石がついていてよいことなど一つもないので、尿石を放置しないのはもちろんですが、尿石になるまで汚れを放っておかずにこまめに掃除を行うのがよいでしょう。

トイレに尿石がつく原因は?


尿石の原因は、尿に含まれるカルシウムなどのミネラルです。

尿が便器についた段階ではすぐに尿石にはなりませんが、付着したまま水分が蒸発するとカルシウムが残り、結晶化します。

あまりイメージができないという場合は、キッチンの水垢を想像してみましょう。

水を流した後、そのまま放置しているとやがて白く汚れが浮いていくことがありますよね。

水垢の原因は水道水に含まれるカルシウムなどで、水分が蒸発することでカルシウムが残り、白く結晶化して汚れになります。

尿が尿石になってしまう前には、便器が黄ばんでくるなどの症状があります。

便器を白く保つことが、尿石をつけない予防になります。

掃除をしても尿石が落ちない時の対処法!


尿石が落ちない時は、クリーニング業者に掃除を依頼するのがよいでしょう。

洗剤を使っても落ちないほどこびりついてしまった尿石は、今回ご紹介したポリッシュバーやスクラブシートで落とすことができますが、便器を傷つけてしまう恐れがあります。

便器に傷がつくとそこに汚れが付着しやすくなるので、この方法はあまりお勧めできません。

しっかりとした知識を持った専門業者に頼むことで、後々面倒になることなく、トイレの汚れをスッキリさせることができます。

クリーニング業者にトイレ掃除を依頼した場合、料金は8,000~12,000円が相場となっています。

この料金内に一般的にトイレの汚れが気になる場所の掃除は含まれていることが多いですが、タンクの内部や換気扇などの掃除は含まれていないことが多いです。

業者に掃除を依頼する時は、掃除の内容や範囲を必ず確認するようにしましょう。

まとめ

トイレの尿石は、便器などについた尿が蒸発し、尿に含まれているカルシウムなどのミネラルが結晶化したものです。

尿石を放置してしまうと、どんどんと固くなり、通常の掃除では汚れを落としきれなくなります。

また、尿石に雑菌が繁殖するとアンモニア臭を発生させるため、トイレが不快な臭いになったり、剥がれ落ちた尿石が配管を詰まらせてしまうことがあります。

尿石はついてしまうと落としにくくなるので、まずはつかないように予防をすることが肝心。

トイレに入ったら出てくる時にどこか一ヵ所をサッと拭き掃除をし、週に一回はトイレ掃除を行うようにすると尿石がつくのをかなり抑えることができます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました