エアコンの排水溝(ドレンホース)の簡単掃除方法とポイント!

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エアコン掃除

排水溝掃除の中でもちょっと特殊な立ち位置にあるのが、エアコン周りです。

今回はエアコンの排水溝(ドレンホース)の簡単掃除方法とポイントについてまとめていきます。

ドレンホースの掃除方法はちょっと特殊ですので、具体的にどのようにすれば良いのか、注意点はあるのか、そもそもどうしてこのドレンホースが汚れてしまうのかも見ていきましょう。

汚れがなかなか落ちないときにはどうすれば良いのかも考えて行きます。

エアコンの排水溝(ドレンホース)の簡単掃除方法!


エアコンのドレンホースを掃除するのは簡単です。

比較的日常的に使う物を用意できれば綺麗にすることが出来るので、まずはチャレンジしてみることから始めてください。

かなり簡単に作業できるので、全く掃除をしていないという方は定期的に実行してもらいたいです。

準備するもの

掃除機を使った掃除の道具

・掃除機
・ガーゼなどの薄い布
・割り箸
・輪ゴム
・ゴム手袋

エアコン用ドレンホースクリーナーを使った掃除の道具

・エアコン用ドレンホースクリーナー
・ゴミ袋
・ゴム手袋

やり方

それでは具体的に掃除機を使って綺麗にする一般的なやり方とちょっとと特殊な掃除道具であるホースクリーナーを使ったやり方を見ていきましょう。

比較的あっさりした方法ですが、掃除機の方は手順を間違えたり飛ばしたりすると掃除機の故障に繋がるリスクがあるので特に気をつけてください。

掃除機を使ったドレンホースの掃除方法

①エアコンの電源を切る

②室内機側の送風口に袋を貼り付ける

③1週間ほどエアコンを使わずに放置して水気を飛ばす

④ドレンホース内部の大きなゴミを割り箸などで取り除く

⑤輪ゴムを用いて布をホースの先に巻き付ける

⑥巻き付けた状態で掃除機を排出口に近づけて3秒程度吸い込む

⑦エアコン室内機側の送風口の袋を取り外す

⑧エアコンの電源を入れて元通りに動くかどうかを確認する

エアコン用ドレンホースクリーナーを使ったやり方

①エアコンの電源を切る

②室内機側の送風口に袋を貼り付ける

③ドレンホースクリーナーをドレンの口にあててクリーナーのハンドルを押し引きする

④吸い込んだゴミを捨てる

⑤エアコン室内機側の送風口の袋を取り外す

⑥エアコンの電源を入れて元通りに動くかどうかを確認する

ポイント

・掃除機に水が入ると故障するので、放置期間は守ること
・放置が終わって布を巻き付けてから吸い込む時間が長すぎるとホースに溜まった水を大量に吸い込む危険性があるので短期間でストップすること
・掃除機だと放置期間が眺めにあるのでちょっとやりにくい、できればドレンホースクリーナーを用意した方が良い
・ドレンホースクリーナーを使うとクリーナー内部のヘドロっぽい汚れが出てくることがあるので、そういった汚れをきちんと除去してからドレンホースクリーナーを保管するようにすること

エアコンの排水溝を掃除するときに注意したいこと


エアコンのドレンホースを掃除する時の注意点は、水が出てくることがあるということです。

これはドレンホースクリーナーを使ったやり方ならば特に問題ないのですが、掃除機だと吸い込むことで故障に繋がってしまうので要注意です。

また、ドレンホースクリーナーを使った掃除の方法でも室内機の送風口側から水が逆流して流れてくる可能性があるので、その下に家電があると大変なことになります。

なので、掃除機前に室内機に袋を取り付けるのも忘れてはいけません。

また、エアコンによってはドレンホースそのものがわかりにくくなっているケースもあるので要注意となっています。

具体的にはダイキンの『うるさら』シリーズで加湿機能まで搭載されているタイプだと加湿用パイプがセットになっているのでドレンホースに気がつかない事があります。

掃除する前にまずはきちんとドレンホースの位置を確認するところからスタートしてください。

また、排出口の位置とホースの置き方があっていないと排水が出来なくなってしまうケースもあるので、排出口の設置位置には注意しましょう。

放置時間が長すぎるとドレンホースそのものがボロボロになってヒビが入っていたりするケースがありますが、そのときはホームセンターなどで売られているドレンホースを購入して交換するといいでしょう。

ただし、こういった売られているドレンホースの長さとマッチしないこと多々ありますので、ちょっと長めのドレンホースを購入したあとはハサミなどで切って調整すると良いでしょう。

連結する時は連結用のビニールテープや被覆テープやジョイントなども必要になってくるので、そういった道具も揃える必要が出てきます。

エアコンの排水溝が汚れる原因は?


エアコンの排水溝が汚れてしまう原因は色々とありますがやはり長期間の放置に伴う劣化が主な原因でしょう。

エアコンのドレンは水を外に排出する役割がありますが、長期間使っていると埃などが溜まり続けて詰まっていくようになりさらにはドレンホースそのものにヒビが入ってそこから汚れが入るようになる可能性すらあります。

基本的にドレンホース内部が汚れる原因はエアコンから水と一緒に排出されてきた埃が溜まってしまうことにありますが、ホースの先端部分から虫や枯れ草などのゴミが入ってきてしまいトラブルが発生するケースもあるのです。

なぜエアコンの排水溝を掃除しないといけないの?


エアコンの排水溝を掃除しないといけない理由は詰まるからです。

詰まってしまうとそこを中心に様々な汚れも蓄積されていくので、するとカビや雑菌なども増殖するようになってエアコンを使用する時にそれらの雑菌やカビが室内機を通してまき散らされることになります。

カビや雑菌がまき散らされると呼吸器系疾患を引き起こす危険性がありますので、非常に危険です。

特に、免疫力が低いお子さんやお年寄りがいると被害が拡大しやすいので、そういった状況を作り出す前に対処することが重要になります。

オススメの掃除頻度はどのくらい?


ドレンホースの掃除頻度について明確な数字を出すのは難しいですが、個人的には1年に1回程度やれば十分だと思います。

それだけでも詰まりなどのトラブルは高確率で抑えられるようになるのでおすすめです。

ただし、掃除をしていたとしてもドレンホースそのものの劣化は抑えられないので、ドレンホースの交換は5年に1回程度は実行した方が良いでしょう。

エアコンの排水溝の汚れを防ぐとっておきの裏技!


エアコンのドレンホース内部の汚れを防ぐ方法はそこまで多くありません。

エアコンを使っている時に吸い込む埃を抑えることはほぼ不可能なので、それ以外の方法を考える必要があります。

その方法の1つがドレンホース先端に防虫ドレンキャップを取り付けて虫などが入ってこれなくすることです。

これだけでも汚れが発生する確率は下がります。

また、ドレンホースそのものが劣化して割れてしまいそこから水漏れが発生して虫などが入ってくるケースもあるので、ドレンホースを塩ビ製など耐候性があるタイプの切り替えるというやり方もあります。

汚れがどうしても落ちない時は?


どうしても汚れが落ちない時は今回紹介したドレンホースクリーナーのような掃除用具を使ってみましょう。

これだけでもかなり簡単に汚れは落とせるようになります。

それでもダメならプロの業者に依頼するのが一番でしょう。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はエアコンの排水溝(ドレンホース)の簡単掃除方法とポイントを紹介しました。

ドレンホースの掃除は掃除機を使うとちょっと怖い部分がありますので、個人的にはクリーナーを用意したいところです。

あまり掃除しない箇所にわざわざそれ専用の掃除用具を用意するのがばからしいという考え方もとってもわかりますが、そういった場所の掃除で数万もする掃除機が壊れる危険性がある方が個人的には絶対に嫌なので使うことを本当に推奨しています。

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