エアコンの送風口についたカビの掃除方法!カビの原因は?

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エアコン掃除

エアコンはしばらく使っていないとカビが発生してしまっているときがあります。

今回はこのカビに非常に強いカビキラーを使ってエアコンの送風口についたカビの掃除する方法について紹介致します。

注意点がかなり色々とありますので、カビ掃除をしたいという方はしっかりと注意点をよく読んだ上で行動してください。

エアコンの送風口についたカビの掃除方法!

カビキラーを使ったエアコン掃除については色々とネット上で議論されまくっています。

それを踏まえた上で推奨されている掃除方法について見ていきましょう。

準備するもの

・養生テープ
・新聞紙
・養生用のビニール袋
・エプロン
・マスク
・ゴーグル
・脚立や台座
・掃除用手袋
・防カビスプレー
・加圧式霧吹き
・雑巾

※防カビスプレーを使う時はフィルターなどの掃除も発生するので、フィルター掃除に必要な掃除機などが別途必要になる

やり方

こちらの動画は『カビキラーで送風ファンのカビ除去』というタイトルで、具体的にカビキラーや防カビスプレーを使ってカビの対処を行っている動画となっています。

基本的にこのやり方に則って紹介していきますので、まずは動画をご覧ください。

カビキラーを使ったエアコン掃除方法

①マスクや掃除用手袋を着用してエアコンのコンセントを抜く

②エアコンの掃除の邪魔になる家具や家電などは出来るだけ遠くに移動させる

③新聞紙や養生用のビニール袋を床などに設置しておく

④電装部分を養生する

⑤ゴーグルやエプロンも着用して準備を整える

⑥カビキラーを送風口部分に噴射する

⑦5分程度放置する

⑧加圧式霧吹きでカビキラー全体を洗い流すように噴射していく

⑨雑巾で拭き取る

⑩送風口全体を覆うように雑巾で囲ってから、エアコンの電源を入れて送風運転を行い水気を飛ばして乾燥させる

⑪防カビスプレーを使うのなら、ここから電源を再度オフにしてコンセントから抜き取りフィルターなどを掃除してから用いる

ポイント

・カビキラーがアルミ部分に付着すると変色や錆びの原因となるので飛び散らないように注意すること
・カビキラーは塩素系漂白剤に該当するので、使う時は皮膚に付着しないように最大限の注意をしながら作業をすること
・そもそもカビキラーを使うことそのものが間違っているという指摘もネット上ではかなり大量にあるので、使う時は最終手段として捉えておくこと
・カビキラーの成分が残っているとカビキラー特有の塩素の臭いが残ってしまい、その臭いがエアコンを使う度に部屋中に蔓延するようになるので使う時は必ず洗い流せるようにすること
・カビキラーの成分が残っているとパーツの錆や腐食の原因となってしまうので、使った後は徹底的に洗い流せるようにすること
・錆が発生すると、劣化が進んでアルミフィンの奥にあるガス管の劣化に繋がる恐れがありこうなるとガス漏れが発生するので要注意

エアコンの送風口にカビがつく原因は?


エアコンにカビが発生してしまう原因はカビが発生しやすい環境にエアコンが存在していることが原因です。

そのため、送風口以外にもエアコン内部にはカビが発生する確率が高めとなっています。

まず、カビが発生するための条件は適度な温度・適度な湿度・適度な栄養素の3つが揃っていることが重要です。

この温度とは20℃から35℃程度、湿度とは80%以上、栄養素とはゴミや埃といったものになるのですが、これらの条件が放置されているエアコンにはとっても満たしやすく、送風口やエアコン内部に次々とカビを発生させてしまいます。

まず温度について考えて行きましょう。

エアコンは私たちの暮らしを快適にさせるものであり、使う時はたいてい20℃から30℃になるように温度設定をして用いることになります。

この温度がくせ者で、私たちが過ごしやすい環境はカビにとってもちょうどいいのです。

冬場でもエアコン内部は室温よりもさらに暖かい温度になりやすく、カビにとって最適な環境になってしまう傾向にあります。

次に湿度ですがカビは60%を超えると動きやすくなって80%を超えると繁殖しやすい環境になってしまいます。

エアコンの内部は稼働している限り多湿になる傾向にあり、熱い空気と冷たい空気が触れあう場所となってしまうので結露によって水が発生しやすい環境にあるのもポイントです。

つまり、どうしてもエアコン内部には湿気が溜まりやすい状況になっているといえます。

また、埃などの汚れが放置されていると溜まっていきますが、それ以外にキッチンの油汚れや煙草の煙など様々な汚れを伴った空気がエアコンに吸い込まれることによって溜まっていくので、それらがカビの餌となってしまいます。

このように、カビにとってエアコン内部は生息しやすい環境になってしまっているので、適時対応することでカビの発生を防ぐしかありません。

カビを放置しているとどうなるの?


カビを放置していたら次々と増えていきます。

どんどんと増えると、エアコンを使う度に胞子を部屋中にまき散らすことになるので、エアコンがある部屋の住人がカビの胞子を大量に吸い込むようになるでしょう。

こうなると呼吸器系の疾患を患う危険性が出てきます。

具体的には『アレルギー性鼻炎』『夏型過敏性肺炎』『気管支肺アスペルギルス症』『シックビル・シックハウス症候群』などの病気になる可能性がアップするのです。

特に、免疫力が低い人ほど発症しやすいので注意してください。

免疫力が低い人とは子供やお年寄りとなっているので、そういった人達がこういった呼吸器系疾患を患うと重い病気に繋がってしまうリスクもあります。

病気のリスクが高まるというのは割と洒落になっていないので、そうなる前に対処することが重要なのです。

エアコンのオススメの掃除頻度


エアコンの掃除頻度は機種によって多少前後します。

基本的にこういった掃除頻度は説明書に記載してあることが多く、現代のエアコンならば1週間に1回とか月2回掃除することを推奨していることが多いとのことです。

ただし、24時間つけっぱなしのエアコンとたまにしかつけないエアコンでは汚れるスピードが異なるので、つけっぱなしのエアコンは掃除頻度も増やしましょう。

また、例外として冬場や夏場といった本格的にエアコンを使う前には汚れが溜まっていないかチェックする意味でも大掃除することが推奨されているので、年に2回の大掃除もあるということを覚えておきましょう。

エアコンの送風口のカビの予防方法


エアコンにおけるカビの予防方法はとにかくカビが発生しにくい状況を整えるしかありません。

まずは定期的に掃除をして埃などの汚れが溜まらないようにしましょう。

そして湿度が溜まらないようにするためには、エアコンの送風運転を使って内部の湿度を下げることが重要です。

冷房を使った後は30分程度送風運転をすることで内部が乾燥して湿度がこもりにくくなります。

あとは、空気中のカビをできる限り減らすように定期的に空気の入れ換えを行うのもいいでしょう。

どうしてもカビが落ちない時の対処法!


エアコンのカビが落ちないときの対処法は今回紹介したやり方が、一般家庭で出来る最終手段に近いです。

そもそも、カビキラーのような強力な塩素系漂白剤をエアコン掃除には使わない方がいいという意見も多々あるので、頻繁に使っていいやり方ではありません。

今回紹介したやり方でもダメならばやはり、プロの業者に依頼して掃除してもらうしかないと思います。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はエアコンの送風口についたカビの掃除方法について紹介しました。

カビに対してはカビキラーがとっても有効であるのは間違いないのですが、カビキラーのような塩素系漂白剤に弱いアルミを高確率で使っているエアコンにはなかなか使うことが出来ません。

使う時はどうしようもなくカビが発生してしまっている時、つまり最終手段なのです。

それでもだめなら買い換えを検討するか業者に頼んで清掃してもらってください。

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