レンジフードの掃除頻度はどの程度なのか、なかなか手が出しにくくて悩んでいる人もいるでしょう。
今回はこのレンジフードの掃除頻度にスポットを当てつつ、レンジフードの汚れを比較的簡単に落とすための掃除方法についても紹介します。
掃除頻度を減らすための裏技が存在しているのか、そもそもあのように汚れてしまう原因は何なのかも探っていきましょう。
レンジフードの掃除頻度はどのくらい?
筆者は色々とレンジフードの掃除について調べた限りでは、3ヶ月は本気の掃除をした方がいいという意見をいくつか見たことがあります。
そのため、筆者も3ヶ月に1回程度が本気掃除の目安だと考えているのです。
しかし、実際の主婦の方々はどのように捉えているのかはかなりバラバラのようです。
参考にするサイトはこちらの『「換気扇のおそうじ頻度は?」主婦271名に調査したら、衝撃の結果が… | kufura(クフラ)小学館公式』と
『換気扇(レンジフード)の掃除、みんなはどうしてる? 換気扇の掃除に関するアンケート調査 – くらしのマーケットマガジン』と
『キッチンの換気扇、どれくらいの頻度での掃除が正解? 簡単なやり方は? | Kajily (カジリー)』になります。
こちらのアンケート調査結果などの内容を見てみると、年に1~2回という回答も多いですしほとんどしないという回答も多々あります。
分解掃除まで徹底しているとは思いませんが、週に1回や2回程度掃除している人もそれなりにいました。
どの数字も突出しているものではないので難しいのですが、これはなんとも言えません。
筆者の理想としては表面的な簡単掃除は1週間に1回程度行って、分解して行う本格的な掃除は3ヶ月に1回で十分だと思います。
「換気扇のおそうじ頻度は?」主婦271名に調査したら、衝撃の結果が… | kufura(クフラ)小学館公式
https://kufura.jp/life/clean-up/44908
換気扇(レンジフード)の掃除、みんなはどうしてる? 換気扇の掃除に関するアンケート調査 – くらしのマーケットマガジン
https://curama.jp/magazine/683/
キッチンの換気扇、どれくらいの頻度での掃除が正解? 簡単なやり方は? | Kajily (カジリー)
レンジフードの掃除をサボるとどうなる?
レンジフードの掃除をサボると油が大量に吸い込まれることで油汚れだらけになります。
この油汚れに埃などの空気中の汚れがくっつくことでどんどんと固まりつつも肥大化していくので、悪影響が強く出るようになります。
たとえば、ファンの部分に大量に発生した油汚れはファンが正常に動かなくなってしまう原因となってしまうので、換気扇の性能が下がるでしょう。
また、フィルターそのものに大量の油汚れが発生するとフィルターとしての機能が働かなくなります。
さらに厄介なのが、肥大化した油汚れがファンに接触するようになることです。
こうなるとファンが破損してしまう危険性もあるので、故障のリスクが高まってきます。
また、油汚れだらけになるということはゴキブリのエサが増えているサインでもあるので、秋などの冬ごもりをするゴキブリシーズンに大量発生する要因になってしまうかもしれません。
また、油汚れが溜まりすぎると換気扇から油が落ちてきて引火するという情報もありました。
レンジフードの汚れの原因はなに?
レンジフードの汚れの原因はキッチンで使う油です。
そしてこの油汚れにくっついてしまう埃も汚れてしまう原因となります。
表面的な汚れの場合は人が触ることも多々あるために皮脂汚れが付くケースもあるでしょう。
料理中に熱せられた油は小さな粒となって空気中をさまよいますが、冷えると油に戻り汚れとなるのです。
こういった小さな粒が大量に換気扇に吸い込まれていくので、放置すると油汚れが加速度的に増えていきます。
レンジフードの汚れを簡単に落とす掃除のやり方!
ここではレンジフードの汚れを簡単に落とすための掃除方法を紹介します。
使う洗剤はアルカリ洗剤と酸素系漂白剤です。
準備するもの
・酸素系漂白剤(動画では『パウダーマジックファンタジー』を使用
(https://www.amazon.co.jp/%E8%8C%82%E6%9C%A8%E5%92%8C%E5%93%89%E3%81%AE%E6%A5%AD%E5%8B%99%E7%94%A8%E6%B4%97%E5%89%A4-%E3%80%90%E6%A5%AD%E5%8B%99%E7%94%A8-%E3%81%A4%E3%81%91%E3%81%8A%E3%81%8D%E6%B4%97%E5%89%A4%E3%80%91%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%BC-1kg-%EF%BC%88%E8%8C%82%E6%9C%A8%E5%92%8C%E5%93%89%E3%81%AE%E6%A5%AD%E5%8B%99%E7%94%A8%E6%B4%97%E5%89%A4%EF%BC%89/dp/B07BN94M3C)
・ゴム手袋
・新聞紙
・雑巾
・ペーパータオル
・厚めのゴミ袋や洗い桶や大きめのバケツ
・スポンジ
・柄の付いたブラシ
・ドライバー
やり方
こちらの動画はレンジフードの汚れはどんなものなのか、レンジフードに役立つ洗剤は何か、役立つとされているアルカリ洗剤と酸素系漂白剤を使い分ける方法は何かを解説しています。
この解説では外せるタイプのパーツならば酸素系漂白剤を使って、外せないパーツや大きなパーツならばアルカリ洗剤を使って掃除することが推奨されているのです。
今回はそのやり方に踏襲していきましょう。
酸素系漂白剤とアルカリ洗剤を使ったレンジフード掃除の方法
①レンジフードの説明書を読み、解体方法がどうなっているのかを確認する
②新聞紙をレンジフードの真下やパーツを置くところに設置して養生して、換気扇の電源を切る
③ドライバーなどを使って解体する
④厚めのゴミ袋や洗い桶や大きめのバケツにつけ置き洗いしたいファンやフィルターを入れて、酸素系漂白剤を投入してから50℃くらいのお湯をかけてひたして1時間程度放置
⑤整流板などの大型な外せるパーツは使い捨てのペーパータオルを濡らして、アルカリ洗剤をスプレーして馴染ませてから全体を拭いていく
⑥洗剤が付いたペーパータオルで拭いた後は濡らしたペーパータオルで水拭きをして、乾いたペーパータオルで乾拭きをする
⑦外せないパーツ側もペーパータオルを濡らしてからアルカリ洗剤を馴染ませて拭いていく
⑧整流板と一緒で濡らしたペーパータオルで水拭きをして、乾いたペーパータオルで乾拭きをする
⑨放置していたファンやフィルターを取り出し、汚れが残っているのなら柄の付いたブラシなどで磨き洗いする
⑩水で全体を丸洗いして洗剤成分を落とし、乾いたペーパータオルで拭いて水気を飛ばす
⑪パーツを元に戻して終了
ポイント
レンジフードを掃除する時の注意点
レンジフードを掃除する時の注意点はいくつかあります。
まず、作業前に感電防止のために必ず電源は切ってください。
コンセントに接続しているタイプならばそちらも抜きましょう。
また、解体方法は勘で行うのではなく説明書で確認してから行ってください。
外したネジをなくすと探すのがとっても大変なので、保管する場所を決めておくとか小さなタッパーを用意しておくことも重要です。
さらに注意してもらいたいのがファンの取り外しで、落としたら故障に繋がるので外すときは慎重に取り外ししてください。
あとは、感電対策としてマスキングすることも重要ですし、外したパーツでキッチン周りを傷付けないように養生することも大切です。
汚れを予防するオススメの方法は?
汚れをどうしても減らしたいという人は『ワンタッチレンジフードカバー』といったフィルターカバーやフードカバーを設置してください。
これを使うと換気効率は落ちますが、確実に換気扇内部に溜まる油汚れを減らすことができるのでおすすめです。
それ以外には料理の頻度を減らすとか、油を使う量を減らすといった対策になってしまいますのであまり現実的ではありません。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はレンジフードの掃除頻度がどうなっているのか、簡単な掃除方法は存在するのかをチェックしていきました。
基本的に酸素系漂白剤やアルカリ洗剤を使った掃除ならばそこまで手間暇かからないのでおすすめです。
ただし、解体といった作業に慣れていないと落っことす危険性がありますのでまずは慎重に作業をしてください。
また、放置されすぎたレンジフードは油汚れの蓄積がひどいことになっているので、直接手で触るのはNGです。
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