鉄製フライパンの焦げの落とし方と予防する方法!

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キッチン

使えば使うほど馴染んでくる鉄製のフライパンはプロの料理人御用達というイメージがありますが、素人でも使い慣れれば美味しく炒め物を作ることが可能となります。

今回はそんな鉄製のフライパンで発生しがちな焦げの落とし方と予防する方法についてまとめていきましょう。

少々扱いが難しいために焦げが発生することも多々ある鉄製のフライパンのですが、こういった焦げを予防する方法は存在するのか、綺麗に焦げを落とす方法はどうなっているのか、とってもしつこい焦げが発生したときの奥の手はどうなっているのかも解説致します。

鉄製フライパンの焦げの落とし方とポイント!

鉄製のフライパンは油を馴染ませるのもちょっとしたテクニックが必要なので、今回は掃除の仕方と油ならしの方法をセットで紹介致します。

準備するもの

・中性洗剤
・メラミンスポンジ
・アルミホイル
・ヤスリ(動画では#180と#320と#800)
・掃除用手袋
・植物性油
・キッチンペーパー
・雑巾
・マイクロファイバークロス

やり方

こちらの動画はとても丁寧に鉄製のフライパンをメンテナンスする方法と油ならしをする方法を紹介しているので、鉄製のフライパンを使っている方は1度は見てもらいたいです。

それぐらいとっても丁寧にやり方を紹介しているので、筆者もめちゃくちゃためになりました。

ここでのやり方紹介も基本的に動画に則した内容になっているので、具体的に作業の様子を想像しやすくするためにまずは動画を1度見てください。

鉄製のフライパンの焦げ落とし及び油ならしの方法

①フライパンに水を張って沸騰させる

②沸騰したら5分程度放置する

③火を止めたら掃除用の手袋を着用して取り外し、お湯を当てながら丸めたアルミホイルで擦り洗いする

④雑巾やマイクロファイバークロスを使って一旦水気を飛ばす

⑤粗いヤスリと細かいヤスリを使って丁寧に焦げや黒ずみを擦って落とす

⑥仕上げに800番台のヤスリを使う

⑦中性洗剤とスポンジを使って水で洗い流す

⑧雑巾で軽く拭いたら、空焼きする

⑨ヘリなどのそのままでは空焼きしにくい部分もフライパンを持って調整しながらしっかりと空焼きして、満遍なく白くなるように丁寧に焼いていく

⑩焼いたら自然に冷やす

⑪ある程度冷やしたらキッチンペーパーに植物性油を染みこませて丁寧に薄く全体に油を引く

⑫火をつけて煙が出なくなるまで焼く

⑬煙が出なくなって黒くなったら、この油を引いて焼くという行程を5回程度繰り返す

⑭コーティング作業が終わったら水で洗い流して余分な油を除去する

⑮最後に空焼きして水気を飛ばしたら終了

ポイント

・油を焼く行程があるので必ず換気扇を回すこと
・空焼きは色が赤茶色⇒青色⇒白色と変化するので、その色の変化をよく見て調整すること
・取手の結合部や端っこの部分は空焼きしにくいので意識して焼くこと
・焼きすぎると錆びたような状態になるので要注意
・熱いまま油を引くと発火するので要注意
・動物性油は焦げるので要注意
・油を薄く全体に丁寧に引かないとむしろ焦げてしまう原因となるので要注意
・油を引きすぎたと感じた箇所はキッチンペーパーで拭き取ること
・油を引いて焼く行程は最初の段階は色の変化がとってもわかりやすいが何度もやるうちにわかりにくくなるので、煙が出なくなるタイミングをしっかりとチェックすること
・最初の水を沸騰させる行程で効率を上げる方法として水ではなく重曹水にするというやり方もある、まったくフライパンを掃除してこなかったという人はしつこい汚れが発生している確率が高いのでそちらの方法を取り入れること
・油を使った作業になるので火傷には十分に注意すること
・油を塗った後の空焚きはやり過ぎるとコーティングがそのまま焼き切れてしまうので煙が出なくなるタイミングを見逃さないこと

鉄製フライパンを掃除するときに注意したいこと


参照URL:https://item.rakuten.co.jp/ganbareokusan/okmr-700/

鉄製のフライパンを掃除する時に注意すべき事は色々とあります。

まず絶対的に注意すべき事は火傷です。

とにかく空焚きや油でコーティングする工程を含めて火を使います。

そのため、火傷をする可能性がとっても高いのできちんと火傷しないように掃除用手袋を着用することを推奨します。

ちょっとした薄いゴム手袋じゃ解けてむしろとっても危険な状態になるので、そうならないように熱に強い掃除用手袋を用意しましょう。

また、短いとむき出しの腕がフライパンに接触して火傷するというケースもありますので、できればロングタイプの手袋を用意してください。

また、油を除去するコーティングする作業は温度管理をミスったり油の量の調整をミスすると状況が悪化するケースすらあるので、動画をきちんと見てどのような状態にするのが理想なのかを頭にたたき込みましょう。

さらに注意すべき事は、このコーティングをする作業において面倒だからとフライパンの温度が下がっていない状態で油を引くと発火する危険性があるという点です。

これはめちゃくちゃ危険なので、きちんと冷ましてから油を引くようにしてください。

個人的にこの作業を実行して思ったのが、大きい鉄製フライパンだとこの工程が結構大変ということです。

あまり力が無い人が大きめの鉄製のフライパンでこの工程をやると途中で腕がだるくなりすぎてしまうケースがあるので、コーティングをする回数もきちんと決めた方がいいでしょう。

鉄製フライパンに焦げがつく原因は?


フライパンに焦げが発生する原因は以下の通りです。

・油が不足している
・温度が低すぎるので油が馴染んでいない
・温度が高すぎるので焦げている
・調理した物をそのままにしている
・強く擦り洗いしすぎて表面処理を剥がしてしまっている

この5点を意識して対処すれば焦げが発生する確率は下がります。

逆に、これらを意識しないで使っていると焦げが発生する確率がアップするのです。

たとえば、フライパンをしっかりと予熱して油でコーティングする前に調理のために使ってしまうと焦げが発生する確率がアップします。

また、きちんと使ったとしても調理した物をずっとフライパンに入れっぱなしにするとそれだけ焦げ付きが発生する確率がアップするでしょう。

また、鉄製のフライパンは頑丈なので擦り洗いするためにクレンザーや金ダワシを使っても問題ないのですが、油のコーティングが確実に剥がれるので常に使うのはアウトとなります。

フライパンの焦げを防ぐ効果的な方法!


鉄製のフライパンの焦げを防ぐには以下の工程を意識しましょう。

①鉄製のフライパンを焦げが出るまで熱する

②お玉①杯分の油を温まったフライパンに注いでコーティングする

③中弱火で180度程度をキープする⇒調理分の油を入れて焼く

④使い終わった後は薄めた中性洗剤やお湯で軽く洗ってフライパン表面の油を落としきらないようにする

こういった行程を理解して用いることで理想の鉄製フライパンが手に入ります。

ただし、鉄製のフライパンをずっと使っていないとそれはそれで錆の原因となるとのことなので定期的なメンテナンスは必須となるでしょう。

フライパンの焦げが落ちない時の裏技!


フライパンの焦げが落ちない時は今回の掃除の方法のように、ヤスリで削ってしまいましょう。

また、コーティングを改めてやり直す人はコーティングが剥がれても問題ないのでクレンザーやメラミンスポンジなどを使って擦ってしまうのもありです。

ただし、こういった削る作業をした後は油のコーティングが剥がれているのできちんとコーティングをする必要性が出てきます。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は鉄製フライパンの焦げの落とし方と予防する方法を紹介しました。

鉄製のフライパンは油をキープしながら綺麗にするのがとっても難しいです。

放置しすぎるとそれも錆の原因となりますので、正直使うのが難しいと感じてしまった方は使わない方がいいと思います。

筆者も使っていましたが、重さが気になり始めたので使うのを止めてしまいました。

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