電子レンジを動かしているとゴキブリが中に入ってしまって大パニックになったという方がネット上でいくらか見受けられます。
今回は電子レンジにゴキブリがいたときの掃除方法について調べていきましょう。
はっきり言ってかなり情報が少ないカテゴリーになりますので、気合いを入れて情報収集をして精査していきましょう。
ゴキブリ対策は色々とありますが電子レンジという限定的な条件ではどのようにすればいいのかを知る必要があります。
電子レンジの中にゴキブリがいたときの掃除方法!
電子レンジの中にゴキブリが発生したときの対処法ははっきり言って多くありません。
電子レンジの内部に使うことを考えると強力な洗剤は使えませんし、強力な殺虫剤も使えないのです。
それを踏まえた上でどのように対処するべきかを考えましょう。
準備するもの
・ハッカ油
・無水エタノール
やり方
はっきり言って100%満足できるような解決策はありません。
とりあえずの対症療法的な方法ですが、やらないよりはマシなものとなっているので取り入れてください。
蚊取り線香を用いる方法
①電子レンジ内部で蚊取り線香を焚く
②ゴキブリが弱った状態で出てくるので排除する
ハッカ油を用いた方法
①無水エタノール10mlにハッカ油を10滴から20滴ほど入れて良くかき混ぜる
②空のペットボトルに先ほど混ぜたものを投入してから、水を90mlほど入れてよく混ぜる
③ハッカ油スプレーが完成するので、それを用いて電子レンジ内部に噴射する
④ゴキブリが出てきたら駆除する
ポイント
電子レンジの中にいるゴキブリを掃除するときの注意点
ゴキブリが発生したときの注意点は多数あります。
まず、ゴキブリが発生するということはゴキブリが住みやすい場所になっていると言うことです。
しかも、ゴキブリは夏になると活発に動き、秋には冬を越すための澄香を探して卵を産みます。
この秋にゴキブリを見つけた場合はすでに卵を家の中に産み付けている可能性がとても高いので春になると大量にゴキブリが発生する危険性があります。
つまり、卵も駆除する必要があるということです。
さらにたちが悪いことに、今回紹介した対処法は生きているゴキブリにはある程度効果はありますが卵には効果がありません。
しかも、電子レンジ内部にゴキブリの卵が発生している可能性もあると考えるとさらに状況は厳しくなります。
卵の駆除も含めて対処法を考えると電子レンジの解体が必要になりとてつもなく難易度が上がりますし、筆者は絶対に推奨できません。
もう一度記載します、電子レンジ解体作業が必要な状況になってしまってもチャレンジしてはいけません。
電子レンジの解体はそれこそこういった作業を仕事にしている方じゃないと推奨できない作業となりますし、そもそも解体できないように特殊なネジを使っていたりねじ山がつぶされているケースすらあるのです。
また、高圧を発生させる変圧器などがあるためシンプルに危険な作業となってしまいます。
つまり、電子レンジの内部にゴキブリの卵が発生しているかもしれないのなら解体作業が必要だが、現実的ではないということです。
そのため、本格的な解体作業を考えている方は業者に依頼するか電子レンジそのものを新しいモノに取り替えるといった対応をした方がいいです。
他にも注意すべき事は、その電子レンジを後にも使いたいと考えると電子レンジ内部にゴキブリが持ち込んだ細菌や雑菌が悪影響をもたらしている可能性も高いので、駆除以外にも徹底的な掃除も必要にあります。
正直ゴキブリが居着くような電子レンジは、とてつもなく汚れている不衛生な環境になっているので廃棄した方がいいです。
卵の駆除が必要な状態ということは将来的にまたゴキブリが発生するということになるのでその時点で不衛生です。
幼虫の駆除を考えるとくん煙タイプの殺虫剤を用いることが理想なのですが、電子レンジ内部にこういった殺虫剤を使うのは食材を扱う場所としてはちょっと難しいものがあるのでやはり分解しての掃除しか対処法がありません。
なぜゴキブリが現れるの?
ゴキブリが現れる理由はえさ場を求めて、生きやすい環境を求めているからです。
ゴキブリの種類にもよりますがゴキブリはマイナス10度のような寒すぎる環境だと死んでしまうので、寒さを防ぐために室内に侵入してきます。
その侵入した家が不衛生でゴキブリの餌が豊富にあるとさらに寄りつくようになりますし、観葉植物があると肥料をエサによってくるケースもあります。
また極度な乾燥にも弱いので冬が苦手なのです。
要するに餌を求めていたり生活しやすい場所を求めて家の中に侵入してきます。
さらに1匹入ってしまうとゴキブリが求愛行動でフェロモンを発するのでますます集まるようになってしまいます。
しかも家の中が気に入ると学習能力が高いのでそのエリアが住みやすいと学習し、仲間を呼ぶようになってしまうのです。
ゴキブリを放置しているとどうなる?
ゴキブリを放置するとゴキブリが持ち込む細菌や雑菌による衛生面の悪影響が考えられます。
これらの細菌や雑菌は非常にたちが悪く、食中毒を引き起こすサルモネラ菌や有名な赤痢菌やチフス菌をも持ってくると言われているのです。
また、電化製品の配線がたくさんある裏側で大量発生するとコンセントやケーブルがまともに動作できなくなり電気的なトラブルが発生するでしょう。
さらに厄介なことにゴキブリの糞や死骸が大量発生すると呼吸の際にそれらを吸い込んでしまうことがあり、そこから何らかのアレルギーを誘発したり喘息になってしまうというお話を聞いたことがあります。
電子レンジの掃除頻度
電子レンジの掃除頻度は各種アンケートサイトを見た限りでは1週間に1回以上の人が多めです。
しかし、1ヶ月に1回程度の人もいれば1ヶ月に数回という人もそれなりにいたのであまりさんこうにならないでしょう。
気になる方は『週1と毎日が同率2位!主婦302人に聞いた「電子レンジ掃除の頻度」1位は… | kufura(クフラ)小学館公式』や『電子レンジ、加熱室(庫内)掃除の頻度は?|フェリシモ モノコトづくりラボ』や『「電子レンジのお掃除頻度」を主婦239人に聞いた!こまめ派とたまに派の差が浮き彫りに…(kufura) | Kitchen Navi』といったサイトがありますので、参考にしてください。
汚れが落ちないときの対処法!
汚れが落とせないときはより強力な洗剤を使うのが一般的ですが、電子レンジにはそこまで強力な洗剤は使えないので、重曹やクエン酸といった影響が少ないもので対応するしかないのです。
どうしても落としにくい汚れがあったのなら、重曹ではなく重曹ペーストを使うと言った対応が求められます。
また、繰り返し掃除をするのもいいでしょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は電子レンジに発生してしまったゴキブリ対策について記載しました。
はっきり言ってゴキブリが居着いてしまった電子レンジは使わない方がいいです。
卵もあると考えると解体作業が必要ですが、解体はほぼ不可能なので新しい電子レンジを用意した方がいいです。
そこまで汚れを放置するのがまずはNGと考えて、新しい電子レンジを用意してください。
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