電子レンジを掃除することは大切であることをなんとなくでも認識している人は多いと思いますが、納得できるような内容で本格的な掃除を取り入れられている人はどれだけいるのでしょうか。
今回は電子レンジの掃除方法を紹介しつつ、主夫や主婦の方々はどれだけの頻度で電子レンジを掃除しているのかを調べていきたいと思います。
ここで登場する頻度が100%の正解にはなりませんが、確実に目安になるため是非とも見ていってください。
電子レンジの掃除頻度はどのくらい?
これはかなり意見が割れているので正解はありません。
正解はありませんが考え方の目安になるとは思います。
この掃除頻度についてはアンケートを行っているサイトがいくつかありますので、それらを参考にしましょう。
参考にしたサイトは『週1と毎日が同率2位!主婦302人に聞いた「電子レンジ掃除の頻度」1位は… | kufura(クフラ)小学館公式』と『電子レンジ、加熱室(庫内)掃除の頻度は?|フェリシモ モノコトづくりラボ』と『「電子レンジのお掃除頻度」を主婦239人に聞いた!こまめ派とたまに派の差が浮き彫りに…(kufura) | Kitchen Navi』の3つです。
『週1と毎日が同率2位!主婦302人に聞いた「電子レンジ掃除の頻度」1位は… | kufura(クフラ)小学館公式』
第2位(同率):毎日・・・51票(16.9%)
第2位(同率):週1~2回・・・51票(16.9%)
第4位:2~3カ月に1回・・・29票(9.6%)
第5位:月2回・・・21票(7.0%)
第6位(同率):6~7カ月に1回・・・18票(6.0%)
第6位(同率):1年に1回・・・18票(6.0%)
第8位:電子レンジを掃除したことがない・・・17票(5.6%)
第9位:週5~6回・・・11票(3.7%)
第10位:月3回・・・10票(3.3%)
『電子レンジ、加熱室(庫内)掃除の頻度は?|フェリシモ モノコトづくりラボ』
第2位:月に数回 13%
第3位:2~3ヶ月に1回 12%
第4位:ほとんどしない 11%
第4位:その他 11%
第6位:月に1回 10%
第7位:毎日 9%
第8位:2~3日に1回 8%
第9位:半年に1回 6%
第10位:1年に1回 3%
『「電子レンジのお掃除頻度」を主婦239人に聞いた!こまめ派とたまに派の差が浮き彫りに…(kufura) | Kitchen Navi』
2位・・・1カ月に1回(15.9%)
3位・・・2~3日に1回(14.2%)
4位・・・毎日(10.5%)
5位・・・半年に1回(7.5%)
6位・・・4~5日に1回(6.7%)
同6位・・・2週間に1回(6.7%)
同6位・・・3カ月に1回(6.7%)
9位・・・10日に1回(4.2%)
10位・・・2カ月に1回(2.9%)
アンケート結果がいくつかありますが、そのどれもが意見が割れているのがポイントです。
それでも見た限りでは2~3日1回とか1週間に1回とか月に数回が多くなっています。
このような結果はかなり興味深いので、是非とも参考にしてください。
電子レンジを掃除しないとどうなる?
電子レンジを掃除しないと火災の原因になります。
これは電子レンジ内部で発生した食品カスなどの汚れがマイクロ波で温められることで発火する危険性があるということです。
これは『電子レンジ庫内の発煙・発火-庫内の汚れの付着や食品の加熱しすぎに注意-(発表情報)_国民生活センター』で具体的に発火に至るまでの実験をやっているので間違いない事実と言えるでしょう。
こちらのサイトでは食品カスをマイクロ波の出口カバーに付着させた状態で加熱させたといったもので、その結果発火したのです。
これは汚れの最終段階と言えますので、ここまで来る前に掃除することが推奨されます。
それ以前の段階では、嫌な臭いが籠もるようになったり、食品カスや水垢が溜まり始めて厄介な焦げ付きが多発するようになって、カビや細菌が発生するようになるでしょう。
電子レンジが汚れる原因!
電子レンジが汚れる原因は食品を温めたときに飛び散ったタンパク質や蒸気によるものです。
他にも吹きこぼれなどで発生してしまった汚れや、人が触ることで発生する皮脂汚れなどもあります。
これらの汚れが蓄積されることで電子レンジ特有の焦げが発生したり、カビや細菌が発生するようになります。
電子レンジの簡単掃除方法とポイント!
電子レンジの掃除に関しては注目度が高いからなのか、Youtubeなどの動画サイトで紹介している人も非常に多いです。
今回はその中でも多くの方が取り入れている掃除方法を紹介します。
準備するもの
・重曹orセスキ炭酸ソーダ
・レンジで使える容器やコップ
・古布やキッチンペーパー
・マイクロファイバー
・メラミンスポンジ
やり方
この動画は『電子レンジの最強掃除方法!ニオイも汚れもすっきり【簡単そうじ】専業主夫 極主夫道』というタイトルで、クエン酸と重曹(セスキ炭酸ソーダでも可能)を使って掃除する動画になります。
ここで紹介するやり方も動画に準拠するので是非とも1度みておくことをお勧めしたいです。
クエン酸と重曹(セスキ炭酸ソーダ)を使ったレンジ掃除
①耐熱のコップに重曹かセスキ炭酸ソーダ大さじ2杯とコップ1杯の水を入れて混ぜる
②レンジに入れて3分から5分ほど加熱する
③30分程度放置して電子レンジ内部を蒸らす
④コップに入っている重曹水やセスキ炭酸ソーダ水をメラミンスポンジに染みこませて電子レンジ内部を掃除する
⑤スポンジだけでは足りない場合は古布やキッチンペーパーなども使って油汚れを落としていく
⑥重曹やセスキ炭酸ソーダと同じ要領で、耐熱のコップに大さじ2杯のクエン酸とコップ1杯の水を入れて混ぜる
⑦レンジに入れて3分から5分ほど加熱する
⑧30分程度放置して蒸らす
⑨コップに入っているクエン酸水をメラミンスポンジに染みこませて掃除する
⑩スポンジだけでは足りない場合は古布やキッチンペーパーなども使って油汚れを落としていく
⑪電子レンジ内部を軽く水拭きして、乾いた布で拭く
⑫電子レンジの外側はマイクロファイバークロスなどを使って拭く
⑬操作パネルは人が手で触るので皮脂汚れがつきやすく重曹水やセスキ炭酸ソーダ水を使って掃除する
ポイント
電子レンジを掃除するときの注意点は?
電子レンジを掃除する時の注意点はいくつかあります。
まず。強く擦りすぎないことです。
どうしても焦げなどの擦らないと落とせないような汚れがあるとタワシでゴシゴシと力を込めて擦ってしまいがちですが、これをすると傷だらけになり食品カスがその傷の間に入って次の掃除でとてつもなく苦戦することになります。
なので、汚れを柔らかくしてから掃除するか重曹ペーストなどを使って何度も繰り返し優しく汚れを落とすと言った対応が必要になるのです。
2つ目が、塩素系漂白剤など強力すぎる洗剤は使えないことです。
電子レンジ内部の材質と相性が悪いという意見もありますが、何よりも食品を扱う場所に塩素系漂白剤を使うのがはっきり言って怖すぎます。
そのため、カビが発生してしまったら消毒用エタノールで対応するしかないのです。
3つ目が吸気口や排気口の掃除で溶剤を進入させないことです。
そこから溶剤が浸透してしまうと故障の原因となるので絶対にNGになります。
どうしても汚れが落ちない時はどうしたらいい?
どうしても汚れが落ちない時は、何度も繰り返し掃除をすることが正解となるでしょう。
通常ならばより強力な洗剤を使って掃除することが推奨されますが、電子レンジ内部では使えないので、効き目が薄いと感じても安全な方法で何度も繰り返し掃除をすることが正解となるのです。
今回紹介したやり方でも汚れが落としきれなかったときは、何度か繰り返して掃除するしかないでしょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は電子レンジ内部の掃除における掃除頻度についてお話ししました。
色々とアンケート結果からデータを集めてみましたが、かなりバラバラであることもわかりました。
ただし、こういった頻度はあくまでも目安にしかなりませんので、気になる汚れが発生したらすぐに対処するというスタンスでいた方がいいと思います。
コメント