家電の掃除は一癖も二癖もありますが、その中でも知らないといけないことが多い掃除が冷蔵庫の掃除です。
今回はこの冷蔵庫の掃除のやり方やポイント、そして掃除頻度はどれぐらいなのかについて詳しく解説していきましょう。
どうしても大がかりな掃除になってしまうのが冷蔵庫の掃除なので、推奨されている頻度はそういった事情を考慮したものとなっているのでしょうか。
冷蔵庫の掃除頻度はどのくらいがオススメ?
冷蔵庫の推奨掃除頻度は、給水タンクやフィルター掃除と行った簡単な掃除が1週間に1回、やや本格的な掃除は1ヶ月に1回、中身を取り出して行うような本格的な掃除は3ヶ月に1回とされています。
この頻度については冷蔵庫を扱う日立やパナソニックといった家電メーカーが提示しており、個人的に参考になったサイトはこちらの『【冷蔵庫の掃除】掃除を始める前の準備と、場所別にポイントを解説 | 家事・くらし | UP LIFE | 毎日を、あなたらしく、あたらしく。 | Panasonic』というパナソニック公式サイトの冷蔵庫の掃除についていろいろと解説しているページです。
こういった情報以外に、ネットやSNSで取り上げられている頻度をいろいろとチェックしたところ、1週間に1回は汚れやすい部分を掃除して、1ヶ月に1回は丁寧な掃除をし、3ヶ月に1回か半年に1回程度は中身を取り出してがっつり掃除するといった考え方をしている人が多くいました。
冷蔵庫は電子レンジやオーブントースターと違って使用回数によって劇的に汚れる具合が変わるというタイプの家電ではありませんので、この推奨頻度というのはそこまで大きなブレというのはないと思います。
自分でできる冷蔵庫の掃除のやり方やポイント!
こちらは動画付きでやり方を紹介しますが、今回の動画は食べ物を冷蔵庫で収納するときの考え方などがメインなので掃除のやり方については文章の方でより詳しく解説していきます。
注意すべき点も多々あるので、できるだけ注意点をよく読んで掃除を実行してもらいたいです。
準備するもの
・台所用漂白剤
・スプレーボトル
・ゴム手袋
・スポンジ
・マイクロファイバークロス
・綿棒
・古歯ブラシ
・キッチンペーパー
・新聞紙
やり方
こちらの動画は『【おそうじ動画】冷蔵庫のお掃除と収納方法#1』というタイトルで、掃除の方法と収納方法を紹介しています。
どちらかというと収納方法に関する知識がかなり役に立つと個人的にかんじたので、それメインで見てもらいたいです。
掃除方法についてはかなりあっさりとした紹介となっているので、こちらの文章のやり方でお願いします。
簡単にできる冷蔵庫の掃除方法
①冷蔵庫の中に入っているものを全部取り出す、常温だと危ないものは冷えているクーラーボックスや別の冷蔵庫に移動させる
②スプレーボトルに暖かいお湯200mlに重曹小さじ1杯を混ぜて重曹水を作り、水1リットルに台所用漂白剤2mlの割合で混ぜて次亜塩素酸ナトリウム水溶液を作り、それぞれスプレーボトルに入れる
③冷蔵庫の電源を抜く
④取り外したパーツを置く場所に新聞紙を敷く
⑤冷蔵庫上段のトレイやケースを全部外して、養生している箇所に置く
⑥キッチンペーパーや綺麗なマイクロファイバークロスに重曹水を噴射して冷蔵庫内部を上から下へと丁寧に拭く
⑦ゴムパッキンの部分は綿棒に重曹水を染みこませて拭き、段差の角などは古歯ブラシを使ってこすり洗いする
⑧仕上げに次亜塩素酸ナトリウム水溶液をキッチンペーパーや綺麗なマイクロファイバークロスに噴射して拭き取る
⑨水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭いて洗剤成分を除去する
⑩乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を取る
⑪取り外したパーツが常温と同じぐらいになったら、ぬるま湯と中性洗剤とスポンジを使って全体の汚れを落とす
⑫次亜塩素酸ナトリウム水溶液を噴射したキッチンペーパーやマイクロファイバークロスでパーツ全体を丁寧に拭く
⑬水で濡らしたマイクロファイバークロスでパーツ全体を拭いて洗剤成分を落とす
⑭乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばす
⑮取り外したトレイやケースを元に戻す
⑯冷凍室や野菜室も同じように掃除していく、ただし野菜室や冷凍室のレールがついている箇所のパーツは潤滑剤が塗られているので、その部分はできる限り拭かないようにしながら掃除する
⑰最後に重曹水とマイクロファイバークロスを使って冷蔵庫の外側を丁寧に掃除する
⑱電源を入れる
⑲冷蔵庫の中身を元に戻したら終了
ポイント
冷蔵庫を掃除する時の注意点!
冷蔵庫掃除における注意点も大量にあります。
まず、電源の扱いですが埃が溜まりすぎていると火事になる原因となるので大掃除のタイミングで電源周りもしっかりと掃除してください。
また、冷蔵庫周辺で埃が溜まりすぎると放熱妨害の原因になって消費電力がかなりアップするので要注意です。
また、トレイやケースの扱いも要注意で急激な温度変化によって変形したりガラス製だと割れたりする危険性があるため気をつけましょう。
これを知ってか知らずか動画解説では省いている人がかなり多いので、注意してもらいたいポイントです。
プラスチック製のトレイやケースでも詰めたい冷蔵庫の中からいきなり熱いお湯で洗うと温度変化による変形が発生する可能性があり、ゆがむことで元に戻しにくくなるので要注意です。
あとは、食材が多すぎると移し替えが面倒すぎるという点もありますし、野菜室や冷凍室のレールがついたトレイはレール部分のグリスを除去してしまうと使い勝手が悪くなるので掃除しないように要注意という点もあります。
冷蔵庫の掃除頻度を減らすオススメの方法!
冷蔵庫の汚れを防ぐには、定期的に掃除するという方法もありますが直接的にトレイやケースが汚れにくい状態を整えてあげることが一番重要です。
具体的には100均で売られているようなトレイ・ケース・シートなどをうまく使って直置きしないようにすることを意識してください。
あとは、魚やお肉の扱い方です。
これはラップでしっかりと包んでからさらに容器や保存袋を使って保管してください。
ラップで包んだだけでは足りません。
冷蔵庫の汚れの種類とその原因は?
冷蔵庫の汚れは人が触ることで発生する皮脂汚れもありますが、内部だとやはり肉や魚のドリップや野菜くず、こぼれた調味料の汚れなどが原因となってきます。
これらの汚れを放置することでカビや雑菌が繁殖する原因となり、さらに汚れていくのです。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は冷蔵庫の掃除頻度はどのくらいなのかを解説しつつ、掃除のやり方についてもまとめました。
掃除のやり方はここで紹介したこのやり方が個人的にはもはやベストと感じているので、奇抜なやり方を取り入れる必要はないと思います。
特に、トレイやケースの扱いについてしっかりと触れている人はネットの記事を見た限りでも少ないので、この部分は注意して掃除をしてください。
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