電子レンジのいやな臭いの取り方と掃除方法!臭いの原因はなに?

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キッチン

電子レンジを使い続けていると、電子レンジの扉を開けたときに嫌な臭いが発生するようになってしまいます。

そこで、今回は電子レンジのいやな臭いの取り方と掃除方法を紹介していきます。

そもそも、この嫌な臭いの原因はなんなのか、こういった臭いを放置するとどうなってしまうのか、なかなか取れない頑固な匂いが相手の時はどうしたらいいのかも見ていきましょう。

電子レンジのいやな臭いの取り方と掃除方法!

電子レンジで嫌な臭いを除去する方法はいくつかありますが、ここではある程度汚れを除去した上で臭いを取る方法を紹介します。

準備するもの

・クエン酸
・アルカリ電解水
・耐熱の計量カップ
・耐熱容器
・古布やキッチンペーパー
・マイクロファイバー
・メラミンスポンジ
・ゴム手袋

やり方

こちらの動画は『【電子レンジお掃除方法】汚れが落ちる!嫌な臭いをとる!【大掃除】』というタイトルで、クエン酸を使ってレンジ内部を掃除している動画です。

クエン酸を使った後は強アルカリ性のアルカリ電解水を使っていますので、クエン酸では落とせない汚れも除去していることが見て取れます。

クエン酸とアルカリ電解水を使った掃除方法

①耐熱の計量カップに水200mlにクエン酸小さじ3杯程度混ぜてクエン酸水を作る

②計量カップが耐熱じゃ無い場合は耐熱のコップやボールに移し、レンジに入れて3分ほど温める

③温め終わったら上記を内部で拡散させるために30分から1時間ほど放置する

④放置時間はアルカリ電解水とマイクロファイバークロスなどを使って外側を掃除する

⑤放置が終わったらゴム手袋を着用してまだ温かいクエン酸水とメラミンスポンジを使って電子レンジ内部を綺麗にしていく

⑥全体を拭き終わったら軽く水を含ませた雑巾で内部全体を拭く

⑦耐熱容器にキッチンペーパーを折りたたんで4枚ほど重ねておく

⑧キッチンペーパーが置いてある耐熱容器にアルカリ電解水を100ml程度入れる

⑨キッチンペーパーとアルカリ電解水が入っている耐熱容器をレンジに入れて3分ほど温める

⑩熱くなりアルカリ電解水が浸透したキッチンペーパーで天井部や側面といったレンジ庫内を拭いていく

⑪特に汚れがひどい場所はアルカリ電解水をスプレーした上からさらにキッチンペーパーを貼り付けてその上からスプレーをして剥がれなくした状態で、レンジを2分程度加熱する

⑫アルカリ電解水とキッチンペーパーを使ってレンジ庫内を綺麗にする

ポイント

・アルカリ電解水に浸したキッチンペーパーが足りなくなった場合は耐熱容器に残っているアルカリ電解水に漬けてから拭くこと
・ターンテーブルなどがそのまま外せる場合は取り外して丸洗いしてしまうこと
・アルカリ電解水は水でできているので乾燥させても何も残らないので二度拭きは不要
・背面や側面には排気口が設置されていることが多く排気口に直接スプレーするのはNG
・メラミンスポンジを使って最初に内部を掃除する時はものすごく汚れてしまうことがあるので、あらかじめ捨ててもいいものを用意しておくこと
・動画では最後に水を含ませたマイクロファイバークロスで拭いているが、アルカリ電解水は成分が残っても問題ないので拭かなくてもOK
・アルカリ電解水は強力なアルカリ性洗剤に該当するので、アルカリ性洗剤に弱いアルミニウムなどの合金や木製家具などに使うことはできない、そのため電子レンジ掃除に用いるときも飛び散らないように注意すること
・アルカリ電解水は油やタンパク質を分解する性質があり、人の皮膚に付着した場合でも皮脂を落としてしまう作用が強く働いてしまうので使う時は必ずゴム手袋を着用すること
・アルカリ電解水が目や口に入るのは危険なので、電子レンジをのぞき込みながらアルカリ電解水スプレーを用いなければいけないときはマスクやゴーグルも着用した方がいい

電子レンジのいやな臭いの原因は?


電子レンジ内部の独特な嫌な臭いの原因は食べ物の臭いと何らかの焦げや汚れの臭いです。

食べ物の臭いは扉を開けてある程度換気すると抜けていきますが、焦げや汚れの臭いは菌の繁殖に繋がっていることが多く扉を開けても解決しません。

食べ物の臭いは電子レンジを使っている限りゼロにすることはできませんので、これは諦めるしかないでしょう。

電子レンジの臭いの原因はレンジを使った際に発生する食品が飛び散ってしまうことなので防げません。

電子レンジの臭いを放置しているとどうなる?


電子レンジの嫌な臭いを放置していると、それは焦げや汚れを放置することに繋がります。

そのまま放置し続けるとカビが発生してしまいレンジの内部が不衛生になってしまうでしょう。

カビだらけのレンジで温めた食べ物を口にしたいとは思いません。

また、電子レンジの汚れを放置すると電子レンジの加熱効率が低下してしまいます。

というのも、汚れが放置されてしまうことで本来温めたい食べ物ではなく、間を遮っている汚れが温められるようになるため本来の性能が発揮できなくなるのです。

レンジの調子が悪いと感じてしまうと温める時間を延ばしたり再度温めるようになってしまうので、余計に電気代もかかってしまうでしょう。

また、汚れに電磁波が集中しすぎると火が出て火事に繋がってしまうケースもあります。

気になる人はこちらの動画をご覧ください。

この動画は『電子レンジで発火の恐れも 食品のかすなどに注意!(20/02/27)』というタイトルで、ANNのニュースで電子レンジの中の汚れが原因で発火する様子が映っています。

どうしても臭いが取れないときの対処法


基本的に今回紹介したクエン酸とアルカリ電解水を使った掃除でレンジ内部の汚れはある程度落とせます。

それでも嫌な臭いが落ちない場合は食品などの臭いが滞っている可能性もありますし、カビが生えている可能性すらあるでしょう。

まず、カビではなく嫌な臭いがまだ漂っている場合はコーヒーの出し殻・お茶の絞りかす・柑橘類の皮などを耐熱容器にいれて3分程度温めてください。

これでたいていの嫌な臭いは落とせます。

これでもなんとなく嫌な臭いがしている場合は、カビ退治が必要です。

本格的なカビが相手だと塩素系漂白剤が必要になりますが、レンジには使いたくないのが本音なので消毒用エタノールで対応してみましょう。

それでもダメなら塩素系漂白剤を使うしかないです。

電子レンジを綺麗に保つ方法は?


電子レンジは使えば使うほど汚れてしまうので、汚れを除去するには定期的に掃除するしかありません。

今回紹介した掃除はかなり手間暇かかるので、これを毎回やるのは大変です。

なので、動画でも登場している『電子レンジ洗浄剤』のように簡単に掃除できる用具を使ってみるといいでしょう。

定期的に掃除するのが答えとなりますが、掃除が簡単になる掃除用アイテムはありますのでそちらを活用するのが理想となります。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は電子レンジの嫌な臭いを落とすための方法を記載しました。

クエン酸を使えば水垢といったアルカリ性の汚れが落とせますし、アルカリ電解水を使えばしつこい油汚れといった酸性の汚れが落とせるようになります。

今回のように両方とも使う掃除ならば電子レンジで発生する酸性汚れとアルカリ性汚れに対応できますので、とりあえず臭いが気になり始めたらこのやり方を取り入れてみてください。

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