お風呂の浴槽に浸かると、なんだかザラザラとしている・・。
鏡に白っぽい汚れがついている・・。
このような場合、その原因には水垢が考えられます。
水垢を放置していると、皮脂汚れや石鹸カスが混じり、ウロコのような模様になることもあります。
こうなってしまうと、こすってもなかなか落ちなくなってしまいます。
そこで今回は、お風呂の水垢ウロコの掃除方法や、汚れの原因について調べてみました。
お風呂は一日の疲れをとるリラックスタイムだからこそ、水垢のない綺麗な状態で使いたいですよね!
お風呂の水垢ウロコの掃除方法とポイント!
準備するもの
・青いたわし(商品名)
・ラップ
・クロス
やり方
①茂木和哉(洗剤)を鏡に指で塗り込み、しばらく放置します。
②時間を置いてから、鏡を青いたわしで優しくこすり洗いしましょう。強くこすってしまうと鏡に傷がつくので注意しましょう。
③水垢が落ちたら、クロスなどでしっかりと洗剤を落として下さい。
ポイント
お風呂の水垢ウロコを掃除するときの注意点
換気を行う
お風呂は狭い空間のため、洗剤の匂いや成分がこもりやすく、気分が悪くなることがあります。
窓を開けたり、換気扇を回すなどして換気を行うようにして下さい。
メラミンスポンジは使用できない素材がある
こびりついた水垢を落とす時に、メラミンスポンジでこすると汚れが取れやすくなりますが、お風呂の場合、浴槽に使われている素材によっては、メラミンスポンジでこすることで傷がついてしまうことがあります。
また、くもり止めのコーティングがしてある鏡も、メラミンスポンジでこすってしまうとコーティング剤が剥がれてしまうことがあります。
ウロコ状の汚れの原因は?
お風呂につくウロコ状の汚れの原因は、水垢に皮脂汚れや石鹸カスがついたものになります。
お風呂は水(お湯)を使う場所なので、飛び散った水滴や湿気が付着すると、水分が蒸発してカルシウムなどのミネラル分が残り結晶化します。
これが水垢の原因です。
その水垢に皮脂汚れや石鹸カスがつくと、汚れがさらに固まってこびりついてしまい、ウロコ状になっていきます。
お風呂の掃除頻度はどのくらいがオススメ?
お風呂は毎日入る人なら毎日掃除をするのが基本です。
とは言え、隅から隅までを丁寧に掃除するのは疲れてしまうので、浴槽や壁、床と言った特に汚れのつきやすい場所を軽く洗い、水を切っておくだけでも日々のメンテナンスとしては十分と言えます。
その上で、週に一回は気になる汚れをしっかりと落としましょう。
換気扇の掃除は月に一回でも構いませんが、ホコリがある時は掃除機で吸い出してルーバー部分を拭いておくと、綺麗な状態を維持しやすくなります。
お風呂のウロコ状の汚れを予防する方法は?
お風呂のウロコ状の汚れの主な原因は水垢です。
水垢とは、水が蒸発してカルシウムなどのミネラル分が残り結晶化したもので、触るとザラザラとしていて、軽くこすっても簡単に落ちない厄介な汚れになります。
水垢がついてしまうと掃除がとても手間になってしまうので、水垢にならないように予防をするのが最善の策と言えますが、その予防法として効果があるのは水切りです。
水が蒸発することで水垢になるのなら、そもそもの水がなければ水垢にはならないというわけです。
具体的な方法としては、お風呂に入った後、水切りワイパーやブラシ、クロスなどを使って、水を拭き取ってしまいます。
毎日お風呂を使う場合は毎日行う必要がありますが、このひと手間がお風呂掃除をグンと楽にしてくれます。
便利な道具やオススメの洗剤は?
水垢はアルカリ性の汚れになるので、酸性洗剤を使うことで汚れが中和され、落ちやすくなります。
そのため、しつこい、水垢を落とすならお風呂用酸性洗剤を選ぶとよい、ということになります。
洗剤を使うと肌が荒れやすいという方は、自然由来の成分であるクエン酸を使ってもよいでしょう。
クエン酸を使って水垢を落とす時は、クエン酸と水を混ぜたクエン酸水を吹きかけて使いますが、キッチンペーパーなどに吹きかけた上からラップをして、しばらく置いておくと、水垢が取れやすくなります。
また逆に、酸性洗剤では落とし切れない場合は、クレンザーを使うとこびりついた水垢の汚れを落とすことができます。
クレンザーは中性洗剤ですが研磨剤が入っているため、結晶化した水垢にも効果があるというわけです。
水垢ウロコを放置するとどうなる?
水垢は、水が蒸発してカルシウムなどのミネラル分が残り結晶化したもので、そもそもの汚れが硬くて落としにくいものになります。
それがウロコ状になるのは、石鹸カスや皮脂汚れなど他の汚れが混じるからで、ただの水垢よりもさらに強力に落としにくい汚れとなってしまいます。
水垢ウロコは見た目が目立ちやすいだけではなく、シャワーヘッドや蛇口の部分に発生すると、目詰まりを起こして水が出にくくなったり、蛇口が回りにくくなるなどの不具合が生じることがあります。
どうしても汚れが落ちない時は?
ウロコ状の汚れは、長い期間放置した水垢が重なって固まってしまったものなので、家庭用の洗剤や道具を使って落そうと思っても限界があります。
強い力でこすり過ぎてしまうとお風呂を傷める原因にもなりますし、狭い空間でずっと洗剤の匂いを嗅いでいると気分が悪くなってしまうこともあるかも知れません。
このような時は無理をせず、プロの方に掃除を依頼してみてはいかがでしょうか。
プロのクリーニング業者は、掃除の知識も豊富で、使っている洗剤や道具も私達とは違います。
「落ちないから」と汚れを放っておいて悪化させるより、一度、しっかりと掃除をしてもらってから、維持管理に努める方が得策と言えるでしょう。
お風呂クリーニングの料金相場
お風呂の掃除をクリーニング業者に依頼した場合、料金の相場は14,000~16,000円となっています。
掃除の内容や範囲などは業者によって異なりますが、浴槽、壁、床、窓、鏡の掃除を含んでいるのが基本となることが多く、水垢汚れも掃除の対象となっているようです。
ただし、鏡の場合、汚れがひどくてウロコ状になってしまっていると、基本料金内での掃除は難しいこともあります。
ウロコ状の汚れは手で掃除をしても落としにくいため、機械やプロ仕様の洗剤を使う必要とするので、業者によっては追加料金を設定しているケースもあります。
そのため、お風呂の掃除をクリーニング業者にお願いする時は、現状を細かく説明し、見積もりを提出してもらうのがよいでしょう。
なお、家事代行サービスでは、鏡の水垢ウロコの掃除を行っていないところもあります。
しつこいウロコ状の水垢を落としたい時は、掃除専門業者に依頼するのがよいでしょう。
まとめ
お風呂の水垢汚れは、水がついたままにしてしまうことが原因です。
水が蒸発するとミネラル分が結晶になって残った水垢汚れになり、掃除をしても落としにくくなってしまいます。
さらに放置すると、他の汚れとくっついてウロコ状になることも・・。
水垢ウロコを防ぐには、お風呂に入ったら水を切ることが大切です。
クロスで拭き取ってもよいですが、水切りワイパーがあると数秒で広い場所の水も簡単に切ることができますよ。
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