パナソニックの洗濯機を分解して行う掃除のやり方と注意点!

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洗濯機(洗濯槽)掃除

本格的な掃除及びメンテナンスをする時にはどうしても分解対応が必要になってしまうでしょう。

今回はパナソニックの洗濯機を分解して行う掃除はどうしたらいいのかを縦型洗濯機とドラム式洗濯機で紹介して参ります。

動画とセットで紹介しますので、まずは動画を見て自分でもできるかどうかを判断してください。

分解掃除となりますので、今回の内容はかなり難易度は高めになります。

パナソニックの洗濯機を分解して行う掃除のやり方!

洗濯機には縦型洗濯機とドラム式洗濯機がありますが、一般ユーザーのかたがたでメンテナンスなどの情報をアップしているのはどうしても縦型洗濯機が主流となります。

ドラム式洗濯機は情報が集まりにくいので、ドラム式洗濯機ユーザーは動画を見つけたら再生回数が少なかったとしても中身のチェックをしっかりと行ってください。

縦型

パナソニックの縦型洗濯機は「4.5kg洗濯機 NA-F45B3」や「5.0kg全自動洗濯機 NA-TF592」や「6.0kg乾燥付洗濯機 NA-FV60B2」などの洗濯機があります。

まずは自分の家にある洗濯機の型番チェックから始めましょう。

準備するもの

・マイナスドライバー
・プラスドライバー
・ニッパー
・インシュロック
・突っ張り棒
・インパクトドライバーとソケット
・キッチンハイター
・スポンジ
・ブラシ
・ゴム手袋
・マスク
・ペンチ
・ビニールテープ
・ハンマーレスフランジナット回しorパイプレンチとモンキーとハンマー

やり方

こちらの動画は「洗濯機の分解洗浄 パナソニックNA-FA80H7 DIYでやってみよう!」というタイトルで、2019年に購入したパナソニックの「NA-FA80H7」を分解掃除するという動画になります。

ただし、専用の工具を使いますので工具をそろえるところからスタートしてください。

①コンセントを抜いて水道元栓閉めてホースを外す

②隠しねじのキャップをマイナスドライバーで外す

③ビス止めを外す

④背面にまわって上部と下部を接続しているねじを外す

⑤爪を外して動かせるようにして、蓋がパカパカと開かないようにビニールテープで固定する

⑥背面パネルのケーブルを固定しているインシュロックとプッシュマウントタイラップを外す、ニッパーと細いペンチを使う

⑦突っ張り棒を使って洗濯槽を取り出しやすくするために上部を開けっ放しにする

⑧パルセーターのねじを外す、ワッシャーもなくさないように

⑨パルセーターを強引に持ち上げて取り出す、糸くずフィルターは先に外しておく

⑩ボルト止めやビス止めを外して洗濯槽を洗濯槽上部をまず取り出す、ツメで引っかけられている場所もありかなり硬いので、マイナスドライバーも使う

⑪洗濯槽を固定しているねじを取り外す、でかいねじ用のソケットがある場合は電動工具で外し、無い人はハンマーやパイプレンチやモンキーを使って外す、専用のハンマーレスフランジナット回しがある人はこちらを使うこと

⑫洗濯槽を取り出す

⑬バラバラにしたパーツをキッチンハイターなどを使って洗浄する

⑭パーツを綺麗にしたら元に戻す

ポイント

・インパクトドライバーがあるかどうかで作業難易度が変わるため、分解作業をする場合は持っていた方が良い
・洗濯槽を固定しているねじは非常に硬く、パイプレンチやモンキーとハンマーを使って強引に外す方法だとなかなかまわらないケースもあり、最悪ナットに傷がついて余計に外れなくなることも
・洗濯槽を固定しているねじを外す場合はインパクトドライバーと38mmソケットといった大きいサイズのソケットを用意した用が良い
・洗濯槽を外すとワッシャーが出てきますが戻す作業で忘れないこと
・作業手順がわからなくなると戻す事も困難なので、作業手順を動画で撮影しながら行うとミスが少なくなる

ドラム式

ドラム式は乾燥フィルターなどの掃除は当たり前のように行えますが、分解掃除はかなり難易度が高いので動画を見てできるかどうかをまずは判断してください。

準備するもの

・マイナスドライバー
・プラスドライバー
・ニッパー
・インシュロック
・インパクトドライバーとソケット
・キッチンハイター
・スポンジ
・ブラシ
・ゴム手袋
・マスク
・ペンチ

やり方

こちらは「【ドラム式洗濯機分解】パナソニックVX-9700Rダクト清掃 東京でドラム式洗濯機の乾燥機能を復活させたい!」という動画で、パナソニックのドラム式洗濯機「VX-9700R」を分解して掃除しているところを紹介しています。

①コンセントを抜いて水道元栓閉めてホースを外す

②乾燥フィルターを開けて奥のフィルターもねじ止めを外して取り外す

③手前にあるシールでねじが隠されているねじを外す

④上部フィルターを外して見えるねじを外す

⑤天板の後ろにあるねじを外す

⑥天板を外す

⑦洗濯機前側のねじを外して蓋も外す

⑧前面のねじを外してカバーを取る

⑨ケーブルを固定しているインシュロックとプッシュマウントタイラップを外す

⑩一つずつ手前からパーツを外す

⑪外したパーツの埃を除去してキッチンハイターなどで掃除する

⑫フィルター側にあるアルミフィンは濡れている場合はキッチンペーパーで水気を除去し、柔らかいナイロンブラシなどを使ってゴミを取る

⑬外したパーツを元に戻す

ポイント

・フィルター側にあるアルミフィンは非常に簡単に曲がってしまうので埃を除去するときは慎重に行うこと
・かなり多くのパーツを外すことになるので、使っているねじを間違えないようにするために配置にも気をつけること
・写真や動画で手順を撮影しながら作業を行うこと

洗濯機を分解する時の注意点!


縦型洗濯機でもドラム式洗濯機でも分解掃除は難易度が高めです。

基本的に分解作業はある程度の工具が揃っていないと不可能なのでまずは工具をチェックしましょう。

また、作業がかなり複雑になるので手順を記録しておくことと、外したパーツに使ったねじが何であるのかもはっきりとわかるようにすることも重要です。

ドラム式洗濯機の場合はアルミフィンを掃除することになるが、非常に柔らかいので変形に気をつけましょう。

洗濯機掃除のオススメの頻度


洗濯機のメンテナンスは使うたびに行い、洗濯槽の掃除は1ヶ月に1回は行った方がよいとされています。

本格的な分解掃除の頻度については明確な数字は出ていませんが、可能であれば1年に1回は行った方がいいでしょう。

洗濯機の掃除にオススメの便利グッズ!


洗濯機を分解掃除する場合は下記の工具やグッズが必須です。

・インパクトドライバー
・キッチンハイター
・インパクトドライバー用のソケット
・キッチンペーパー
・ニッパー
・ペンチ

洗濯機を綺麗に保つためのコツは?


洗濯機を綺麗に保つためには洗濯槽が汚れない使い方をすることです。

そのためには、以下のことを守りましょう。

・お風呂の残り湯はできる限り使わない
・洗剤の使用量は守る
・毎日のメンテナンスはしっかりと行う、1ヶ月に1回は洗濯槽の掃除をする
・洗濯物を入れたまま放置しない

洗濯機の汚れや臭いの原因


洗濯機の汚れや臭いの原因は洗濯槽に発生してしまったカビや繁殖してしまった細菌にあります。

このカビや細菌は衣類に付着している皮脂汚れや汗や毛、残り湯に発生していた皮脂汚れや汗や毛、そして残ってしまった洗剤カスなどが原因で増殖しますのでそれらを増やさないこと、減らすように行動することが大切なのです。

汚れや臭いをそのままにしておくと?


汚れや臭いを放置するとカビや細菌が大量発生するので、衣類をいくら洗っても汚い状態が続くでしょう。

汚れや臭いを放置するということは洗濯機のメンテナンスもしていないという事になりますので、最悪の場合は洗濯機が壊れたりホースが破損してしまって水漏れが発生することすらあります。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はパナソニックの洗濯機を分解掃除する方法についてまとめました。

洗濯機の分解掃除はかなり難易度が高く必須工具も多めなので、そもそも工具がないという人はプロに依頼することを考えましょう。

洗濯機は洗濯槽のお掃除も定期的に行うことで汚れにくい状態をキープできますので、洗濯槽掃除も定期的に行ってください。

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