キッチンハイターを使った洗濯槽の掃除のやり方や注意点!

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洗濯機(洗濯槽)掃除

洗濯をしようと洗濯機の蓋を開けるとなんだか匂う、洗濯物に黒っぽいカスが付着していることがある時は、洗濯槽が汚れている可能性が高いです。

洗濯槽の汚れの主な原因はカビや雑菌。

衣類などを綺麗にするはずの洗濯機が、カビや雑菌にまみれているとしたら、考えただけでも嫌ですよね。

そのような時は、洗濯槽の掃除を行いましょう。

とは言え、洗濯槽の掃除は洗濯槽専用の洗剤や酵素系漂白剤を使って行うことができますが、どちらも常備している方は少ないのではないでしょうか。

掃除をしようと思い立った時に使える洗剤がないと、「また今度でいいか」と機会を逃してしまうことに繋がります。

そこでお勧めなのが、キッチンハイターを使った洗濯槽の掃除です。

キッチンハイターは、台拭きやコップについた茶渋とりなどに利用するため、どのご家庭にもある一般的な洗剤と言えます。

キッチンハイターを使った縦型、ドラム式の洗濯槽の掃除のやり方をご紹介します。

キッチンハイターを使った洗濯槽の掃除のやり方!

縦型

準備するもの

・キッチンハイター

やり方

①洗濯槽洗浄がある場合は、キッチンハイターを洗濯槽に入れ、洗濯槽洗浄を選択するだけでOKです。

②洗濯槽洗浄がない場合は、洗濯槽に最上位まで水を溜め、そこにキッチンハイターを入れて、洗濯機を回して下さい。

ポイント

洗濯槽を洗剤で掃除する場合、水よりもお湯を使った方が効果があると言われていますが、キッチンハイターの場合は水を使っても十分に効果が得られます。

ドラム式

準備するもの

・キッチンハイター
・ゴム手袋

やり方

①洗濯槽に、扉を開けてこぼれ落ちない程度の水と水の分量に合わせたキッチンハイターを入れます。

②ドラム式の場合は槽洗浄コースがある場合が多いので、あれば設定するだけでOKです。槽洗浄コースがない洗濯機は、3分ほど回してから、2~3時間放置(浸け置き)します。汚れがひどい時は一晩放置してもよいでしょう。

③すすぎを行い、後は洗濯槽をしっかり乾燥させて終了です。

ポイント

キッチンハイターを投入口から入れると、残った分が次の洗濯時に衣類に付着して色落ちを起こすことがあるので、必ず水と一緒に扉を開けて洗濯槽に直接入れるようにしましょう。

洗濯槽にキッチンハイターを使う時の注意点

酸性の洗剤と混ぜない

キッチンハイターは塩素系漂白剤です。

酸性の洗剤と混ぜてしまうと、人体に有害がガスを発生させるため、絶対に混ぜないようにしましょう。

最近はナチュラルクリーニングの一環で、クエン酸などを掃除に使う方が増えていますが、クエン酸は酸性のため、もちろんキッチンハイターとの併用はNGです。

換気を行う

塩素系漂白剤を使用中は、必ず換気を行うようにして下さい。

ゴム手袋を着用する

塩素系漂白剤に直接触れると、皮膚のたんぱく質を溶かして肌荒れを起こすことがあります。

使う時は必ずゴム手袋をして、直接触れないようにして下さい。

使用可能な洗濯機か確認をする

洗濯槽の種類によっては、塩素系漂白剤が使えない場合があります。

取り扱い説明書を確認して下さい。

洗濯槽にキッチンハイターを使う時のメリットとデメリット

メリット

洗濯槽の汚れが気になって、思い立って掃除をしようと思っても、洗濯槽専用の洗剤は常備していないという場合も多いですよね。

そのような時でも、キッチンハイターなら家に必ずあるという方は多いと思います。

キッチンハイターは次亜塩素酸ナトリウムが主成分で、強い殺菌力や消臭、漂白効果が期待できる商品。

キッチンという名の通り、ふきんやまな板、急須、お弁当箱などの漂白や、冷蔵庫内の掃除などに使われることが多いですが、洗濯槽の掃除にも使えるのでわざわざ洗濯槽専用の洗剤を買う必要がありません。

デメリット

次亜塩素酸ナトリウムは効果が強力な分、すすぎ残しがある状態で洗濯をしてしまうと、衣類を傷める原因になります。

また、独特のツンとした匂いがしばらく残ってしまうのが気になるという方もいます。

そのような場合は、洗濯をする前に、洗濯洗剤と水のみを入れて洗濯機を回すと匂いが消えます。

すすぎまで行って、それでも匂いが気になる場合は、もう一度洗濯洗剤と水のみで洗濯機を回して下さい。

洗濯槽の汚れの原因は?


洗濯槽の汚れの原因は、カビや雑菌です。

カビや雑菌を含んだ汚れは、最初は薄い黄色っぽいのですが、徐々に茶褐色、黒色へと変化するため、洗濯物について汚れが気になる頃には、洗濯槽の裏ではかなりのカビや雑菌が繁殖していることになります。

洗濯槽の裏側にカビや雑菌が繁殖してしまうのは、次のことが主な原因と言われています。

汚れた衣類を洗濯槽の中で放置

衣類に皮脂汚れや汗などが付着している状態で洗濯槽に放置していると、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。

汚れた衣類などは洗濯槽に直接入れずに、洗濯かごを用意してそちらに入れるようにするとよいでしょう。

洗剤、柔軟剤の使い過ぎ

適量以上の洗剤や柔軟剤を入れると、溶け切らなかった分が残り、洗濯槽の裏側に回ってカビや雑菌のエサになってしまいます。

洗剤や柔軟剤は、適量を入れるようにして下さい。

洗濯槽内の湿度が高い

洗濯後にすぐ蓋を閉めてしまうと、洗濯槽内の湿度が高くなり、カビや雑菌が繁殖しやすくなります。

また、お風呂場の近くに洗濯機がある場合は、お風呂場の換気扇を作動させて、湿気が洗濯機にこもらないように注意しましょう。

キッチンハイター以外の洗濯槽の掃除にオススメの洗剤!


洗濯槽の汚れの原因は、衣類についた皮脂や汗、溶け切らずに残ってしまった洗剤カスなどをエサにして増えたカビや雑菌です。

カビや雑菌の除去には、酵素系漂白剤がお勧めです。

酵素系漂白剤の主成分である過炭酸ナトリウムは、水と混ぜることで泡が発生し、その泡が洗濯槽の裏にこびりついたカビや雑菌を剥がし落とします。

酵素系漂白剤は、水に溶けると自然由来の成分である炭酸ソーダと酸素に分解され、赤ちゃんの衣類やコップについた茶渋とりなどにも安心して利用することができます。

洗濯槽をキレイに保つための方法

洗剤や柔軟剤は適量を使う

洗剤や柔軟剤を多く入れると、溶けきれずに残り、カビや雑菌の繁殖の原因になってしまいます。

洗濯後は蓋を開けておく

洗濯後の洗濯槽は湿度が高い状態のため、蓋を閉めてしまうと湿気がこもってカビや雑菌が繁殖しやすくなります。

洗濯後は蓋を開けて風通しをよくしておきましょう。

汚れた衣類などは洗濯かごに入れる

蓋を開けていても洗濯槽に汚れた衣類を放り込んでいると、衣類についた皮脂汚れや汗をエサにカビや雑菌が繁殖してしまうので、洗濯前の衣類は洗濯かごに入れておくようにしましょう。

月一回程度洗濯槽の掃除を行う

今回ご紹介したキッチンハイターを始め、酵素系漂白剤や洗濯槽用洗剤(クリーナー)を使うのがお勧めです。

まとめ

どの家庭にも、必ず一本はあるキッチンハイターで洗濯槽が掃除できれば、わざわざ専用の洗剤を買う必要がないので嬉しいですよね。

ただし、洗濯機によっては塩素系漂白剤の使用がNGの場合があるので、使用前に取り扱い説明書を読んで使用できるかどうか必ず確認するようにしましょう。

また、キッチンハイターで洗濯槽を掃除するとツンとした匂いが残ることがあります。

そのまま洗濯をすると衣類に匂いが移ることがあるので、気になる時は洗濯洗剤と水のみで洗濯機を回して、洗濯槽に匂いが残らないようにしましょう。

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