LIXIL・INAXの温水洗浄便座の掃除方法とポイントや注意点!

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トイレ掃除

便器のメーカーはTOTOやパナソニック以外にもLIXILやINAXなど様々なメーカーがあります。

今回はLIXILとINAXに注目し、こちらのメーカーにおける温水洗浄便座の掃除方法とポイントや注意点を紹介して参ります。

どちらも動画をセットで紹介いたしますので、まずは動画をチェックしてどのような対応をすればいいのかを見ていただきたいと思います。

LIXILの温水洗浄便座の掃除方法とポイント!

まずはLIXILの温水洗浄便座の掃除方法とポイントを紹介いたします。

基本的に温水洗浄便座の掃除の仕方は一緒ですが、メーカーによって取り外しなどの違いが出てきますので、どのような違いがあるのかを意識しながら動画を見ましょう。

準備するもの

・使わなくなった歯ブラシ
・雑巾かペーパータオル、柔らかい布
・中性洗剤
・綿棒
・ゴム手袋
・酸性洗剤
・マイナスドライバー

やり方

こちらの動画は『細田建築標準仕様のシャワートイレ(2階)LIXIL「ベーシア」のお手入れ術を解説!』というタイトルで、LIXILの『ベーシア』という機種の手入れ方法となります。

基本的には月に1回のストレージ掃除が中心となっているので、便器そのものの掃除は別の動画を参考にしましょう。

①水栓を止める、ハンドルがあるタイプと無いタイプがあるが元の位置を必ずスマホで撮影してから止める事、基本はマイナスドライバーを使って時計回りに止水栓を閉める

②タンク内部の水を流して空にする

③タンクの裏にあるストレーナーを外す、ゆっくり回して外すこと

④残っている水が出てくるのでタオルで抑えながら水を出しきる

⑤外したストレーナーを掃除する、上に引っ張って先端部を外し、外した先端部を歯ブラシなどの毛先が柔らかいモノで優しく水洗いする

⑥ストレーナーを元に戻す、『かちっ』と音が鳴るまで押し込むこと

⑦元のところに接続しなおす、しっかりと締め直すこと

⑧便座の蓋を外せるタイプならば外して柔らかい布などで拭く、汚れがひどい場合は中性洗剤を使って最後に水拭きする

⑨コンセントを外して温水洗浄便座を持ち上げて隙間を掃除する、布に中性洗剤を染みこませて拭くこと

⑩元に戻したら安易に動かないか、固定されているのかを確認する

⑪電源を戻してノズルを掃除する、ノズルを掃除するためにノズルを出す必要があるが温水洗浄便座によっては『ノズル掃除機能』があるのでそちらを使う、ノズルを簡単に脱着できるタイプもあるので外せるのなら外す

⑫雑巾かペーパータオルに中性洗剤を染みこませてノズルを拭き取る

⑬止水栓を開ける

ポイント

・大理石やタイルなどは酸性洗剤に弱いので、使う場合は周りに飛び散らないようにすること
・黒ずみやカビはアルカリ性洗剤が有効で、黄ばみや尿石や水垢といった汚れは酸性洗剤が有効だが、どちらも同時に使うと有毒ガスが発生するのでNG
・そこまでひどくない汚れは中性洗剤で十分(今回のやり方は中性洗剤で紹介している)

INAXの温水洗浄便座の掃除方法とポイント!

次はINAX製の温水洗浄便座の掃除の仕方を紹介します。

準備するもの

・使わなくなった歯ブラシ
・雑巾かペーパータオル、柔らかい布
・トイレ用洗剤
・ゴム手袋
・マイナスドライバー

やり方

こちらの動画は「トイレクリーニングハウスクリーニングINAXトイレ🚽専門クリーニング」というタイトルで、INAXのトイレをハウスクリーニングにする様子をとらえたカメラとなります。

ポイントはマイナスドライバーを使いますがそれは止水栓を止めるためではなく掃除をするために使っているというところです。

紹介するやり方も動画準拠となります。

①右脇のボタンを押しながらウォシュレットを上に引き上げる

②マイナスドライバーに洗剤を染みこませた雑巾を被せて隙間の掃除をする

③雑巾を取り替えて隙間以外の掃除をする

④タンクの裏側は洗剤を含ませた雑巾で背中を洗うように拭き取る

⑤マイナスドライバーに洗剤を染みこませた雑巾を被せて細かいところを掃除をする

⑥右脇のボタンを押しながら上に上げて雑巾で拭き取る

ポイント

・隙間を掃除するためにマイナスドライバーを使っているが、マイナスドライバー以外にも細かい部分に入るようなモノがあれば問題なし

温水洗浄便座を掃除するときの注意点


温水洗浄便座を掃除する時にはいくつかの注意点がありますので、そちらもチェックしておきましょう。

ここではその中で特に意識しないと故障や破損といった大きな被害が出るものを紹介します。

・黒ずみや尿石は酸性洗剤を使うことになるが酸性洗剤は塩素系との併用は絶対NG、混ぜてしまうと毒ガスが出てしまうので併用しないこと
・尿石を除去するためには強めの酸性洗剤を使うのが理想だが強めの酸性洗剤は刺激がかなり強いので、使う場合は換気扇を回してマスク着用してゴム手袋も使うこと
・温水洗浄便座のメカニカルな部分はプラスチック製で覆われておりちょっとした刺激でも簡単に傷つく、酸性洗剤やアルカリ性洗剤はプラスチック素材が使われている部分に使うと割れる恐れあり
・止水栓を動かすときは動かす前の状態を必ずチェックしてその状態に戻せるようにすること、その気になればずっと回せるがそれはトラブルに繋がる
・細菌は熱湯に弱いが、磁器製のトイレは熱に弱いのでひび割れに繋がる恐れあり、絶対に熱湯を使ってはいけない
・ノズルは機種事に操作方法が異なるので必ず説明書を見てから動かすこと、無理矢理引っ張ると故障に繋がる
・便器についた洗剤は確実に拭き取ること、拭きもらしがあると便器用洗剤などの気化ガスがウォシュレット本体内部に入って故障の原因になってしまうので注意

温水洗浄便座の日頃のお手入れ方法は?


温水洗浄便座を含めたトイレの掃除の仕方は大きく分けて3種類です。

それは『毎日簡単に行う掃除』『1週間に1回行う掃除』『1ヶ月に1回行う掃除』の3種類となりますので、それらを使い分けすることが重要になるのです。

基本的に日頃のお手入れといったら『毎日簡単に行う掃除』が該当しているので、この方法を覚えて毎日メンテナンスをするように心がけてください。

具体的には『トイレ掃除用ティッシュ』や『トイレ掃除用シート』を用意して、便座の表側や裏側、蓋など全体を綺麗にすれば終了となります。

ただし、ウォシュレットには電子部品が使われているので水をかけてしまうのはNGとなります。

また、乾拭きすると静電気が発生してしまい埃が溜まりやすくなってしまいますので、乾拭きもしないようにしましょう。

あると便利な掃除道具!


トイレ掃除をする上で用意してもらいたいのは以下のとおりです。

・トイレ用のお掃除シート(使い捨て)
・トイレ用ブラシ
・ステンレスヘラ
・ハンディモップ
・スポンジ研磨剤
・ツインブラシ
・綿棒
・ゴム手袋
・酸性洗剤

特に、毎日の掃除に使うようなシートは必ず用意するようにしてください。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はLIXILとLINAXにおけるトイレ掃除の仕方についてまとめました。

基本的にトイレ掃除の方法はどのメーカーでも大きくは変わりませんが、メーカーや機種によって温水洗浄便座の取り外しの方法や動かし方が異なっているので、必ず説明書を読んでから対応するようにしましょう。

トイレの説明書を読んで掃除をするという人は筆者が知っている限りほとんどいなかったので、一度説明書をじっくりと読んでもらいたいと思います。

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