セスキ炭酸ソーダを使用したトイレ掃除のやり方やポイント!

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トイレ掃除

セスキ炭酸ソーダは人や環境に優しい成分のため、赤ちゃんや肌が敏感な方がいる場合の掃除に役立ちます。

トイレ掃除にも使うことができますが、セスキ炭酸ソーダを使用したトイレ掃除のやり方がよくわからないという方も多いでしょう。

そこで今回は、セスキ炭酸ソーダを使用したトイレ掃除のやり方やポイントをご紹介します。

セスキ炭酸ソーダを使ったトイレ掃除のやり方やポイント!

準備するもの

・セスキ炭酸ソーダ
・水
・スプレーボトル
・トイレットペーパー

やり方

・スプレーボトルに水100mlとセスキ炭酸ソーダ1gを入れてよく混ぜ合わせます。

・床や壁、便座、棚、ドアノブなどの汚れが気になるところにセスキスプレーを吹きかけ、その後にトイレットペーパーで拭き取って下さい。

ポイント

セスキ炭酸ソーダでトイレ掃除をする時は、事前に目立たないところに吹きかけて変色などの恐れがなければ、目立つところも掃除するようにしましょう。

セスキ炭酸ソーダをトイレ掃除に使う時の注意点

素手で使用しない

セスキ炭酸ソーダは自然由来で人や環境に優しい成分です。

そのため、自宅に赤ちゃんや肌の弱い方がいる時に、強い洗剤を使いたくないという場合に選ばれることが多いのですが、素手で触れると皮膚がただれるなどのトラブルの原因となることがあります。

使用する際には必ずゴム手袋などを着用して下さい。

早めに使いきる

セスキ炭酸ソーダをトイレの掃除に使う時は、スプレーボトルなどに水と入れてセスキスプレーとして使うことが多いと思いますが、一度に使いきらなかったセスキスプレーをそのまま保存していると、次に使う時に劣化してしまい、思うような効果が得られない場合があります。

トイレ掃除でセスキスプレーを使う時は、その日に使いきる量を作るようにしましょう。

尿石や水垢には効果がない

セスキ炭酸ソーダは、トイレの様々な汚れに全て対応できるわけではありません。

中でも、汚れだけではなく臭いも気になる尿石の除去には、セスキ炭酸ソーダでは効果はありません。

セスキ炭酸ソーダを使ってもなかなか汚れが落ちないからと、ゴシゴシ強く擦ってしまうと、便器などを傷める原因になります。

尿石を落とすには酸性の洗剤が必要になるので、注意しましょう。

トイレ掃除にセスキ炭酸ソーダがオススメの理由は?


トイレ掃除を毎日行いたいと思っても、成分の強い洗剤を扱うのはちょっと大変ですよね。

しかし、セスキ炭酸ソーダは自然由来の成分のため、人や環境に優しく、取り扱いも難しくありません。

セスキ炭酸ソーダには、しつこい汚れ(この場合はセスキ炭酸ソーダはアルカリ性なので、酸性の汚れであるカビの除去という意味になります)を落とす強い力はありませんが、用を足した後にスプレーを吹きかけておいたり、ちょっとした汚れの時に使うことで、雑菌の繁殖を防ぎ、カビが発生するのを抑えてくれます。

また、セスキ炭酸ソーダには消臭作用もあるので、トイレの気になる臭いにも効果が期待できます。

トイレ掃除にオススメの頻度は?


トイレ掃除のお勧めの頻度は、週一回のしっかり掃除+毎日のサッと掃除です。

週一回の掃除では、トイレ全体をくまなく掃除します。

一方、毎日のサッと掃除では、汚れが気になったところや、使用後の便座、便器などをトイレ用クリーナーなどで軽く拭き掃除をするだけでOK。

トイレの汚れは毎日蓄積されていき、放置すればするほど、落としにくくなるものなので、毎日こまめに掃除をすることによって汚れを溜めにくくなり、さらに週一回のしっかり掃除で見落とした場所を掃除すれば清潔を保つことができます。

トイレの汚れの種類やその原因

水垢

トイレに限らず、水が流れる場所には水垢がついてしまいます。

キッチンの流しなどは特にわかりやすく、気がついたら白っぽい汚れがついていることがあると思いますが、それが水垢です。

水垢は水が蒸発して、カルシウムなどのミネラルが残った状態です。

放置しているとどんどん固まってしまい、簡単に落とせなくなります。

尿石

尿石は尿が蒸発して、カルシウムなどのミネラルが残ったものです。

水垢と同じ原理で汚れになりますが、尿石の場合はアンモニアが含まれているため、雑菌が繁殖して嫌な臭いを放つようになります。

カビ

湿気が多く、温度が高くなりやすいトイレはカビが発生しやすい場所です。

特に水が流れる便器や、水が溜まっているタンク内部に発生することが多く、そこに空気中のホコリが付着することで黒っぽい目立つ汚れになります。

汚れを放置するとどうなるの?


トイレの汚れを放置していると、見た目が不潔ですし、嫌な臭いもしてきます。

ただし、汚れを放置するとそれだけが問題ではありません。

トイレの汚れを放置してしまうと、便器のふちやタンクの内部に付着した尿石、カビなどが剥がれ落ちて、配管を詰まらせてしまうことがあります。

配管が詰まると汚水が便器から溢れてしまったり、水が流れなくなるので修理が必要になります。

配管詰まりの修理は、便器を外して行うような大掛かりなものになると50,000円近くになるケースもあります。

このようなことから、トイレの汚れは放置せずに、溜め込む前にきちんと落としてしまうのがよいでしょう。

セスキ炭酸ソーダ以外にオススメの洗剤!


トイレ掃除は、汚れの原因によって使う洗剤を変える必要があります。

尿石や水垢などアルカリ性の汚れには、酸性の洗剤が効果を発揮します。

具体的な製品にはサンポールがありますが、クエン酸などの酸も汚れ落としには有効です。

一方、カビによる黒ずみは酸性の汚れなので、アルカリ性の洗剤が効きます。

オキシクリーンやドメストが一般的ですが、セスキ炭酸ソーダや重曹もアルカリ性の洗剤の一種です。

なお、しつこいカビにはカビキラーを使用することがあると思いますが、カビキラーは塩素系漂白剤でアルカリ性の洗剤です。

塩素系漂白剤を使用する時は、酸性の洗剤と混ぜると有毒ガスを発生させるため、同時に使わないようにして下さい。

トイレ掃除業者の料金相場


トイレ掃除をクリーニング業者に依頼する場合、料金の相場はどれくらいになるのでしょうか。

トイレ掃除の料金は業者によって異なりますが、8,000~12,000円が基本的な掃除の料金となっているところが多いため、平均すると10,000円程度となります。

ただし、基本の掃除内容にどこまで含まれるかは業者ごとに違います。

例えば12,000円の料金を設定している業者では、一般的にはオプションになる換気扇の掃除も含まれていることがあります。

また、尿石がつきやすい便器のふちや壁、床は基本の掃除料金に含まれることが多いですが、カビが発生するタンク内部の掃除はオプションとしているところが多いです。

そのため、トイレ掃除をクリーニング業者に依頼する時は、料金だけではなく、掃除の内容や範囲についてもしっかりと確認しておく必要があります。

まとめ

セスキ炭酸ソーダはトイレ掃除に使用することができますが、トイレの汚れの中でも特に気になる尿石やカビを落とす作用はありません。

セスキ炭酸ソーダをトイレ掃除に使う時は、床や壁、ドアノブなどの軽い汚れや皮脂汚れを落とす目的か、使用後にスプレーすることで抗菌作用によって雑菌の繁殖を抑える効果を狙う使い方になります。

頑固にこびりついたカビや尿石は、それぞれ強いアルカリ性、酸性の洗剤を使うようにしましょう。

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