冷蔵庫を掃除する時は電源を抜いたほうがいい?中身はどうする?

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キッチン

扉の開閉を使用頻度に含めた場合、間違いなく使用頻度が家の中でも最上位に位置する家電が冷蔵庫です。

そんな冷蔵庫ですが、大掃除となるとその扱いに困ってしまう人も多く、どうするのが正解なのかを求めてネット上を探る人も多くいます。

今回はそういった方々向けに、冷蔵庫を掃除する時は電源の扱いに注目していきましょう。

抜いた方がいいと言われているが、中身の扱いは一体どうしたらいいのか、簡単に掃除する方法は存在するのか、冷蔵庫掃除における注意点は何なのかもまとめて紹介します。

冷蔵庫を掃除する時は電源を抜いたほうがいい?


結論を記載すると、冷たいままだといろいろとデメリットがあるので大掃除をするときは抜いた方がいいです。

電源を抜かない状態で発生するデメリットは以下の通りです。

・電源を入れっぱなしだと温度を下げようと稼働するため冷蔵庫に負担をかける

・冷蔵庫内部の汚れが冷たいままだと固まっている状態で落としにくいので、掃除効率が下がる

前者の冷蔵庫の負担が増えるというのもちょっとした問題ですが、後者の一部の汚れが落ちにくくなるというのが大問題です。

これは魚の液だれといった汚れが凝固した状態になってしまうのが問題なので、そういった汚れを落としやすくするためにも、電源は大掃除のタイミングで抜くべきだと思います。

個人的には冷蔵庫で使っている普段掃除をなかなかしないコンセント周りの掃除もしたいので、抜いた方がいいと考えています。

冷蔵庫の中身はどうしたらいい?


冷蔵庫の中身は全部取り出してください。

常温だと危ないものは冷えているクーラーボックスや別の冷蔵庫に移動させましょう。

また、賞味期限が切れている物が見つかった場合は捨てるようにしてください。

簡単にできる冷蔵庫の掃除方法とポイント!

こちらは動画もセットで紹介しますが、大がかりな掃除なので必要な道具が多めで工程も長くなっています。

動画と照らし合わせながら見てもらいたいです。

準備するもの

・重曹
・台所用漂白剤
・スプレーボトル
・ゴム手袋
・スポンジ
・マイクロファイバークロス
・綿棒
・古歯ブラシ
・キッチンペーパー
・新聞紙

やり方

こちらの動画は『【冷蔵庫掃除】冷蔵庫、除菌してる?庫内の除菌と掃除を一気に済ませる方法!』というタイトルで、冷蔵庫の掃除方法を簡単に解説している動画になります。

わかりやすく、今回掃除するやり方もこの動画準拠ですのでまずは動画を見てもらいたいです。

簡単にできる冷蔵庫の掃除方法

①冷蔵庫の中に入っているものを全部取り出す、常温だと危ないものは冷えているクーラーボックスや別の冷蔵庫に移動させる

②スプレーボトルに暖かいお湯200mlに重曹小さじ1杯を混ぜて重曹水を作り、水1リットルに台所用漂白剤2mlの割合で混ぜて次亜塩素酸ナトリウム水溶液を作り、それぞれスプレーボトルに入れる

③冷蔵庫の電源を抜く

④取り外したパーツを置く場所に新聞紙を敷く

⑤冷蔵庫になっている上段のトレイやケースを全部外して、養生している箇所に置く

⑥キッチンペーパーや綺麗なマイクロファイバークロスに重曹水を噴射して冷蔵庫内部を上から下へと丁寧に拭く

⑦ゴムパッキンの部分は綿棒に重曹水を染みこませて拭き、ちょっとした段差の角などは古歯ブラシを使ってこすり洗いする

⑧仕上げに次亜塩素酸ナトリウム水溶液をキッチンペーパーや綺麗なマイクロファイバークロスに噴射して拭き取る

⑨水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭いて洗剤成分を除去する

⑩乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を取る

⑪取り外したパーツが常温と同じぐらいになったら、ぬるま湯と中性洗剤とスポンジを使って全体の汚れを落とす

⑫次亜塩素酸ナトリウム水溶液を噴射したキッチンペーパーやマイクロファイバークロスでパーツ全体を丁寧に拭く

⑬水で濡らしたマイクロファイバークロスでパーツ全体を拭いて洗剤成分を落とす

⑭乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばす

⑮取り外したトレイやケースを元に戻す

⑯冷凍室や野菜室も同じように掃除していく、ただしただし野菜室や冷凍室のレールがついている箇所のパーツは潤滑剤が塗られているので、その部分はできる限り拭かないようにしながら掃除する

⑰最後に重曹水とマイクロファイバークロスを使って冷蔵庫の外側を丁寧に掃除する

⑱電源を入れる

⑲冷蔵庫の中身を元に戻したら終了

ポイント

・ゴムパッキンの部分は通常のキッチンペーパーや雑巾では掃除しにくいので、割り箸や綿棒が必須になる
・冷蔵庫の中のトレイや棚はガラス製の時がある、これを一気に温めるとヒビが入って割れる危険性があるのでガラス製なら特に扱いに注意すること
・プラスチックの部品は高熱で洗うと変形する可能性があるので、お湯ではなくぬるま湯を使って掃除すること
・食洗機を使って洗っても、お湯の温度によってトレイやケースが変形する可能性があるのでできればぬるま湯を使い自分で洗った方がいい
・細菌発生のリスクを考えて、取り外せる部品は全部取り外して掃除すること
・電源を切らずに動画では掃除していますが、冷たいままだと・魚の液だれなどの油分が凝固した状態で落とせない可能性があるので、できれば電源を切って落としやすい状態にしてから対応した方がいい
・野菜室や冷凍室のレールがついている箇所のパーツは潤滑剤が塗られており、そこを拭いてしまうとレールが滑りにくくなって野菜室や冷凍室が使いにくくなるので要注意

冷蔵庫を掃除する時に注意すること


冷蔵庫の掃除における注意点はいろいろとあります。

多すぎるので箇条書きでまとめましょう。

・掃除するときは電源を抜かないと、固まって落とせない汚れを綺麗にできない
・食材が多すぎると移し替えが大変で、一部食材が腐る可能性があるので大掃除のタイミングは意識する
・野菜室や冷凍室のレールがついたトレイはレール部分をグリスがついているので拭いてはいけない、滑りが悪くなって使いにくくなる
・冷蔵庫の中のトレイや棚はガラス製だと温度変化に弱い、取り出してすぐにお湯で洗うと割れる危険性があるので室温で常温にする
・トレイやケースがプラスチック製でも、いきなり熱いお湯を使うと温度差による変形が発生する可能性があるのでガラス製のトレイや棚と一緒で室温で常温にした方が安全
・塩素系漂白剤などを使うと細菌や雑菌は落とせるが塩素が残ってしまう可能性があるので、動画のように酸素系漂白剤を使った方が比較的安全
・日常的に使っている雑巾は雑菌が溜まっている可能性がり、それを使ってトレイやケースや冷蔵庫内部を拭くと逆に雑菌を移して食品に付着し、口に入る可能性があるので要注意(なのでここでは綺麗なマイクロファイバークロスやキッチンペーパーの使用を推奨している)

このように気をつけるべき点は多数あります。

口に入る食品を扱うべき場所となっているのが冷蔵庫なので、それだけ注意点も多くなるのです。

オススメの掃除頻度はどのくらい?


冷蔵庫の推奨掃除頻度は簡単な掃除は1ヶ月に1回、本格的な掃除は3ヶ月に1回という見解を冷蔵庫などの家電を扱っている日立やパナソニックというメーカーが出しています。

詳しくは『【冷蔵庫の掃除】掃除を始める前の準備と、場所別にポイントを解説 | 家事・くらし | UP LIFE | 毎日を、あなたらしく、あたらしく。 | Panasonic』のパナソニックさんの公式サイトをご確認ください。

冷蔵庫の汚れを防ぐオススメの方法!


冷蔵庫の汚れを防ぐ方法は、あらゆる食品を直に置かないようにすることです。

具体的には100均で売られているようなトレイやケース、シートやクロスなどを活用して直接的に冷蔵庫が汚れないようにしましょう。

こういった汚れを防止のために活用できるシートやクリーニングクロスなどは数多く売られているので、それらを有効活用するのが汚れ防止に活用できます。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は冷蔵庫を掃除する時は電源を抜いたほうがいいのかを解説し、掃除方法も記載しました。

動画ではいきなりトレイや棚を掃除していますが、ガラス製のトレイだとヒビが入っていた可能性がありますので、最初は放置しておいた方がいいです。

一気に温めると変形するという情報もあったので、室温で常温にしてから作業をしましょう。

変形したり割れたりすると、パーツ交換が必要ですがこういったパーツはそこそこ値段が高くなったり、交換するパーツそのものがなくて無理矢理使うことになったりと面倒なことになるので要注意なのです。

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