壁紙についた厄介なヤニの簡単掃除方法とポイント!

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壁紙(クロス)掃除

壁紙掃除の難易度を大きく挙げている要因といえばやはりタバコのヤニでしょう。

今回はこのヤニが大量にくっついてしまった壁紙を簡単に掃除する方法を具体的に紹介します。

壁紙を掃除する時には何を注意すればいいのか、どの程度の掃除頻度が理想なのか、どうしても落とせないヤニが発生したときはどうすればいいのか、そもそもヤニを防ぐことはできるのか、こういったヤニ汚れは壁紙以外にも発生しているのかなどヤニと汚れにまつわるお話で興味深いものを集めてお届けします。

壁紙についた厄介なヤニの簡単掃除方法とポイント!

壁紙に発生しているヤニはアルカリ性の洗剤をうまく使うと落とせます。

しかし、しつこすぎるヤニが相手だとかなり強力なアルカリ性洗剤が必要になるのでそういった洗剤の用意も必要になってくるのです。

準備するもの

・ゴム手袋
・重曹クリーナー(市販)
・重曹
・中性洗剤
・コップ
・刷毛
・メラミンスポンジ
・ペーパータオル
・マイクロファイバークロス

やり方

こちらの動画は『20年間放置された【タバコのヤニ汚れ】を簡単に落とす方法』というタイトルで、タバコのヤニ汚れによってひどいことになっている壁を綺麗にしている動画になります。

やっていることはシンプルで、重曹と洗剤と水を混ぜて作ったお手製重曹クリーナーを使ってヤニを落とすというシンプルな物です。

動画で使っているお手製クリーナーは以下の動画で作成方法を紹介しています。

こちらの動画もセットで確認して、クリーナーの作成方法を把握してください。

目分量な部分が多すぎて口頭では説明ができないので、動画が必須です。

壁紙についた厄介なヤニの簡単掃除方法

①最初に市販されている重曹クリーナーを壁に向かって噴射し、水をたっぷりと含ませたメラミンスポンジでこすってどの程度汚れが落とせるのか確認する

②先の作業で問題なくヤニが落とせるのならその方法で全体のヤニを落として水拭きと乾拭きをすれば終了、ヤニが落とせないのなら二つ目の動画にあるように重曹クリーナーを自作する

③自作した重曹クリーナーを壁に塗りつけてから、水で十分に濡らしたメラミンスポンジでこすり洗いしていく

④水で濡らしたペーパータオルで拭き取る

⑤乾いたマイクロファイバークロスで水気を飛ばしたら終了

ポイント

・重曹クリーナーがないという人は重曹水を作って用いても問題なし
・汚れがひどいときは沸騰したお湯を用いた沸騰重曹水を使うとより綺麗になるのでオススメ
・重曹をお湯に入れるタイミングについてはいろいろと意見があるが、沸騰している水に重曹を加えると突沸が起きて危険なんで要注意最初から重曹を加えて水を沸騰させてキープするというやり方だと冷めたときに炭酸塩の沈着が発生するという情報もあり、理想は沸騰が終わった後のタイミングで入れること
・メラミンスポンジを使うときは十分に濡らしてからもちいる事
・水分が足りないメラミンスポンジは使っている時にキシキシと音が鳴るので音を意識すること
・重曹成分が残っていると白浮きが発生する可能性があるので、使った後は水拭きして洗剤成分を飛ばした方がいい
・メラミンスポンジは壁紙には使えるがフローリングの床には使えないので、壁紙の下の方を掃除する時はフローリングの床に接しないように注意すること
・同じメラミンスポンジを再利用するときは、濡らしたまま保管するのではなく乾燥させてから保管することで長持ちするのでオススメ
・浮いてきたヤニ汚れは液だれすることが多いので、液だれが発生したらできるだけ早く拭き取ること
・ものすごい勢いでメラミンスポンジやペーパータオルが汚れていくので、汚れがひどくなったら取り換えること
・汚れたメラミンスポンジやペーパータオルを使い続けると汚れが全く落ちなくなるので、出し惜しみしないこと
・洗浄力を高めた洗剤を使うことでヤニも落とせるようになるのが、壁紙が変色して元の色に戻らないというケースもあるので要注意
・力強く壁紙をこすると傷付いたり破れたりする可能性があるので要注意
・つなぎ目部分に水分が染みこむと壁紙が剥がれやすくなるので、つなぎ目部分を掃除する時はつなぎ目と平行になるように洗剤を拭きかけること

壁紙を掃除するときの注意点


壁紙掃除で注意してもらいたいのが材質ですが、今回の動画で見たようにボロボロの壁紙だと材質などを意識できないことが多々あります。

土壁や布製といったむしろ水を吸収してしまうタイプの壁紙には水分が使えないという問題があったのですが、それではヤニ掃除はできないのである程度妥協するしかないでしょう。

柔らかいタイプの壁紙だとメラミンスポンジでこするのもNGとなりますが、しつこいヤニ汚れはメラミンスポンジである程度こすらないと落ちないことが多いので、これも意識できるようでできないです。

なので、注意すべき事は掃除の後の話でしょう。

とにかく水や洗剤を使って頑張って掃除することになるので、それらの洗剤や水分を残さないようにすることが重要です。

水分が残っているとカビの発生原因となりますし、洗剤成分が残っているとそれらの成分が浮き上がってくる可能性があります。

小さなお子さんやペットがいるご家庭では、それらの洗剤成分を口に含む可能性があるので要注意です。

壁紙の掃除頻度はどのくらいがいいの?


壁紙の掃除頻度は1ヶ月に1回程度が推奨されています。

ただし、小さなお子さんがいる家庭やタバコを吸う方がいる部屋というのはかなりのスピードで汚れるので掃除頻度も増やしてください。

どうしてもヤニが取れない時は?


どうしてもヤニ汚れが落ちないときは、諦めて壁紙を貼り替えた方がいいと思います。

今回紹介したやり方はかなり効果的であり、これでも落ちないとなるとできることは少なくなるのです。

メラミンスポンジで必死にこするのもありですが、こすりすぎると傷がついたり破れてしまうので結局張り替えが必要になってしまうでしょう。

酸素系漂白剤を使ってヤニを落とすというやり方もありますが、今回紹介したお手製重曹クリーナーはかなりの洗浄効果があるので、酸素系漂白剤を使っても落ちない可能性が高めです。

壁紙のヤニを防ぐ裏技はこちら!


正直防ぎようがない汚れになっているので、禁煙するのが一番の解決策になります。

禁煙が不可能という人は、部屋の中で吸わないようにするのが正解でしょう。

それも嫌だという人は換気扇をひたすら回すか空気清浄機を使うか、頻繁に掃除するのが解決策となってきます。

ただし、換気扇は集合住宅だとほかの部屋とつながっているためそちらにタバコ関連の苦情が飛んでくる可能性があるので要注意です。

また、換気扇内部の汚れがひどいことになるので、換気扇もあまり推奨できません。

ヤニは壁紙以外にもつくの?


ヤニの汚れは煙に含まれるタールという有害物質によるものであり、様々な物に付着します。

そこにある物すべてに付着するレベルなので、壁紙以外でも汚れるのです。

この中で一番わかりやすいために壁紙だけ汚れるというイメージをお持ちの方もいますが、カーテンも家具も家電も床も天井も汚れます。

そちらの掃除も必須なのです。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は壁紙についた厄介なヤニの簡単掃除方法とポイントを紹介しました。

ヤニ汚れは正直部屋全体に発生するので、壁紙だけ掃除して終わりにはなりません。

特に、テレビなどの家電にはヤニが付着しやすいので要注意です。

正直、ヤニ汚れが気になるという人は家の中で吸うのがNGとなっていると考えた方がいいでしょう。

どうしようもない防げない汚れがヤニなのです。

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