洗濯機の防水パンは一度洗濯機を置いてしまうとなかなか手が出にくいところですが、地面に近いだけあってかなり汚れやすい場所でもあります。
そこで、今回は洗濯機の防水パンの掃除のやり方についてわかりやすく解説いたします。
この防水パンを掃除する上で役立つ道具やそもそも汚れてしまう原因や掃除の頻度、放置するとどうなるのかも見ていきましょう。
洗濯機の防水パンの掃除のやり方やポイント!
洗濯機の防水パンは放置されることが多いですが、放置されるが故にゴミが最も溜まりやすい場所となっています。
具体的なやり方について動画も交えて見ていきましょう。
防水パンは水漏れの受け皿として非常に役に立ちますが、お掃除するためのスペースが狭くなってしまうことで掃除がしにくくなるというデメリットもあるのです。
準備するもの
・ゴム手袋
・掃除機
・掃除機用の隙間ノズル
・ハンガーとストッキング
・スポンジ
・歯ブラシ
やり方
動画は洗濯機を取り除いて掃除するという内容でタイトルは「洗濯機用 防水パンのお掃除のやり方 閲覧注意してください」です。
注意書きのようなタイトルになっている理由は漏れたオイルやゴミによって相当汚れてしまっていることにあります。
また、動画でのやり方は大前提として洗濯機をどかしています。
洗濯機をどかす場合
①蛇口を閉めて水が漏れないようにする
②排水ホースを外して洗濯機をどかす
③外せるパーツを漂白剤に漬ける
④重曹やセスキ炭酸ソーダ、洗剤を用いて洗濯パン全体に浸透させる
⑤30分程度放置した後に大きなゴミは手で取りつつスポンジを使って木霊にする
⑥排水口周りは歯ブラシを使って徹底的に綺麗にする
⑦水で洗い流す
洗濯機をどかさない場合
①掃除機のノズルを隙間用のノズルに付け替えるorハンディモップを用意するor針金ハンガーを細く伸ばしてストッキングを被せて巻き付けたモノを用意する
②洗濯機と洗濯パンの隙間に差し込んでゴミ取りをする
ポイント
防水パンの掃除に役立つ道具は?
防水パンの掃除に役立つ道具は「用意するもの」で紹介したものが全般的に当てはまります。
改めて書き出すと以下のとおりでしょう。
・ゴム手袋
・掃除機
・掃除機用の隙間ノズル
・ハンガーとストッキング
・スポンジ
・歯ブラシ
洗濯機を動かさないで掃除する場合は掃除機用の隙間ノズルやハンディモップ、そしてハンガーとストッキングが必須となるので必ず用意してください。
逆に洗濯機を移動させて掃除する場合はこれらは不要です。
また、排水口周りはかなり汚れやすいのでいらなくなった歯ブラシなどを使ってしっかりと磨けるようにしておくといいでしょう。
防水パンを掃除する時は洗濯機を動かさないといけない?
防水パンを本格的に掃除したい場合は洗濯機を動かすのは必然となるでしょう。
ただし、洗濯機はかなり重いので動かすのも一苦労です。
結論を記載すると「本格的な掃除をしたいなら洗濯機を動かすのは必須だけど、ちょっとした手入れの場合は動かさなくても良い」となるでしょう。
洗濯パンの汚れ具合は洗濯機があるせいで全く見えませんので、動かさないと状況の把握はできないのです。
しかし、設置するスペースの周りに壁やモノがたくさんあるタイプだと、動かすためにも持ち上げながら手前や横に移動させないといけないので非常に難易度が上がります。
できるだけ動かしたくないけど綺麗にはしておきたいという人は、日頃からハンディモップ等を使って掃除するように意識することと、汚れの防止をすることが大切になってきます。
防水パンが汚れる原因は?
防水パンの汚れる原因は埃が主体ですが、動画のようにオイルが漏れているとオイル汚れが発生しますし、水が少しでも漏れていた場合は水垢やカビが発生するようになります。
防水パンの下は湿気がこもりやすくちょっとでも水が溜まるとその水分に埃といった汚れが吸着してしまい、カビの発生に繋がってしまうでしょう。
また、排水口周りは洗濯機からの排水に含まれる洗剤・髪の毛・垢・泥・糸くずなどが付着して蓄積されることがあるのでこれも汚れの原因でしょう。
最悪の場合は洗濯機の排水口が詰まって水漏れが発生することもあります。
防水パンの掃除の頻度は?
排水口周りは洗濯機を使えば使うほど汚れますので月に一度は定期的に掃除するべきであるという意見が多いです。
ただし、防水パンの簡易的な掃除はほぼ毎日行った方がいいでしょう。
本格的に洗濯機を動かして行う掃除は1年に1回は行った方がよいと思われます。
洗濯機が設置してある環境や洗濯機そのものの性能によっても掃除頻度は大きく変わってきますので、あくまでも目安程度にとらえてください。
はっきり言って水漏れはかなり怖いので排水口は1ヶ月に1回は掃除することを強く意識してもらいたいと思います。
また、洗濯機を動かしての掃除は本当に大変なので汚れが溜まりにくくするために、ハンディモップなどを使って毎日簡易的な掃除をしてあげることも大切になります。
防水パンの掃除を放置していると?
防水パンの掃除をさぼっているとカビが大量発生するようになり確実に洗濯機が置いてある部屋の空気が悪くなります。
人によっては体調不良に繋がる恐れもあるでしょう。
また、防水パンを放置しすぎると水漏れに繋がってしまう恐れもありますので集合住宅の人は大きなトラブルに発展してしまう恐れもあります。
普段非常に目立ちにくい部位ですが、放置しすぎることで発生するトラブルはかなり大きいので洗濯機を動かした本格的な掃除も考慮してほしいと思います。
防水パンの汚れを防ぐオススメの方法
防水パンの汚れを防ぐにはとにかくまめに掃除するしかありません。
「そもそも汚れないようにすること」しか対策はないのです。
ただし、日々のメンテナンスがしやすいかどうかというのも掃除できるかどうかに関わってきますので、キャスター付きの洗濯機の下に置くタイプの台を購入して活用するといったやり方もあります。
これを使うと洗濯機の下を掃除する時も簡単に移動させることができるので、防水パンの掃除も非常にやりやすくなるのです。
防水パンの役割は?
防水パンは元々「洗濯機から水が漏れたときに水が床に浸透しないように排水する」という能力が求められています。
つまり、水が漏れたときのためにセーフティーなのです。
賃貸住宅や集合住宅では水漏れによる他世帯への悪影響を防いでくれる効果もあるので、まさに必須と言えます。
自分で掃除ができない時は業者に依頼しよう!
洗濯パンが掃除しやすいかどうかは洗濯パンの形状や設置前にキャスター付きの置く台を設置したかどうかで変わります。
昔の古いタイプはかさ上げがないフラットタイプも洗濯パンなので非常に掃除がしにくいです。
このタイプは隙間もなくハンディモップを使っても掃除が一苦労というケースがあるので、本気で掃除したい場合はプロに依頼した方がいいでしょう。
放置期間が長すぎることでの弊害も多いので、掃除がしにくいと感じたら掃除の専門家を呼ぶことも考慮してください。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は洗濯機の防水パンの掃除について記載しました。
防水パンはかさ上げタイプならば手も入りやすいので日々のメンテナンスもしやすいのですが、古いタイプの洗濯パンはかさ上げがないフラットなタイプなので非常に掃除がしにくいです。
フラットタイプの洗濯パンを使っているというお家に住んでいる方は日々のメンテナンスもかなり大変なので、一度業者に頼んで掃除してもらい、そのタイミングで可能なら洗濯パンを取り替えることも検討してみてはいかがでしょうか。
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