洗濯機は酸素系漂白剤や塩素系漂白剤を使うことである程度自分でも掃除できるようになりましたが、細かい掃除までは完璧にこなせる人は少ないでしょう。
そこで、今回は洗濯機のクリーニングをプロに依頼する場合の料金相場はどうなっているのか、費用を抑える方法は存在するのかを紹介します。
洗濯機のクリーニングそのものの作業の流れと依頼するベストなタイミングは何時なのかも見ていきましょう。
洗濯機のクリーニング業者の料金相場は?
洗濯機のクリーニング業者の料金相場を確認する前に、基本的な洗濯機掃除のカテゴリー分けがどうなっているのかを知る必要があります。
それは『縦型洗濯機の部分分解掃除』と『縦型洗濯機の完全分解掃除』、『ドラム式の部分分解掃除』と『ドラム式の完全分解掃除』となります。
しかも、業者によっては完全分解に対応していなかったりドラム式の掃除金額が明確に決まっていないケースがありますのでやっているかどうかそのものの違いもあります。
それを踏まえた上での料金相場は以下のとおりです。
縦型洗濯機部分分解掃除:11,000円~15,000円
縦型洗濯機完全分解掃除:17,000円~25,000円
ドラム式洗濯機部分分解掃除:15,000円~20,000円
ドラム式洗濯機完全分解掃除:25,000円~30,000円
このような料金相場となっています。
基本的にドラム式のお掃除の方が縦型洗濯機よりも5,000円程度高いのです。
追加料金がかかる場合がある?
基本的にこのようなプロの清掃業者に依頼する場合は、基本料金内にどの程度の作業が含まれているのかを確認する必要があります。
基本料金として表示されていたとしても、他の業者では基本料金内で治まっていた仕事がオプションになっており追加料金が必要になっているというケースがあるのです。
なので、追加料金が発生するかどうかというのは依頼する会社によるとしか言えません。
基本的に掃除する部分が多くなればなるほど追加料金は発生しやすくなるとお考え下さい。
いくつかの業者のホームページや実際に依頼した人達のSNSなどを見た限りでは、構造上分解することが難しいタイプの洗濯機を依頼した場合は基本料金内の作業であったとしても追加で分解手数料のようなものが発生するようです。
具体的な機種としては日立の『ビートウォッシュ』とか『白い約束』が追加料金が発生したというお話を聞いたことがあります。
他にも構造が複雑になりやすい温風乾燥機能が付いているタイプは追加料金が発生しやすいとのことです。
クリーニングの費用を抑えるコツは?
クリーニング費用を抑えるコツは『プロの人達の拘束時間や作業工程を減らすこと』と言えるでしょう。
作業工程や作業時間が増えれば増えるほど料金は積み重なっていきますので、プロの担当者の人達があっさりと作業が終わるような状態にしておけば費用も抑えられます。
具体的には黒カビの発生量を抑えるのが正解でしょう。
分解しないと手が出せないような部分は素人ではどうしようもないので、意識して気をつけることで汚れを抑えられる黒カビ対策をすることが一番の費用を抑えるコツとなっています。
黒カビが発生する原因は適度な温度・適度な湿度・適度な栄養素の3つが揃っていることにありますので、これら3つの条件が整わないようにすることが大切なのです。
たとえば、使わないときは蓋を開けっ放しにして乾燥させるとか、洗剤の溶け残りが発生しないように使用量を守るとか、湿気をこもらせないようにするために洗濯が終わったら直ぐに洗濯機から取り出すとか、お風呂の残り湯をできる限り使わないとかできることはたくさんあるのです。
洗濯機クリーニングの主な流れとかかる時間
洗濯機クリーニングにかかる時間は作業内容によって異なりますが、だいたい1時間から3時間となっています。
また、作業内容の流れは洗濯機の分解⇒洗浄⇒除菌⇒各種パーツの洗浄⇒洗濯パンなどの清掃となっています。
部分分解掃除の場合は洗濯槽を取り外すことはなくフレームだけ取り外して洗濯槽の隙間にブラシを入れて側面を洗浄するというスタイルになるでしょう。
完全分解掃除となると洗濯槽を取り出しての清掃となります。
この場合は取り出して丸ごと清掃するというスタイルになるので、普段は見えない部分のカビも完全に除去可能です。
また、洗濯パンの掃除は基本的にオプションでの依頼になっていることが多いので追加料金が必要と考えましょう。
洗濯機のクリーニングを頼むタイミング!
洗濯機をクリーニングに出すタイミングは2年に1回か1年に1回という声が多いです。
洗濯機におけるプロの清掃が必要かどうかのターニングポイントは黒カビの発生状況に大きく左右されるので、黒カビが大量発生する状況になったらプロに依頼するようにしましょう。
ただし、昨今の洗濯機は洗濯槽を掃除する『槽洗浄モード』が標準搭載されているタイプが非常に多いので、そちらを使って頻繁にケアをしているという人は2年に1回ではなく5年に1回といったペースでも十分という声もあります。
筆者も洗濯槽の汚れは非常に意識しており1カ月に1回は塩素系漂白剤を使って洗濯槽を掃除していますが、すでに5年以上使っている洗濯機でも嫌な臭いはほとんど発生していないのが実状です。
それでも、見えない部分の汚れは溜まっていると思いますのでそろそろプロの業者に頼もうかどうか悩んでいるところでもあります。
洗濯機の掃除を業者に依頼するメリットとデメリット
洗濯機の清掃をプロに依頼するメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
デメリット
洗濯機の掃除を業者に頼んだ人の口コミ
良い口コミ
悪い(意見のある)口コミ
『くらしのマーケット – くらべておトク、プロのお仕事。(https://curama.jp/)』からの引用
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は洗濯機をプロの清掃業者に依頼する場合の料金などの情報をまとめて参りました。
洗濯機は自分でも清掃できるようになっている部分も多いのですが、完全分解しないと掃除できない部分も多々ありますのでしっかりとケアをしている人でもプロに依頼する価値はあります。
新しく買い換えるよりもプロに清掃してもらった方が安上がりですので、メンテナンスも含めて1度は見てもらって下さい。
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