洗濯槽掃除のオススメの頻度とやり方やポイント【縦型・ドラム式】

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洗濯機(洗濯槽)掃除

洗濯物の嫌な臭い対策として多くの方々に周知された洗濯槽掃除、このやり方もだいぶ浸透して参りました。

そこで、今回はその中でもおすすめの洗濯槽掃除のやり方について紹介しつつ、掃除頻度はどうなっているのか、縦型とドラム式での掃除のポイントはどうなっているのか、洗濯槽を掃除する時の注意点はなんなのかを紹介して参ります。

洗濯槽の掃除に役立つおすすめの洗剤がなんなのかも見ていきましょう。

洗濯槽掃除のオススメの頻度【縦型・ドラム式】

まずは掃除頻度の確認から行いましょう。

縦型とドラム式では推奨される掃除頻度の違いがあるのでしょうか。

縦型洗濯機

縦型洗濯機での洗濯槽掃除頻度は1ヶ月に1回が推奨されており、最低でも2ヶ月に1回は掃除した方が良いという声が多いです。

多くの方々が1ヶ月に1回は掃除した方がよいという書き込みをしていますので、1ヶ月に1回という掃除頻度を守るようにしましょう。

ドラム式洗濯機

ドラム式洗濯機における洗濯槽掃除頻度も縦型洗濯機と一緒で1ヶ月に1回が推奨されており、最低でも2ヶ月に1回は掃除した方が良いという声が多いです。

洗濯槽の掃除の仕方は縦型洗濯機とドラム式洗濯機では個となる部分がありますが、掃除頻度では一緒であると考えましょう。

使用頻度で掃除頻度は変わるの?

これは非常に難しい問題なのですが、消臭剤や除湿剤などを扱っている日本の日用雑貨メーカー「エステー」がこちらの公式ホームページにある身近な疑問コーナー(https://products.st-c.co.jp/plus/question/answer/91.html)にて「毎日洗濯機を使う家庭よりも、週に2〜3回しか使わない方がカビは発生しやすい傾向があることを確認しました」という記載をしています。

1週間に1回程度しか使わないという人ならばカビの発生確率も減少すると思われますが、週に2〜3回しか使わないという人はむしろ状況がよろしくないという報告がありますので、1ヶ月に1回は洗濯槽掃除をした方がいいと断言できます。

ひとり暮らしの人で週に2〜3回しか洗濯機を使わないという人でも、洗濯槽掃除は1ヶ月に1回が必須なのです。

汚れが落ちる洗濯槽の掃除やり方やポイント【縦型・ドラム式】

それでは具体的に洗濯槽掃除のやり方を縦型洗濯機とドラム式洗濯機で紹介して参ります。

縦型の洗濯槽

ドラム式洗濯機よりもお値段が安い縦型洗濯機はどのように洗濯槽を掃除するのが理想なのでしょうか。

準備するもの

・バケツ
・ゴム手袋
・50℃くらいのお湯
・酸素系漂白剤
・ゴミ取り用のネット

やり方

「【洗濯機洗浄】カビと石鹸カスの汚水が…。過炭酸ナトリウムで洗濯槽を洗浄する方法」

①バケツやゴム手袋や酸素系漂白剤などを用意する

②50℃くらいのお湯を洗濯槽の高水位に入れる

③酸素系漂白剤をお湯に溶かして洗濯槽に入れる(50Lだと500gが多いが、汚れがひどいなら酸素系漂白剤は増やした方がよい)

④洗濯機を3分程度まわして攪拌する

⑤ゴミが出てくるので虫取り網などを使ってゴミ取りをする

⑥長時間蓋をして放置する(汚れがひどい場合は長く、そこまでひどくないなら短く)

⑦3分程度攪拌する

⑧ゴミ取りをする

⑨排水をする

⑩すすぎと脱水を黒カビが出なくなるまで続ける

ポイント

・放置する時間はどれだけ洗濯槽を掃除していないのかで大きく変わる、洗濯槽に酸素系漂白剤を入れるという④の行程でどれだけゴミが発生するのかを見てみましょう
・塩素系漂白剤を使った場合はゴミ取り作業がないためより簡単
・酸素系漂白剤は塩素系漂白剤よりも刺激が少なく安全性が高いので、どちらを使うのかはお好みで

ドラム式の洗濯槽

ドラム式洗濯機では洗濯槽のお掃除もやり方が異なってきますので、ドラム式洗濯機向けのやり方を覚えましょう。

準備するもの

・歯ブラシ
・雑巾や使い捨てのペーパータオル
・ドラム式洗濯機向けの漂白剤
・除菌剤
・ゴム手袋
・ライト
・ピンセット
・掃除用ブラシ

やり方

「【ドラム式洗濯機掃除】プロのドラム式洗濯機掃除のやり方を解説【細菌激減!】」

①水漏れ防止のために養生する

②排水口周りも掃除するのなら洗濯機を動かす

③何も入っていない状態で運転を開始する

④給水が始まったタイミングで一時停止して50℃程度のお湯を入れる(一時停止の方法は洗濯機の説明書をよく見ること)

⑤漂白剤を入れて10分間ほど運転する

⑥待ち時間に本体周りを掃除する

⑦10分経過したらパッキン周りの掃除をする

⑧脱水とすすぎをする

⑨すすぎの後運転を行い給水が始まったらまた止めてお湯を入れる

⑩除菌剤を入れて15分ほど運転する

⑩乾燥機用フィルターをピンセットなどを使って掃除する

⑪洗剤自動投入タンクを取り外し可能なら取り外して掃除する、漂白剤を使って浸け置き対応もOK

⑫除菌剤の浸け置きが終わったら浮いたゴミを網ですくい取る

⑬脱水する

⑭運転を開始して給水が始まったら止めてお湯を入れる

⑮中和剤を入れて洗濯機を回す

⑯脱水して排水フィルターを掃除する、こちらも漂白剤の浸け置きでOK

⑰洗濯機の前や後もついでに掃除する

⑱洗濯機の位置を元に戻す

ポイント

・除菌剤や中和剤を一般家庭で持っているケースはほとんど無いのであくまでもプロが行った一例としてとらえること
・家庭でのドラム式洗濯機の洗濯槽お掃除は漂白剤を入れた後の浸け置きで十分、浸け置きが終わったら衣類を入れずに「洗い」→「すすぎ」→「脱水」で運転させればOK
・乾燥フィルターや排水フィルター、洗剤や柔軟剤の投入ケースは意識して綺麗にすること
・特に乾燥フィルターはドラム式洗濯機を使うたびにゴミ取りをすることが推奨されているため使うたびに綺麗にするのを忘れずに
・ドラム式で使える漂白剤使えない漂白剤があるので選び間違えをしないこと

洗濯槽の掃除をする時の注意点は?


洗濯槽を掃除する上での注意点は放置時間です。

どれだけ浸け置きするのかは汚れ具合で判断するのですが今までほとんど掃除したことがないという人はかなり長い時間浸け置きした方がいいでしょう。

また、浸け置き時間は塩素系漂白剤や酸素系漂白剤を使えば、重曹やセスキ炭酸ソーダよりも時間的に短くてすみますのでそちらを用いることを推奨します。

ただし、ドラム式洗濯機では使えない漂白剤もありますので、漂白剤選びにも注意しましょう。

洗濯槽の掃除の頻度を減らす方法は?


洗濯槽の掃除頻度を減らすには、できる限りカビが発生しない状況を作ることが大切です。

そのためには、以下のルールを守ってください。

・糸くずフィルターや乾燥機用フィルターは定期的に掃除する

・洗剤は入れすぎない

・洗濯機の中に汚れた衣類はためない

・洗い終わったら洗濯機から直ぐに出す

・洗濯機の蓋は換気のために開けておく

洗濯槽の掃除に役立つオススメの洗剤!


それでは具体的に洗濯槽掃除に役立つ洗剤を紹介します。

ドラム式洗濯機では一部使えない洗剤もあるので別々に紹介します。

縦型

・日立グローバルライフソリューションズ 洗濯槽クリーナー

・ジョンソン 洗濯槽カビキラー 塩素系

・エステー 洗浄力 洗たく槽クリーナー

横型

・パナソニック 洗濯槽クリーナー ドラム式専用

・ジョンソン 洗濯槽カビキラー 塩素系

・純閃堂 洗濯槽用 カビ取り侍

・エステー ウルトラパワーズ 洗そう槽クリーナー

洗濯槽が汚れる主な原因は?


洗濯機の汚れは石鹸カス・衣類に付いた様々な汚れ・埃・水垢・カビです。

特に衣類に付いている汚れはティッシュ・紙・毛玉・糸くず・こぼした食品の汚れ・皮脂・汗など様々な汚れとなっているのでバリエーションが豊富なのです。

洗濯槽の汚れを放置しているとどうなる?


洗濯槽の汚れを放置しているとカビや石鹸カスといった汚れが溜まってしまいます。

こうなると衣類を洗濯しても汚れが落ちなくなってしまいますし、洗濯物が洗い立てでも嫌な臭いが出てしまうようになるでしょう。

洗ったのに綺麗にならないのはやっぱりよろしくないです。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は洗濯槽の掃除の仕方についてまとめました。

洗濯槽の掃除は洗濯槽が簡単に掃除できる「槽洗浄モード」があればかなり楽です。

今回はそのモードがないパターンで紹介しましたが、このモードが搭載されている洗濯機は説明書通りのやり方で洗濯槽を掃除してください。

また、使う漂白剤もドラム式洗濯機の場合は間違わないようにしましょう。

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