オキシクリーンを使ったフローリングの掃除方法とポイント!

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フローリング掃除

フローリングの床を掃除する時は通常の床とは違った掃除方法を実践することができますが、出来る事が多すぎて何をすればいいのか逆に戸惑ってしまうことがあります。

そこで、今回はオキシクリーンを使ってフローリングの床を綺麗に掃除する方法とポイントについて学んでいきましょう。

そもそも、酸素系漂白剤であるオキシクリーンをフローリングに使っていいのか、フローリングはどれぐらいの掃除頻度が推奨されているのかも見ていきます。

オキシクリーンを使ったフローリングの掃除方法!

それでは具体的にオキシクリーンを使ってフローリングの床掃除を実行していきましょう。

動画とセットで紹介するので、まずは動画を見てどのように行動したらいいのかをある程度把握してもらうと実戦しやすくなります。

準備するもの

・掃除機
・オキシクリーン
・バケツ
・雑巾
・掃除用の手袋
・オキシクリーンをかき混ぜるための道具(泡立て器など)
・ワックスシート
・クイックルワイパー

やり方

基本的なやり方は動画に則したものになります。

こちらの動画は『【築30年】オキシクリーンで床掃除!』というタイトルで、題名の通りにオキシクリーンを使った床掃除を実戦してくれています。

他にも同じような紹介動画はありますが、大筋でやり方は同じとなっているのでそこまで見比べる必要は無いでしょう。

オキシクリーンを使ったフローリング掃除の方法

①掃除前に椅子などを片付けて床掃除しやすくする

②掃除機である程度の埃を除去する

③オキシクリーンを60℃のお湯4リットルに対して大さじ1杯の割合で投入して、泡立て器などでかき混ぜる

④掃除用の手袋を着用し、先ほど作ったオキシクリーン溶剤を使って雑巾で満遍なく拭いていく

⑤椅子の脚やテーブルの脚などもついでにオキシクリーン溶液で綺麗にしていく

⑥全体を拭き終えたら別の雑巾を使って全面的に水拭きをして床に付着した洗浄液を除去する

⑦乾いた雑巾で乾拭きする

⑧最後にワックスシートとクイックルワイパーを使ってワックスがけを行う

⑨10分程度放置する

⑩ワックスがきちんと乾燥したら、椅子などを元の位置に戻して終了

ポイント

・オキシクリーンはかなり強力な酸素系漂白剤なので、床掃除に使う時は濃度を薄めにした方がいい
・オキシクリーンを使った掃除はかなり汚れが落ちる、そのため雑巾がちょっと拭いただけで真っ黒になるというケースが多いので、そのたびに洗って用いること
・オキシクリーンは60℃のお湯で用いると洗浄能力がアップするので、使う時はお湯の温度を意識すること
・60℃のお湯は結構熱いので火傷しないように注意すること
・ワックスをかけるときは足跡がつかないように奥側から入り口がある手前側に向かって掃除していくこと

オキシクリーンをフローリング掃除に使っても大丈夫?


これは良く議論になっているのですが、結論から記載すると『オキシクリーンの濃度と床の状態次第でゴーサインが出るので一概に大丈夫とは言えない』という結論になります。

まず、オキシクリーンはかなり強力な酸素系漂白剤なので濃度を濃くした状態で使うのは洗浄力が強く出すぎてしまう可能性があり、止めた方がいいという意見多数です。

今回紹介したお湯とオキシクリーンの量を基準に考えるといいでしょう。

また、ワックスが落ちている状態のところにオキシクリーンを塗り込んでしまうとそこから浸透してしまいワックスを剥がしてしまう可能性があるので要注意です。

あとは、無垢材や油性ワックスを塗ったフローリングには使えないので注意してください。

こういった条件がありますので、まずは使う前にフローリングの状態とそもそも自宅のフローリングはどういった素材で作られていたのかなどを確認する必要があります。

オキシクリーンをフローリングに使う時の注意点


オキシクリーンを使ったフローリング掃除における注意点は先ほど記載したように『オキシクリーンの濃度と床の状態次第でゴーサインが出るので一概に大丈夫とは言えない』という言葉に集約しています。

つまり、この条件や状態というのが使う時における最大の注意点なのです。

掃除をする前に床が油性ワックスを塗ったフローリングなのか、無垢材のフローリングなのかをチェックしてください。

あとは床の傷やワックスの状態次第です。

床に傷がついているとその傷がついている箇所からオキシクリーンが浸透してしまい、ワックスが剥がれてしまいます。

掃除の後にワックスを塗ることになるので、多少なら剥がれても問題ないという考え方もありますが、先にはったワックスと床の隙間に浸透するように入ってしまったオキシクリーンはいくら上からワックスを塗っても悪影響をもたらすので推奨できません。

そういった傷がある箇所を見つけたのなら、そこだけ回避するようにしてオキシクリーンを用いた拭き掃除をするといいでしょう。

フローリングの掃除頻度は?


フローリングの基本的な掃除は毎日が理想的です。

クイックルワイパーなどを使って毎日簡単にでも掃除しましょう。

掃除機やモップでもokです。

水拭きをするようなフローリング掃除は1週間に1回程度はした方がいいという声が多いです。

しかし1週間に1回の水拭きは大変なので、使い捨て用のフローリングモップやクイックルワイパーなどのシートを簡単に取り替えられるものを使って拭くといいでしょう。

水拭きは1ヶ月に1回というイメージでいいと思います。

この水拭きのタイミングで今回紹介したようなガッツリとした汚れ落としを実行してください。

ワックスがけは半年に1回程度で十分です。

ただし、キッチンなどの油汚れが飛び散りやすい箇所は1ヶ月に1回では足りないという指摘もありますので、汚れ具合から判断するといいでしょう。

フローリングを掃除しないとどうなる?


床掃除をサボると段々と汚れていき、場所によっては窓際のフローリング部分にカビが発生することすらあります。

また、ワックスも剥がれてしまい床が痛むようになるので放置することで段々とダメージが蓄積されていくのです。

見た目もわかりやすく、掃除をサボり続けたフローリングは黒ずみます。

この黒ずみは皮脂汚れや油汚れやカビ、そしてワックスの劣化などによって発生する汚れであり、状態がひどいと床板内部にまで侵食してしまいフローリングが腐ります。

損傷が激しすぎる状態になった床は断熱性なども低下して建物そのものの耐久性なども低下させるのでよいことはありません。

どうしても綺麗にならない時の対処法!


あまりにもひどい汚れはフローリング自体にダメージが蓄積されてしまっている可能性が高いので、掃除をしてもどうにもならないケースがあります。

そういった状態になってしまったのなら補修や着色といった専門的な修繕作業が必要となってくるので素人ではどうにもならないでしょう。

そうなってしまったのなら自力での修復は困難と考えてプロの業者を依頼した方がいいです。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はフローリングをオキシクリーンを用いて掃除する方法とポイントについて紹介しました。

オキシクリーンを使った掃除は確かに効果的ですが、状況次第では使うことそのものがNGだったり使えない箇所が発生してしまうので注意してください。

特に、傷からオキシクリーン溶剤が侵入するとかなり厄介なことになりますので、床の状態は必ずチェックした後に今回紹介した掃除にチャレンジしましょう。

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