自分でできるエアコンの嫌な臭い取りのやり方やポイント!

スポンサーリンク
エアコン掃除

春や秋が終わりエアコンを久しぶりに使ってみると予想以上に嫌な臭いが発生してしまい、嫌な気持ちになってしまった方は多いと思います。

そこで、今回は自分でできるエアコンの嫌な臭い取りのやり方やポイントを紹介します。

具体的にどんなやり方をするのか、注意点はどうなっているのか、そもそもこういった臭いが出てしまう原因はなんなのか、放置しているとどうなってしまうのかなどの疑問点も解消します。

自分でできるエアコンの嫌な臭い取りのやり方やポイント!

エアコンの臭いを除去するやり方はいくつかありますが、今回はその中でも本当に応急処置的なやり方を紹介します。

誰でも簡単に何も用意することなくできるので、気になる臭いが発生しているので早急にどうにかしたいという方にはお勧めです。

準備するもの

特にありません。

やり方

こちらの動画は『エアコンの臭いを取る方法。掃除する前に冷房で1時間試運転。』という動画で、嫌な臭いを除去するための方法を実演しています。

やり方はとっても簡単なので、気になった方は今すぐにでも実行してみてください。

エアコンの嫌な臭いを除去する方法

①窓を全開にする

②エアコンの設定温度を16度にして1時間ほど動かす

ポイント

・結露が発生するが、エアコンによってはその結露が溢れてくることがあるのでこれをやるときはエアコンの下にタオルなどを強いて水滴防止をした方が安全
・16度設定にできないエアコンはできる最低温度に設定して作動させる
・結構寒くなるので風邪を引かないように注意すること
・エアコンの温度設定を30度にして1時間ほど動かした後に、この16度にして動かすというやり方もある

エアコンの臭い取りを行うときの注意点!


エアコンの嫌な臭いを除去する上での注意点は今回紹介したやり方は一時凌ぎにしか過ぎないということです。

動画でも解説しているように、このやり方を実行するとエアコン内部に結露が大量発生して臭い成分を大量の結露水に溶けて排出されるので嫌な臭いが除去されるのです。

また、エアコンから排出された嫌な臭いも窓から外に排出されるのでスッキリとした臭いになります。

ただし、これは臭いを除去しただけであり、臭いの原因を除去したわけではないのです。

なので、できればこのやり方を実行するときはまず30度暖房設定にして1時間ほど稼働させ、その後に実行するといいでしょう。

嫌な臭いの原因について詳しくは後述しますが、基本的にはカビによるものなので、30度という設定温度で動かし続けるとカビにとって生育最適温度である25~28度を逸脱し、さらにエアコン内部も一気に乾燥するので繁殖を抑えつつある程度死滅させることができるというメリットがあります。

この2つを組み合わせることで、原因の除去と臭い除去ができるのです。

こういった工夫をしないと本当の臭い除去効果は得られないので、あくまでも応急処置という考え方を持ってください。

エアコンの嫌な臭いの原因はなに?


エアコンの嫌な臭いの原因はエアコンそのものが汚れてしまうことにあります。

より詳しく解説すると、空気中の汚れ・フィルターの汚れ・熱交換器によって発生する水が原因です。

臭いのみに限定すると外にあるドレンホースから嫌な臭いが登ってくるというケースもあります。

まず、空気中の汚れはいわゆる埃が最も多いのですが、それ以外に料理に使われた油や煙草のヤニなど様々なものが集まりますので、そういった汚れがエアコンの内気循環式によって吸い込まれていくのです。

次にフィルターの汚れですが先ほどの空気中の汚れをエアコン内部に吸い込まないようにする役割があるのですが、フィルター自身が汚れすぎているとその機能が低下して汚れを吸い込むようになってしまうでしょう。

さらに熱交換器による水ですが、熱交換器によって水が出るとドレンパンに溜まり、そこからドレンホースを使って外に排出されるという仕組みなのですが、すぐに排出はされません。

そのため、結露が多発するとどうしてもエアコン内部の湿度が高くなり、カビが発生する確率が増えます。

このカビがとっても厄介で、エアコン特有の嫌な臭いの原因となるのです。

臭いを放置しているとどうなる?


嫌な臭いを放置しているとどんどんエアコン内部が汚れていきます。

するとカビが大量発生するようになって、エアコンを使う度にカビをばらまくようになってしまうのです。

これが非常に危険な状態であり、免疫抵抗力が低い子供やお年寄りはこのカビの胞子を吸い込み続けることで呼吸器系疾患を患うリスクがあります。

実際にエアコンを放置して夏場に使い始めた結果、カビだらけになっていてこういった呼吸器系疾患になるというケースは多いようです。

このように放置することの弊害が想像以上に重いので、綺麗にすることは必須となってきます。

エアコンの掃除頻度は?


エアコンの掃除頻度は簡単なフィルター掃除は2週間に1回か、よく使うエアコンならば1週間に1回程度が推奨されています。

今回のような簡単なエアコン操作ならばいつでも行えるので、臭いが気になるタイミングで実行するといいでしょう。

ただし、本格的にカビを除去できるわけではありませんので、カビを除去するためにはエアコン掃除用のスプレーを使った対応か業者を呼んで掃除してもらう事が求められます。

掃除をしても臭いが取れない時の対処法!


掃除をしてもなかなか臭いが取れないときの対処法は元を絶つことです。

つまり、カビが発生していることを前提にしてカビを除去するための掃除をすることになります。

そのやり方は3段階あり、1段階目は軽く養生して専用のスプレー洗剤を用意し行う方法、2つ目がある程度分解してカビが発生しているドレンパンなども取り外して掃除を行う方法、3つ目が徹底的に分解掃除をしてもらうために業者を呼んで対応してもらう事です。

2つ目の段階でも結構難易度が高く、掃除失敗で故障してしまう可能性も高まっているのでそこまでやらなければいけない状態になってしまったのなら、プロを呼んだ方が安全でしょう。

料金的に高いと感じるかもしれませんが、自分で掃除をして故障するよりは遙かにマシだと思います。

エアコンの臭いを防ぐ日頃のお手入れ方法


エアコンの嫌な臭いが発生しないようにするには、とにかくフィルターをこまめに掃除して綺麗な状態を保ち、エアコン内部で湿度がこもらないようにすることです。

そのためにも、結露防止運転機能が搭載されているタイプのエアコンならば使い終わったタイミングで使うようにするとか、結露が発生しにくくするためにも夏場は設定温度を高めにするとか、風量を強めにすることで冷たい状況を素早く作ってから風量を弱めるようにするといった対応が求められます。

エアコンは微弱で用いると吹き出し口付近に冷たい空気が滞留してしまうので、むしろ結露が発生する確率がアップするのでNGなのです。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は自分でできるエアコンの嫌な臭い取りのやり方やポイントについてまとめました。

簡単な方法で臭いをある程度抑えることができますが、根本的な解決にはなっていないというのが注意点です。

カビが発生してしまったのなら、カビ対策の掃除を取り入れるべきなのですがこれが結構大変なので、取り入れる時は色んな動画を参考にしてチャレンジするといいでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました