オレンジを使った電子レンジの掃除方法!汚れを放置するとどうなる?

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キッチン

オレンジは果物の中でも大好きと豪語されることの多いのですが、このオレンジを使って電子レンジの掃除も可能なのです。

今回は電子レンジ掃除にオレンジを使ったやり方を紹介します。

具体的にどのように使うのか、オレンジを掃除に使う時の注意点は何なのか、そもそもオレンジで汚れは綺麗になるのか、電子レンジの汚れの原因は何なのかも見ていきましょう。

オレンジを使った電子レンジの掃除方法とポイント!


電子レンジの掃除方法は色々とありますが、その中にはみかんの皮を使ったやり方もあります。

今回紹介する掃除方法はそのみかんの皮を使ったやり方をそのままオレンジの皮を使ったやり方にしたものです。

準備するもの

・ゴム手袋
・オレンジの皮
・雑巾
・耐熱皿

やり方

基本的に柑橘類であれば同じように対応することができるので、みかんの皮を使ったやり方を踏襲しましょう。

そちらのやり方を試したことが有るという人は、全く同じやり方でみかんの皮をオレンジの皮に置き換えてチャレンジしてみてください。

オレンジの皮を使った電子レンジ掃除

①耐熱皿かターンテーブルにみかんの皮を載せる

②600Wで1分程度加熱する

③ゴム手袋を着用して取り出す

④温かくなったオレンジの皮を油汚れがひどい部分に、色が濃い外側で擦っていく

⑤固く絞った布巾などを使って庫内を拭く

⑥汚れが残っているかどうかを確認して終了

ポイント

・オレンジの皮をレンジで温めるときに水に入れながら温める方法もある
・オレンジの皮を温めるとかなりの温度になるので直に触るのはNG
・オレンジの皮を温めすぎると焦げてしまう可能性が高いので、加熱中はできるだけレンジの前から離れないようにすること
・レンジが大きいとみかんの皮が1個のみかんでは足りなくなるので、2個や3個と数を用意すること
・かなりオレンジの香りがするようになるので、ちょっと匂いがきついと感じた人はしばらく蓋を開けて放置しておくこと

オレンジを電子レンジの掃除に使うときの注意点


オレンジを電子レンジの掃除に使う時もみかんのような柑橘類と同じような注意点となります。

たとえば、オレンジもみかんの皮と一緒で加熱しすぎると焦げてしまう可能性があることです。

また、加熱したオレンジの皮はかなり熱いので火傷しないように取り扱いには注意してください。

また、レンジの大きさによって使うオレンジの皮の量も変わりますので、そこそこ大きなレンジの場合は最初から2個か3個投入して対応しましょう。

また、オレンジの皮を存分に使っての掃除となるので柑橘類特有の香りがかなり充満します。

この香りに慣れている人なら良いのですが、慣れていない人は作業をストップした方が良いでしょう。

香りを速く減らしたいという方は掃除が終わったらしばらく開けっ放しにしておくことを推奨します。

また、オレンジの皮はクエン酸が含まれているので水垢汚れにも強いのですが成分的に油汚れにも強いのでどちらの汚れにもある程度対応できるのもポイントでしょう。

ただし、洗剤ではありませんのでしつこすぎる水垢や油汚れには効果を発揮しない可能性があることには要注意です。

オレンジの掃除効果はなに?


オレンジの掃除効果みかんと一緒です。

具体的にその掃除効果は『クエン酸』と『リモネン』と『ペクチン』によってもたらされます。

まず、クエン酸はいわゆる水垢といったアルカリ性の汚れに非常に強く、私たちがよく使っている洗剤の成分です。

このクエン酸が含まれているのが柑橘類の皮なのでオレンジやみかんは掃除に使われることが多々あります。

さらに、クエン酸には除菌効果や消臭作用もあるので、日常使いできる便利な洗剤となっているのです。

次にリモネンの作用について紹介します。

リモネンは油を分解する作用がある外皮に含まれた精油成分です。

柑橘類特有の良い匂いはこのリモネンがあるから発せられているのです。

油を分解する作用は電子レンジ掃除にもかなりの作用をもたらしてくれるので、外皮を擦ることで油汚れを落とすようにしてください。

最後にペクチンですが、こちらはつや出し効果があるので金属に付着してしまった汚れに対して用いることが多いです。

これは内側の白い筋などに含まれているので、材質が金属の汚れに対して用いるときはオレンジの内側を使って綺麗にすると良いでしょう。

電子レンジの汚れの原因は?


電子レンジの汚れの原因は食べ物を温めたときに発生する蒸気や飛び散ってしまったタンパク質や油といった成分です。

さらに吹きこぼれなどの汚れが加わることで、電子レンジ内部の汚れはミックスされていきます。

また、外側は埃などの汚れもありますのでそちらの対策も必要でしょう。

ちなみに、内側の汚れを放置することで細菌の繁殖やカビの発生に繋がってしまいますので、ますます掃除がし難くなります。

特に厄介なのがカビで、カビは塩素系漂白剤以外は効果が薄いのです。

しかし、食品を扱う電子レンジで塩素系漂白剤を使うのはかなり怖いので使えません。

そうなると消毒用エタノールを用いて対応しないといけないのでなかなか落ちないカビにイライラすることになるでしょう。

掃除の頻度はどのくらい?


電子レンジの掃除頻度は1週間に1回以上行っている人が多いです。

やはり放置すると嫌な臭いやカビや細菌の影響が出るので気をつけている人も多いのでしょう。

嫌な臭いが充満したら風味が確実に落ちますし、細菌やカビの悪影響を食品に与えている場合は食べ物として見ることができなくなってしまいます。

個人的にも1週間に1回程度が理想だと思いますが、家族が多くて使っている人が多い電子レンジの場合はもっと掃除頻度を増やした方が良いでしょう。

特に、今回紹介したような柑橘類の皮を使った掃除方法はとても簡単なので柑橘類を食べた後にさりげなく実行すると良いと思います。

常に綺麗にしておくことで、清潔な電子レンジを使える状態をキープすることが大切なのです。

電子レンジの汚れがどうしても落ちない時は?


柑橘類の皮を使うことで水垢や油汚れはある程度落とせます。

それでも綺麗にならないときは本格的な洗剤を用いてチャレンジするしかないでしょう。

たとえば、アルカリ電解水やクエン酸を温めてから庫内を拭くといった対応をするとか、消毒用エタノールを用いて本格的なカビ対策をするのも良いと思います。

ただし、電子レンジの庫内となるとあまり無理ができないので強力な洗剤は使えません。

徹底的に汚れを落とすには強力な洗剤やクレンザーが一番ですが、食品を扱う電子レンジ内部でそれらの洗剤は使いにくいでしょう。

なので、使える洗剤の中でも強力なものを選んで用いるしか無いと思います。

汚れをそのままにしておくとどうなる?


汚れを放置していると最終的には燃えます。

食品のカスといった汚れを放置するとそのまま煤になります。

煤になると電子レンジのマイクロ波を吸収しやすくなり、発火する危険性が増すのです。

より具体的に汚れる順序を記載すると以下のとおりになるでしょう。

油汚れや水垢が蓄積し始める⇒嫌な臭いが籠もり始める⇒カビや細菌が発生するようになり蓄積した汚れがマイクロ波を遮るようになる⇒煤になって燃える危険性が出てくる⇒発火する

こうならないように、きちんと掃除することが大切なのです。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はオレンジを使った掃除方法について紹介して参りました

オレンジの使い方はみかんと一緒なので、同じように用いて綺麗にしてください。

作用もほぼ一緒なので、使い方を含めて期待できるでしょう。

ただし、電子レンジ内部の汚れが蓄積しすぎると柑橘類では太刀打ちできないので、定期的に掃除することだけは念頭に置いてください。

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