電子レンジの掃除が簡単にできる方法！汚れの種類とその原因は？

電子レンジは使えば使うほど汚れてしまいますが、色んな汚れが溜まってしまう場所でもありますので掃除の仕方はコツを抑えないと効率的に行えません。

そこで、今回は電子レンジを効率的に掃除する方法について詳しく解説しつつ、そもそもの汚れの種類と原因、掃除頻度や掃除する時の注意点を見ていきます。

汚れを防止するには何をしたら良いのかも見ていきましょう。

電子レンジの掃除が簡単にできる方法とポイント！
電子レンジを掃除するときの注意点
電子レンジの掃除頻度はどのくらい？
電子レンジの汚れの種類とその原因は？
電子レンジの汚れが溜まるとどうなる？
汚れを防止するオススメの方法！
どうしても電子レンジが綺麗にならない時は？
まとめ

電子レンジの掃除が簡単にできる方法とポイント！

電子レンジの掃除の仕方も色々とありますが、今回紹介するのはできるだけ掃除しやすいように汚れが浮き出てくるやり方です。

電子レンジだからこそできるやり方となっていますので、是非とも活用して下さい。

準備するもの

・クエン酸
・重曹orセスキ炭酸ソーダ
・レンジで使える容器やコップ
・古布やキッチンペーパー
・マイクロファイバー
・メラミンスポンジ

やり方

こちらの動画は『電子レンジの最強掃除方法！ニオイも汚れもすっきり【簡単そうじ】専業主夫　極主夫道』というタイトルで、4年ぐらい掃除していない電子レンジをクエン酸と重曹を使って掃除するやり方を紹介しています。

とても簡単なやり方なので、まずは動画で全容を把握して下さい。

クエン酸と重曹（セスキ炭酸ソーダ）を使ったレンジ掃除

①耐熱のコップに重曹かセスキ炭酸ソーダ大さじ2杯とコップ1杯の水を入れて混ぜる

②レンジに入れて3分から5分ほど加熱する

③30分程度放置して蒸らす

④コップに入っている重曹水やセスキ炭酸ソーダ水をメラミンスポンジに染みこませて掃除する

⑤スポンジだけでは足りない場合は古布やキッチンペーパーなども使って油汚れを落としていく

⑥重曹やセスキ炭酸ソーダと同じ要領で、耐熱のコップに大さじ2杯のクエン酸とコップ1杯の水を入れて混ぜる

⑦レンジに入れて3分から5分ほど加熱する

⑧30分程度放置して蒸らす

⑨コップに入っているクエン酸水をメラミンスポンジに染みこませて掃除する

⑩スポンジだけでは足りない場合は古布やキッチンペーパーなども使って油汚れを落としていく

⑪電子レンジ内を軽く水拭きして、乾いた布で拭く

⑫電子レンジの外側はマイクロファイバークロスを使って拭く

⑬操作パネルは人が手で触るので皮脂汚れがつきやすく重曹水やセスキ炭酸ソーダ水を使って掃除する

ポイント

・クエン酸や重曹をつかって掃除することになるが重曹水やクエン酸水にメラミンスポンジをつける段階だとまだまだ熱い可能性があるので火傷に注意

・掃除を全くしていないとメラミンスポンジがびっくりするぐらい汚れるので、使い捨てても良いスポンジを用意した方が良い

・電子レンジは庫内の底面が一番汚れがひどいので意識すること、ただし、丸皿や回転ローラーがある電子レンジだと隙間に汚れが挟まってしまう事があるので要注意

・操作パネルの汚れは皮脂汚れなので重曹水やセスキ炭酸ソーダ水が有効

・電子レンジの背面や側面に排気口や吸気口が設置してあるので、そこもきちんと掃除すること

・家にクエン酸がないという人はレモン汁を使ってもある程度同じ効果が発揮される

電子レンジを掃除するときの注意点

重曹やクエン酸を使った掃除にも注意すべきところがあるが、電子レンジの掃除故に注意すべきところがあるのでそこも意識していくこと。

・重曹やセスキ炭酸ソーダを使って油汚れを落とすやり方だがあまりにひどすぎる油汚れが相手だと重曹水やセスキ炭酸ソーダ水を蒸しただけでは効果が薄い、その場合はメラミンスポンジで擦り洗いするか重曹ペーストを用意して貼り付けさらにパックをして放置し対応する

・カビが生えてしまった場合は消毒用エタノールを用意して対応する

・臭いが気になる場合は重曹以外にコーヒーの出し殻を使って対応することができる

・重曹もセスキ炭酸ソーダもクエン酸も濃度を上げることで効果はアップするが、濃度をあげるとそれだけ皮膚に付着したときの影響も大きくなるので注意すること

・重曹は研磨作用が非常に強いので重曹を使って拭き掃除をする時は強く擦りすぎないこと

・重曹が残っていると白浮きが発生するので重曹成分は残らないように掃除すること

・アルミ製品や大理石などに重曹やセスキ炭酸ソーダを使うと素材が変質する恐れがあるので要注意

・重曹は掃除用と調理用があるので掃除用は食べないこと

・クエン酸は塩素系漂白剤と併用すると有毒ガスが発生するのでクエン酸成分が残らないようにすること

・クエン酸も大理石などの石材や鉄などの錆びやすい金属を相手に用いると素材が痛むので要注意

電子レンジの掃除頻度はどのくらい？

電子レンジの掃除頻度は人によってまちまちですが、今回紹介したやり方は1週間に1回程度取り入れてみてはいかがでしょうか。

実際の主婦の人達に効いた結果、1週間に1回以上掃除をしている人が半数だったのでそれに習うといいと思います。

ただし、汚れ具合によって掃除頻度は調整した方が良いので、あくまでもこの頻度は目安の一つとして認識して下さい。

電子レンジの汚れの種類とその原因は？

電子レンジの汚れの種類は油汚れと水垢が主体です。

それ以外にも汚れがひどいとカビが発生してしまうことがあります。

他にも食品を温めるときに出てくる汚れもありますので、それらの汚れが溜まってしまうのが電子レンジなのです。

水垢は食品を温めるときに水蒸気が発生してしまうことで発生するので、これも防ぐのは無理です。

このように、電子レンジには水垢や油汚れが溜まって行きますので、油汚れに効果的な重曹と水垢に効果があるクエン酸の両方が必要になってくるのです。

電子レンジの汚れが溜まるとどうなる？

電子レンジの汚れを放置すると様々なトラブルが発生します。

まずは電子レンジとしての性能が低下するので電気代がアップします。

また、電子レンジの汚れを放置するとカビや菌が繁殖してしまいますます汚れていってしまうでしょう。

ここまでくると故障する危険性があるので要注意です。

特に電子レンジ使用中に加熱しすぎて発火する可能性すらあるので、発火によって電子レンジそのものが故障する危険性もあります。

汚れを防止するオススメの方法！

汚れを防止するには汚れ防止グッズをうまく活用することがお勧めです。

具体的には『レンジ庫内汚れ防止シリコンマット』のように汚れを防止するマットを使うと良いでしょう。

汚れてしまっても丸洗いするだけでOKなので、かなり楽です。

汚れ予防というよりは汚れても対応できるようにするのが大切なのです。

レンジ庫内汚れ防止シリコンマット（https://www.amazon.co.jp/gp/product/B086T4YSHK/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B086T4YSHK&linkCode=as2&tag=meetsmore08-22&linkId=0a5c65c499a6eb99ce9b3c610bc66cb8）

どうしても電子レンジが綺麗にならない時は？

電子レンジ内部の汚れがどうしても綺麗にならないときは、しつこすぎる汚れになっているので油汚れの場合は重曹ペーストなどを使って汚れに対して貼りつけてしまいましょう。

また、カビが相手の時はクエン酸でも重曹でも効果が薄いのでエタノールを使って対応して下さい。

ただし、あまりにも放置されすぎて発生したカビはエタノールでも対応が難しいのでカビ退治に塩素系漂白剤が必要になります。

しかし、電子レンジに塩素系漂白剤を使うのははっきりって推奨できないので、そこまで汚れてしまった場合は買い換えも検討して下さい。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は電子レンジの掃除方法について紹介しました。

家の色んな場所を掃除する時に役立つクエン酸や重曹ですが、電子レンジの掃除でもやっぱり役立つ代物だったのです。

ただし、あまりにもしつこすぎる汚れが相手だと効果が出にくいのでそこまでボロボロになるほど放置するのは止めましょう。

動画では約4年間放置していたとのことですが、使用率が高い電子レンジの場合は汚れるスピードも桁違いに早いので集中的なケアが必要になってきます。