エタノールを使ってお風呂の天井を掃除する方法や注意点!

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お風呂掃除

エタノールは油汚れがつく場所で非常に役立つので、色んな場所で使っているという人もいるでしょう。

今回はこのアルコールの一種であるエタノールを使ってお風呂の天井を掃除する方法についてまとめていきます。

エタノールを浴室天井に使う時の注意点やそもそも天井掃除にエタノールは本当に効果的なのかも調べていきます。

エタノールを使っても汚れが落ちない場合はどうしたら良いのかも見ていきましょう。

エタノールを使ってお風呂の天井を掃除する方法!


まず認識してもらいたいのが、アルコールとエタノールの違いです。

アルコールはwikiなどの言葉を借りると『炭化水素の水素原子をヒドロキシ基 (-OH) で置き換えた物質の総称』になります。

ポイントは総称であるということで、このアルコールの一種にメチルアルコールやエタノールが含まれているのです。

ただし、現代日本では掃除で使ったりと身近にある存在がエタノールになっているため、アルコールは実質エタノールとして扱われています。

インターネットを使ってアルコールでの掃除の仕方を紹介している人がいたら、99%エタノールを使った掃除になっているのです。

準備するもの

・消毒用エタノール
・柄つきモップ(モップ部分を取り外せるタイプ)
・ゴム手袋

やり方

柄つきのモップと消毒用エタノールを使った掃除はとっても簡単です。

5分程度で終わる掃除となりますので、文字での紹介もかなりあっさりとしたものとなります。

柄つきモップを使った簡単エタノール掃除

①換気扇を回して窓やドアを開け、空気の通り道を作る

②濡れている場合はまずモップを使って全体を乾拭きする

③モップが濡れたら濡れていないモップに交換する

④モップそのものに消毒用エタノールをスプレーして天井を拭いていく

⑤掃除が終わったらモップを取り外して乾燥機に入れて乾燥させる

ポイント

・柄つきモップを使う場合はモップ部分が交換できるタイプだと非常に使い勝手がよいので、いくつか必ず用意しておくこと
・エタノールは揮発性がかなり高いので天井を拭いている最中でもどんどん乾いていく、そのためエタノールをモップに対してある程度の間隔でスプレーしておくこと
・消毒用エタノールは無水エタノールとは濃度が異なる、無水エタノールの方が濃度が濃いがエタノールは性質上濃すぎると揮発性も高まりむしろ掃除性能が落ちるので消毒用エタノールを用いること
・柄つきモップが無い場合はクイックルワイパーなどの柄つきのワイパーとキッチンペーパーで代用できるので、そちらを用いるのもOK
・アルコールは非常に揮発性が高いので引火しやすいです火を使うと一瞬で燃え広がりますので火気厳禁であることは覚えておきましょう、濃度が高いエタノールは静電気でも引火に繋がってしまう
・保存するにはしっかり密閉した上で火の近くで置かないこと、直射日光が当たらないところに置かないこと、子供の手が届く場所に置かないことといったルールを守る
・保存するには上記のような条件があるが、それ以外にもできるだけ涼しい場所が推奨される、室温で1~30℃が推奨されているのでこれらの温度が冬でも夏でも守れる場所に保管すること
・アルコールは蓋の閉め忘れや閉まり加減がゆるい場合に高確率で揮発するのでしっかりと閉めてから保管すること

エタノールをお風呂の天井に使う時の注意点


エタノールを使ったときの注意点も色々あるので、忘れずにチェックして下さい。

特に注意してもらいたいのが、エタノールは本来ゴムと相性が悪いと言われていることです。

お風呂で黒カビが発生しやすいのは四隅などのゴムパッキンの部分ですが、ゴムパッキンとエタノールが相性が悪いと言われているので黒カビが本格的にパッキンに生えている場合は使わない方が良いでしょう。

・エタノールは原液だと皮膚・粘膜につくと強い刺激を与えてしまうので要注意、消毒用は濃度が下がっているがそれでも発疹やかゆみといったトラブルが発生するケースがあるので扱いには気をつけること
・アルコールアレルギーを持っている人も存在しているので、アレルギーがある人は要注意
・原液を持っている人はエタノールの濃度が約70~80%になるように調整してから用いること、原液のままだと実はカビに効力が浸透する前に気化するから効果が薄い(市販されている消毒用エタノールは基本的に濃度が約70~80%になっている)
・アルコールは油を溶かす性質があるので素手で使うと手荒れが発生しやすい、ゴム手袋は必ず着用すること
・アルコールは油を溶かす性質があるのでゴム製品やコーティングされた素材や革製品と相性が悪い、お風呂場で使う時も長時間ゴムパッキンの部分に触れないようにすること
・アルコールはゴムと相性が悪いのでゴムパッキンの部分に発生した黒カビも効果が薄い

天井の掃除にエタノールは効果的なの?


エタノールを使った掃除効果は除菌効果や消毒作用です。

そのため、ちょっとしたカビや雑菌にはエタノールを使うことで綺麗にすることができます。

油汚れにも強いのでキッチン周りの掃除に使う人も多いでしょう。

つまり、黒カビが本格的に発生していない天井掃除ならばエタノールを使うのは効果的となるのです。

ただし、本格的に黒カビが生えている場合は根っこから除去する必要がありますので、エタノールでは完全に綺麗にすることはできず塩素系漂白剤に頼ることになるでしょう。

お風呂の天井を掃除する理由は?


お風呂の天井を掃除する理由は黒カビが生えないようにするためです。

黒カビが発生すると胞子をまき散らして大量発生してしまうので、掃除するのも大変ですが根を張って塩素系漂白剤を使ってもなかなか綺麗にならなくなってしまいます。

さらに、放置すると胞子が大量に散布されることでその場にいた人が黒カビによって何らかの病気を引き起こされてしまう恐れもあります。

こういった状態を避けるためにも黒カビの発生は押さえ込む必要があるのです。

お風呂の天井の汚れをそのままにしておくと?


天井の汚れを放置していると黒カビが大量繁殖し、浴室内部が黒カビの胞子が飛び交う空間になります。

黒カビが大量発生している空間に人が入り込むと呼吸器系の病気を患うリスクがあるのです。

具体的には『アレルギー性鼻炎』や『気管支肺アスペルギルス症』や『過敏性肺炎』や『シックビル・シックハウス症候群』などの病気が発生する可能性があります。

他にも黒カビが地面に太陽に付着しているとそれを踏んで『水虫』を発症する危険性もあるのです。

エタノールを使っても汚れが落ちない時は?


エタノールを使った掃除はあくまでもカビの予防やちょっとしたカビ対策として用いられるものです。

本格的なカビ相手には効力がそこまで発揮されません。

本格的なカビが生えた場合は塩素系漂白剤をつかって対策して下さい。

お風呂の天井の掃除頻度はどのくらい?


今回紹介した掃除はかなり簡単なので1週間に2回程度の頻度で掃除することが推奨されています。

お風呂の天井の汚れを予防する方法は?


天井汚れを防止するには、今回紹介したエタノールでの掃除を定期的にすることと天井に水滴が発生しないようにしっかりと換気しておくことが重要です。

この2つを守ることができれば黒カビはなかなか発生しなくなります。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はエタノールを使って浴室天井を掃除する方法を紹介致しました。

エタノールはかなり便利ではありますが本格的なカビが相手になるとちょっと分が悪いです。

なんとかして黒カビを除去したいと考えている方はエタノールではなく塩素系漂白剤に頼って下さい。

塩素系漂白剤は取扱注意ではありますがカビには一番効果があります。

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