お風呂の排水溝から虫が出るときの掃除方法!虫の種類や原因は?

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お風呂掃除

お風呂の排水溝を放置しすぎると汚れがひどいことになりますが、あまりにもひどい状況になると虫が発生することすらあります。

そこで、今回はお風呂の排水溝から虫が出るときの掃除方法についてまとめます。

そもそも、こういった状況で沸いてくる虫の種類や虫が湧いてしまう原因は何なのかも見ていきましょう。

虫を発生させないためにはどうすれば良いのか、色々やってもゼロにならない虫相手にはどうすれば良いのかも見ていきます。

お風呂の排水溝から虫が出るときの掃除方法!


お風呂の排水溝から虫が出るようになってしまった時の対処法はいくつかあります。

ただし、ここで紹介するのは排水溝における対処法なのでそれ以外の場所に虫が発生しているのならやり方もまた異なってくるという点には注意してください。

準備するもの

・パイプクリーナー
・古歯ブラシやブラシ
・ゴム手袋
・マスク
・ゴーグル
・ビニール袋

※排水溝以外の汚れに対処するには別途雑巾や浴室用中性洗剤や塩素系漂白剤や殺虫剤などが必要になる

やり方

基本的なやり方はパイプクリーナーを使って排水管内部の虫を駆逐するやり方です。

しかし、その前段階としてやっておいた方が良いこともあるのでそれらもまとめていきましょう。

お風呂の排水溝で虫が湧いているときの対処法

①エプロンカバーがあり取り外せるタイプのお風呂ならばそちらを外してそこがどうなっているのかをまずは確認する

②換気扇を回してゴム手袋やゴーグルやマスクをする

③エプロンカバーの裏側に虫が発生しているのならそこが発生源になっている可能性が高いので、まずはそちらを塩素系漂白剤やクレンザーやブラシなどを使って擦り洗いする

④排水溝の蓋を外してビニール袋を手に被せながらゴミを除去する

④パイプクリーナーを使って排水管を綺麗にする

⑤15分から30分ほど放置する

⑥放置が終わったら洗面器1杯か2杯分の水を流してパイプ内部の汚れを洗い流す

ポイント

・パイプクリーナーは投入量によってヌメリ解消か詰まり解消かが変わってくるが、虫退治ならば詰まり解消の量で用いること
・そこまで汚れがひどくないのならいつも通りの掃除が終わった後に熱湯をかけるだけでも虫の繁殖を抑えて撃退することもできるので、パイプクリーナーがない方はまず熱湯を使って退治してみること
・ただし、熱湯と塩素系漂白剤は相性が非常に悪いのでエプロン裏側などを掃除する時に塩素系漂白剤を使っているのなら絶対に熱湯を使ってはいけない
・虫が大量発生しているときはどこかで卵が大量に存在しているのでパイプクリーナーなどで除去しないと作業が終わらない
・大量発生していると一度の掃除では除去できないことが多いので、何度かチャレンジすること
・パイプクリーナーではなく殺虫剤を使うというやり方もあるが、殺虫剤を使う時は必ずゴーグルやマスクなどを用意して身につけてから用いるようにすること

お風呂の排水溝から虫が出る原因は?


お風呂の排水溝から虫が出る原因はシンプルです。

排水溝が汚れているから発生します。

虫の種類について詳しくは後述しますが、あまりにも排水溝が汚れていると発生する虫は体長1~4mmくらいの黒くて小さい虫である『チョウバエ』と体長1~2mmくらいのシラミの中まである『チャタテムシ』の2種類が主体です。

まずチョウバエは皮脂汚れやフケや髪の毛や石鹸カスといった汚れが増えると集まってきます。

次にチャタテムシは黴を食べるという性質があるため排水溝にカビが発生すると住み着いてきます。

このようにこういった虫たちが好む汚れをずっと放置していると、虫が侵入してきて繁殖してしまい大変なことになってしまうのです。

お風呂の排水溝から出る虫の種類は?


先ほど記載したようにお風呂で発生する虫はチョウバエとチャタテムシの2種類です。

虫のアップ画像などはダメージを受ける人も多いと思うので用いませんが、チョウバエはハート型の黒い虫なので見たことがある人は多いと思います。

このチョウバエは自分のエサとなる物が集まっている場所に向かのですが、かなり小さく排水溝や窓の隙間などから入り込んでしまうので完全に侵入を防ぐのはかなり難しいのです。

繁殖期は5月末から10月になりますがこのシーズンはすぐに繁殖する性質があるので入り込まれてしまって放置すると大変なことになります。

チャタテムシはカビを食べるという性質があるのですが、浴室は排水溝を中心にカビが発生しやすい場所があちこちにあるので掃除をサボっているといつの間にか侵入して繁殖する鵜ようになるのです。

さらにたちが悪いことにこのシラミは大量繁殖してあちこちに死骸がある状態になるとその死骸を吸い込むことで喘息などの呼吸器系のトラブルを誘発する可能性があるので健康上からも絶対に排除すべき害虫となっています。

虫をそのままにしているとどうなるの?


虫をそのままにすると大量発生します。

これらは害虫なので害虫による被害も発生してしまうでしょう。

先ほど記載したようにチャタテムシを放置しすぎるとその死骸を吸い込んで喘息などの呼吸器系疾患を引き起こす可能性があるので要注意です。

チョウバエそのものはダニや蚊のように感染症を及ぼすことはありませんが、大量発生すると食品などの蠅が付着することも多くなるので衛生的に非常に不衛生になるでしょう。

あまりにも増えすぎるとチョウバエの幼虫が体内に侵入してしまい体内で繁殖してしまう例すらあります。

これを『ハエ症』と呼び病気の一種として扱われているのです。

正直蠅が大量にたかっている空間にいたいとは思えないので、そうなった時点で住処としては不合格でしょう。

お風呂の排水溝から虫を発生させないための方法


お風呂の排水溝から虫を発生させない方法はシンプルで、清潔な環境を整えることです。

また、こういった虫は高温多湿な環境を好むという性質もありますので、お風呂上がりにちょっと掃除が終わった後は乾燥機を回して常に乾燥させる状態をキープしておけば発生確率を抑えられます。

あとは、排水溝から登ってくるケースもありますが基本的には開いている窓から入ってくることがほとんどなので、浴室の窓やドアはできる限り閉じておくことも虫の侵入対策としては良いでしょう。

とりあえずは清潔にしておき浴室は完走させるようにすることで、虫の発生はある程度防げますのでこの2点から始めてください。

オススメのお風呂の排水溝の掃除頻度は?


排水溝の掃除頻度は簡単なゴミ取りなどは毎日行って、ブラシなどを使った擦り洗いは洗剤を使った掃除をするタイミングと同じようにすれば良いでしょう。

洗剤を使った掃除は1週間に2回程度行っている人も多いと思いますので、その頻度と同じにすれば良いと思います。

浴室の最適な掃除頻度はどれだけ多くの人達が使っているのかでも変わってきますので、1人暮らしで家のお風呂を使う回数がそこまで多くないという方ならば掃除頻度が多少減ったとしても問題ないでしょう。

逆に、大家族で使う人数が多いという人はそれだけ汚れる可能性も高まってしまうので、掃除頻度を増やした方が良いです。

掃除をしても虫がいなくならないときの対処法!


掃除をしても虫がなかなかいなくならないときは大量に卵が発生してしまっているので、何度か駆除のための掃除を繰り返すしかないでしょう。

それでも駆逐出来ないという方はプロに依頼した方が良いと思います。

状況次第でシロアリも発生しかけないので、虫が減らないという方は専門業者に依頼して調べてもらったほうが良いかもしれません。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回はお風呂の排水溝から虫が出るときの掃除方法や虫の種類や原因についてお話ししました。

きちんと定期的に掃除していれば虫による被害は発生しません。

しかし、虫が入り込んでしまい放置しすぎて大量発生すると掃除がとてつもなく大変なことになってしまうので、ある程度の覚悟を持って挑まないと行けないでしょう。

虫の大量発生はメンタル的にも結構キツイものがありますので、そうなる前に対処することを強く推奨します。

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