お風呂の黒カビ掃除の方法と注意点!カビができる原因は?

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お風呂掃除

お風呂掃除をしていると、目につくのが黒カビの汚れではないでしょうか。

色が黒いので目立つ上、臭いが気になるという方も多いかも知れません。

お風呂と言うせっかくのリラックスの場が、黒カビのせいで気分が下がってしまうのは残念ですよね。

そこで今回は、お風呂の黒カビの掃除の方法や注意点を調べてみました。

お風呂に黒カビができる原因や予防の方法なども、合わせてご紹介します。

お風呂の黒カビ掃除の方法やポイント!

準備するもの

・洗って使えるペーパータオル(キッチンペーパーでもOK)
・ゴム手袋
・マグカップ
・キッチンハイター
・割りばし
・ラップ

やり方

①ペーパータオルをコーキングの幅よりも若干広めにカットします。

②マグカップにキッチンハイターを入れ、そこにカットしたペーパータオルを入れ、割りばしで沁み込ませます。

③コーキングのカビが生えている部分に、ペーパータオルを貼り付けます。

④1時間程度放置しておきます。(長時間放置する場合は、ラップで覆います)

⑤1時間後、水で洗い流して終了です。

ポイント

黒カビの色が濃く、根が生えている場合は、浸けて置く時間は3時間を目安にしましょう。

一晩浸けておいても構いません。

黒カビを掃除するときの注意点は?

酸性洗剤と混ぜて使わない

黒カビを掃除する時には塩素系漂白剤(アルカリ性洗剤)を使いますが、塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜると、人に有害な塩素ガスが発生して大変危険です。

特にお風呂は狭い空間のため、同じ日に塩素系漂白剤と酸性洗剤を使って掃除をするのは、避けた方がよいでしょう。

換気をする

塩素系漂白剤は強い匂いがあるため、狭い空間で吸うと気分が悪くなるなど体調不良の原因になります。

黒カビ掃除で洗剤を使う場合は、窓やドアを開けて換気扇を回し、十分に換気をした状態で行うようにして下さい。

掃除機で吸わない

お風呂で掃除機を使うことはあまりないと思いますが、黒カビを掃除機で吸ってしまうと、排気から胞子が飛び散って他の場所へ黒カビをまき散らしてしまうことになります。

お風呂に黒カビができる原因は?

高温多湿の環境

お風呂は狭い空間の上、お湯を使うので湿気がこもりやすく、高温多湿になりやすい場所です。

黒カビにとって高温多湿の環境は、繁殖には絶好の条件です。

そのため、お風呂は家の他の場所に比べて黒カビが発生しやすいと言えます。

栄養分となる汚れ

体についた皮脂汚れやシャンプーなどの石鹸カスは、黒カビのエサとなるものです。

住みやすい環境であるだけではなく、エサも豊富にあり、繁殖しやすい条件が揃っています。

黒カビができる箇所は?


お風呂の中で黒カビが発生しやすいのは、壁、床(特に壁との境目のコーキングの部分)、そしてドア(特にゴムパッキン)の部分です。

床のコーキングやドアのゴムパッキンに黒カビが生えると、根が奥まで入り込みやすく、一度綺麗になったとしてもそれは表面上だけで、すぐにまたカビが生えてきてしまったり、こすっても簡単に落ちないので掃除自体を諦めてしまい、黒カビがどんどん繁殖してしまうこともあります。

また、お風呂ではタイルを使っていることも多いですが、タイルの目地部分も黒カビが生えやすい場所です。

目地を強くこすると脆くなり、タイルが欠けたり剥がれ落ちてしまうこともあるので、黒カビを発生させないように予防をすることが大切です。

お風呂の黒カビの掃除にオススメの洗剤!


黒カビは酸性の汚れのため、アルカリ性洗剤を使うことで中和され、汚れ落ちがよくなります。

一般的に「カビ取り剤」として販売されているものはアルカリ性洗剤なので、カビ取りと表記があればカビに効くと考えてよいでしょう。

なお、そこまで頑固な汚れではなさそうなら、弱アルカリ性の重曹、セスキ炭酸ソーダ、オキシクリーンでも効果が期待できます。

「小さな子どもがいるから、あまり強い洗剤は使いたくない」という方は、まずはここから使い始めてみて、汚れに応じてアルカリ度の高い洗剤に切り替えてみるのがよいでしょう。

「四の五の言わず、一発で黒カビを仕留めたい」という方は、アルカリ度の高い塩素系漂白剤を使うのがお勧めです。

ちなみに、塩素系漂白剤を選ぶならお風呂用ハイターが一般的ですが、実はキッチンハイターをお風呂に使っても問題はありません。

ただし、キッチンハイターはお風呂用ハイターに比べて主成分の次亜塩素酸ナトリウムの濃度が高いため、お風呂で使う時は水で薄める必要があります。

黒カビの洗剤の選び方

壁や床などの広範囲にはスプレータイプ

スプレータイプのカビ取り剤は、シュッと吹きかけるだけで簡単に液剤を塗布できるので広範囲の場所に使う時に便利です。

お風呂の場合、天井にもカビが生えますが、上に向けて噴射すると自分にかかってしまうので、そのような時はキッチンペーパーなどに沁み込ませた後、クィックルワイパーにつけて塗るようにしましょう。

ゴムパッキンや目地にはジェルタイプ

ゴムパッキンや目地に発生したカビは、根が深くまで入り込んでいる場合があり、液剤がしっかりと密着するジェルタイプを使うのがお勧めです。

より液剤を浸透させたい時は、塗った上からラップをするとよいでしょう。

しつこい黒カビには塩素系漂白剤を使う

カビ取り剤はアルカリ性洗剤ですが、アルカリ性洗剤の中でもより効果が強力(アルカリ度が高い)のが塩素系漂白剤です。

お風呂の黒カビを予防する方法は?

換気をする

カビは高温多湿な環境で繁殖力が強くなります。

お風呂は高温多湿になりやすい場所ですが、使用後に窓を開けたり、換気扇を回すことで湿気が減り、カビの好む条件から外れやすくなります。

水をかける

お風呂を使った後に、シャワーで壁や床、浴槽などに水をかけると温度が下がり、カビ予防に効果があります。

どうしてもこまめに掃除をするのが面倒という場合は、冷たい水をかけて浴室内の温度を下げることだけでも、意識してみるとよいでしょう。

水切りをする

水をかけた後は、水切りワイパーやクロスを使って水を拭き取りましょう。

湿気を減らすことで、カビの繁殖を防ぐことができます。

お風呂のカビの種類は?

黒カビ

お風呂のカビの中でも最も目立ちやすい黒カビは、壁や床、ドアのパッキン部分に発生しやすいカビです。

奥に根を生やすと表面をいくら綺麗にしても、すぐにまた繁殖してしまう厄介者です。

さらに「なんだか臭う」と感じる時の臭いの原因となる場合も多いです。

赤カビ

その色合いからピンクカビとも呼ばれますが、正確にはカビの一種ではなくロドトルラという酵母菌の一種になります。

独特なヌメリを持ち、繁殖スピードが早いのが特徴で、壁や床、洗面器、シャンプーやボディーソープなどのボトルの底などに多く発生します。

青カビ

壁や床に見られますが、黒カビや赤カビに比べると発生しにくいカビと言えます。

しかし、繁殖すると嫌な臭いの原因となります。

まとめ

お風呂の黒カビは、浴室内に湿気がこもり、湿度や温度が高くなってしまうことと、皮脂汚れや石鹸カスが黒カビの栄養分になることが原因で発生します。

黒カビが発生した場所によっては、すでに根が深く生えていて、表面だけを綺麗にしてもすぐにまた黒カビが出てしまうようになります。

そのため、こまめに換気や掃除を行い、黒カビを予防することが大切になります。

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