塩素系漂白剤を使用した洗濯槽掃除のやり方【縦型・ドラム式】

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洗濯機(洗濯槽)掃除

洗濯槽の洗濯槽掃除には塩素系漂白剤か酸素系漂白剤を使いますが、その違いについては良くわからないという人も多いでしょう。

今回はその中でも塩素系漂白剤に注目し、塩素系漂白剤を使った場合の洗濯槽掃除のやり方について、縦型もドラム式も両方とも解説してまいります。

塩素系漂白剤ならではの注意点もありますので、そちらも確認していきましょう。

塩素系漂白剤を使用した洗濯槽掃除のやり方やポイント!

それでは塩素系漂白剤を使った場合の洗濯槽掃除のやり方を動画付きで紹介します。

とりあえずどんなことをするのかわからないという人は動画の確認からお願いします。

縦型

こちらの動画は「驚愕の洗浄力!洗濯機に入れるだけでカビ汚れが消滅する塩素系漂白剤の威力」というタイトルの塩素系漂白剤を使った洗濯槽掃除方法の紹介ですが、この人は酸素系漂白剤を使った動画もアップしておりますので、併せて確認しておくとかなり勉強になります。

準備するもの

  • バケツ
  • 塩素系漂白剤
  • 50℃程度のお湯
  • 雑巾やタオル
  • きれいな水(漂白剤が体についてしまったとき用)

やり方

槽洗浄コースがない場合

①排水ホースを倒して高水位まで50℃前後のお湯を入れる

②洗濯槽クリーナーを洗濯脱水槽に入れる(量は使うものによって変わる)

③「洗い」行程を2~3分程度運転して電源を切る

④洗濯排水槽にオーバーフローするレベルで水を追加する

⑤排水ホースを本体に掛けて12時間放置する

⑥高水位で「標準」コースを1サイクル運転する

槽洗浄コースがある場合

①電源を入れる

②「槽洗浄」コースの11時間を選ぶ

③洗濯槽クリーナーを洗濯脱水槽に入れる(量は使うものによって変わる)

④ふたを閉めて「スタート/一時停止」ボタンを押す

 

「槽洗浄」コースがあるかどうかで手間暇がだいぶ変わります。また、使う塩素系漂白剤はその漂白剤次第で使用量が異なりますので、必ず説明書および裏面にある説明を読んでから使うようにしてください。「皮膚についた場合はすぐに水で洗い流してください」といった重要な内容も注意事項もそこには必ず書いてあるので、きちんと目を通しておきましょう。また塩素系漂白剤は酸性の洗剤を誤って混ぜると危険なガスが発生してしまう恐れがあるので、必ず換気扇を回しておく必要があります。

ドラム式


次はドラム式の洗濯槽お掃除となります。

こちらも「槽洗浄」コースがあると非常に簡単です。

準備するもの

  • バケツ
  • 塩素系漂白剤
  • 50℃程度のお湯
  • 雑巾やタオル
  • きれいな水(漂白剤が体についてしまったとき用)

やり方

①電源を入れる

②「槽洗浄」コースの11時間を選ぶ

③「スタート/一時停止」ボタンを押す

④給水した後にドラムが回転し始めたら、いったん止めるために「スタート/一時停止」ボタンを押す

⑤ドアを開けて直接ドラムの中に洗濯槽クリーナーを入れる

⑥ドアを閉めて「スタート/一時停止」ボタンを押す

 

洗濯槽洗浄コースがある場合は洗濯槽洗浄コースを使うのが一般的であり非常に簡単なのでドラム式でも問題ありません。ただし塩素系漂白剤は酸性の洗剤を誤って混ぜると危険なガスが発生してしまう恐れがあるので、必ず換気扇を回しておく必要があります。

塩素系漂白剤を使う時の注意点


塩素系漂白剤を使う場合の最大の注意点は「混ぜるな危険!」を強く意識しておくことです。

塩素系漂白剤は酸性の物質が混ざり合うことで猛毒の塩素ガスが発生してしまう、それゆえの死亡事故が実際に発生しています。

これは本当にシャレになっていませんので、きちんと換気扇を回しておきましょう。

容器を移し替えも酸性の物質が混ざり合う原因となるので、容器移し替えもしないほうがいいです。

また、有毒ガスが発生していなくても塩素系漂白剤は臭いが強烈なので、その臭いで気分が悪くなる可能性があります。

そして、塩素系漂白剤は強力なので皮膚に触れると炎症する恐れもあるのです。

そのためゴム手袋は必須となるでしょう。

また、塩素系漂白剤は熱湯で薄めると急激な反応が発生してしまうので、50℃前後の温度を必ず意識してください。

塩素系漂白剤の特徴


塩素系漂白剤は酸素系漂白剤と比べるとお手軽で強い殺菌力を発揮してくれます。

ただし、衣類へのダメージが強く取り扱いに特に意識しないといけないので、肌が弱いという人が使う場合は注意が必要になります。

また、強い殺菌力や除菌力は洗濯槽のお掃除にも発揮されるので、酸素系漂白剤ではなかなか落ちないような汚れも落とせるケースがあるようです(今回紹介した動画でもその比較を画像付きでしているので、非常にわかりやすい)。

酸素系と塩素系の違いは?


酸素系漂白剤と塩素系漂白剤の違いは、簡単に言うと塩素系は「刺激が強いが掃除が簡単で扱い要注意な漂白剤」であり、酸素系は「掃除の手間はかかるが衣類ダメージが少なく独特の臭いや強すぎる刺激がないので扱いやすい漂白剤」となっています。

扱いが非常に難しいのが塩素系漂白剤ですが、使いこなせると手間暇かからず楽なのでお勧めしたいのですが、あの臭いや強すぎる刺激が無理という人もいますので臭いなどの刺激が大丈夫なのかどうかを試しておく必要があるでしょう。

筆者の意見ですが、今現在30代や40代の人でプールに入ったことがあるという人は塩素系の臭いになれているから大丈夫だと思います。

あの臭いが昔からダメという人は今回紹介している塩素系漂白剤もアウトだと思います。

洗濯槽を掃除するオススメの頻度


洗濯槽を掃除する頻度は1ヶ月に1回とか半年に1回という意見がありますが、これはどの程度汚れているのかにもよるので何とも言えません。

汚れが気になるという人は1ヶ月に1回塩素系漂白剤を使って掃除するとよいと思います。

洗濯槽掃除コースが搭載しているものならばとっても簡単に掃除できるので、そこまで苦労することもないでしょう。

このコースがないためちょっと面倒と感じている人は、しっかりとカビがつかないようにケアをすれば半年に1回でもよいと思います。

洗濯槽が汚れる原因は?


洗濯槽の汚れは衣類にくっついているタンパク質や汚れ、そして洗剤カスや埃が積もり積もったものとなります。

特に、洗濯機は湿度が高くお湯を使うことが多い人はカビにとって適温が保たれやすいので一気に増加することが多いのです。

また、洗剤を多めに使ってしまう人は洗剤カスがカビにくっついてしまうため使用量は必ず守りましょう。

洗濯槽の汚れを防ぐオススメの方法


洗濯槽の汚れを防ぎたいという人はまず洗剤の量を守るところからスタートしましょう。

あとはカビが発生しにくくするために1週間に1回は洗濯終了後に乾燥運転を行うことも大切です。

塩素系漂白剤以外に使えるオススメの洗剤一覧


塩素系漂白剤以外で洗濯槽の汚れを落としたいという人は、重曹か酸素系漂白剤を使うことになります。

酸素系だと以下の商品が有名でしょう。

・[シャボン玉せっけん] 無添加 シャボン玉 洗たく槽クリーナー

・[P&G] アリエール 洗たく槽クリーナー サイエンスプラス

・[SARAYA] arau.(アラウ)洗濯槽クリーナー

・[レックケミカル] 洗濯槽の激落ちくん

・[プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン] アリエール 洗たく槽クリーナー

洗濯槽の汚れが落ちない時は業者に依頼しよう!


塩素系漂白剤を使うとたいていの汚れは落とせますが、どうして汚れが落ちないという場合はプロに頼むといいでしょう。

だいたい1万円から1万7,000円で1台洗浄が行えますので、最終手段として覚えておきましょう。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は塩素系漂白剤を使った掃除方法について記載しました。

塩素系漂白剤を使うとかなり簡単に洗濯槽の掃除ができますが、洗濯槽の掃除コースが存在している場合はさらに簡単に作業ができるようになっています。

ただし、塩素系漂白剤は使い方を間違えると毒ガスが発生するので本当に説明書を読んでから用いるようにしてください。

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