重曹を使った換気扇カバーの掃除のやり方!使うときの注意点は?

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換気扇掃除

換気扇のカバーは、何かと目につきやすい部分なので、綺麗な状態を維持したいと思いますよね。

しかし、換気扇の掃除は何となく面倒なイメージがあり、なかなか重い腰が上がらないという方も多いと思います。

換気扇のカバーの掃除は、重曹を使うと簡単に行うことができます。

重曹は近年、ナチュラルクリーニングの道具として使用している方も多いと思いますが、換気扇のカバーはどのように掃除をするのでしょうか。

重曹を使う時の注意と合わせて、ご紹介していきます。

重曹を使った換気扇カバーの掃除のやり方!

準備するもの

  • 重曹
  • タワシまたは使い古しの歯ブラシ
  • 古布
  • 大きめのポリ袋
  • ゴム手袋
  • バケツ

やり方

  1. シンクにポリ袋を広げ、中にお湯を入れます。
  2. そこに重曹を入れ、取り外した換気扇の部品を入れて浸け置きをします。
  3. 時間が経ったら、シロッコファンやフィルターなどにこびりついて落ちない汚れを、歯ブラシで軽く擦って落とします。この時、シロッコファンやフィルターはお湯の中に浸けたままで擦る方が汚れが落としやすいです。
  4. 部品を水ですすぎ洗いをし、よく乾燥させてから元に戻します。
  5. 取り外しができない換気扇の本体やカバーは、バケツにお湯を入れ、そこに重曹を入れてかき混ぜたものに、布巾を浸けて絞ったもので拭いていきます。

 

浸け置きをする際は、熱めのお湯に重曹を溶かすと汚れの落ちがよくなります。

重曹を掃除で使うときの注意点

使えない素材がある

アルミや大理石、木、漆などの素材には重曹を使うことができません。

これらに重曹を付けると、変色を起こすことがあります。

換気扇のカバーやフィルターなどにアルミが使われていることがあるので、掃除を行う前に必ず確認しましょう。

使用期限を守る

水と合わせた重曹水や、重曹に水を加えて練ったペーストは、作ってから一週間ほどで変質して効果が薄れてしまいます。

そのため、作り置きせず、掃除を行う時に使う分だけを作るようにしましょう。

ゴム手袋をする

重曹や自然由来の成分のため人や環境に優しいと言われていますが、弱アルカリ性のため、皮膚に付着すると肌荒れなど起こす恐れがあります。

掃除で使う時は、必ずゴム手袋をして肌を守るようにしましょう。

重曹を使っても汚れが落ちない場合は?


重曹を使っても汚れが落ちない時は、粉末漂白剤や食器用洗剤を足してみましょう。

粉末漂白剤は重曹と同じ弱アルカリ性のため、酸性の油汚れとの相性がよく、油汚れのひどいキッチンの換気扇の汚れを落としやすくしてくれます。

食器用洗剤を使う場合は、商品によって弱酸性、中性、弱アルカリ性とあり、多くは中性になります。

頑固な油汚れを落とすなら、弱アルカリ性の食器用洗剤を合わせて使うのがお勧めです。

なお、粉末漂白剤や食器用洗剤を重曹と混ぜて使う時は、浸け置きを行います。

60℃程度のお湯に浸けることで、重曹に熱が加わり、汚れを分解する働きがアップします。

漂白剤や洗剤を振りかけるだけでは薬剤が汚れに浸透しにくく、あまり効果が得られない可能性があります。

換気扇のカバーが汚れる原因


換気扇のカバーが汚れる原因は主に2つで、1つはホコリ、1つは油です。

トイレの換気扇の場合、油分を含むものが飛散することがないので、汚れの原因はホコリのみとなりますが、キッチンの換気扇では調理中の油や食材の水分、塩分などが飛び散ります。

油を含む汚れは時間が経過すると冷えて固まり、そこにホコリなどのゴミが付着することで、どんどんと落ちにくくなってしまいます。

そのため、トイレの換気扇の汚れは時間が経っても落としやすいのに対し、キッチンの換気扇はこびりついて取れなくなってしまうのです。

キッチンの換気扇の汚れは、汚れがついたその時にすぐに掃除をしておくのがよいでしょう。

換気扇のカバーの汚れを予防する方法


換気扇のカバーの汚れを予防するには、汚れがつきやすいキッチンの場合は、できれば調理後に布巾やキッチンクロスなどで汚れを拭き取るのがよいでしょう。

油汚れは時間が経つと冷えて固まり、落としにくくなるので、調理後のまだ温かい状態で掃除を行うことで汚れが落としやすくなり、頑固な汚れとなって蓄積するのを防ぐことができます。

また、掃除の後にリンスを含めた布巾でカバーを拭いておくと、静電気が発生してホコリがつきにくくなると言われています。

カバー以外の重曹を使った掃除のやり方は?

フィルター

用意するもの

  • とれる№1(米ぬか洗剤)
  • タワシ
  • 歯ブラシ

やり方

  1. 取り外した換気扇のフィルターに、とれる№1を振りかけ、水を沁み込ませたタワシで擦ります。
  2. タワシで落としきれない汚れは歯ブラシで擦ります。
  3. 一度で汚れが落ちない時は、もう一度振りかけて水とタワシで擦って下さい。

 

動画では粉を振りかけてすぐに擦っていますが、少し時間を置いた方が汚れが浮き上がって取れやすくなります。

ファン

用意するもの

  • 底の深いフライパン
  • 重曹
  • 掃除用ブラシ

やり方

  1. フライパン(鍋)に水を入れ、さらに重曹を大さじ2~3杯入れます。
  2. よく混ぜて沸騰させたら、そこに取り外したシロッコファンを入れます。お湯が足りなくなるので足し、重曹も足して下さい。
  3. ぐつぐつと煮て、汚れが浮き上がってきたらそのまま30分ほど放置し、30分経ったらシロッコファンを反対側にひっくり返してまた30分放置します。
  4. お湯を捨て、シロッコファンを水洗いします。
  5. シロッコファンが冷えたら、汚れが落ちていない部分を掃除用ブラシで擦り洗いします。
  6. 雑巾でしっかりと水拭きをして終了です。

 

シロッコファンを丸ごとお湯で煮ることで、重曹が熱の力によって汚れに浸透しやすくなります。

換気扇の掃除のオススメの頻度は?


換気扇の掃除のお勧めの頻度は、換気扇の場所によって変わります。

トイレの換気扇の場合は、主な汚れがホコリになるので掃除をするのは年に一回程度でよいと言われています。

ただし、異音がする、匂いがとれないなど気になることがあれば、その都度掃除をするようにしましょう。

お風呂の換気扇は、トイレに比べてシャンプーなどの飛び散りがあるため、年に一回では少なくなります。

3~4ヶ月に一回程度の頻度で、掃除を行うのがよいと言われています。

そして、最も頻度が高くなるのがキッチンの換気扇です。

調理中の油や水分の飛び跳ねがあるため、本来は一ヵ月に一回程度の頻度で掃除をするのがよいと言われていますが、毎月掃除はできないという場合は、3ヵ月に一回を目標に掃除を行うようにしましょう。

なお、カバーの掃除については調理の後に、さっと軽く汚れを落としておくだけでも、汚れの蓄積や固まりを防ぐことができます。

まとめ

換気扇のカバーの掃除は、フィルターやシロッコファンの掃除よりも手軽に行うことができます。

しかし、目につきやすい場所のため、掃除を怠ってしまうと汚れが目立ってしまうことから、特に汚れやすいキッチンの換気扇のカバーは、できれば調理後に拭き掃除をする習慣をつけるのがよいでしょう。

キッチンの換気扇に付着する汚れは油汚れのため、長期間放置してしまうと冷えて固まり、落としにくくなってしまいます。

調理後すぐの掃除なら、油が冷えて固まっていないので落としやすいので、ぜひ毎日掃除を心がけてみて下さい。

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