お風呂掃除のタイミングが一体いつなのかわかりにくいという声もちらほらありますが、こういった声が上がってしまうのも仕方ない側面があります。
そこで、今回はお風呂掃除の理想的なタイミングについて解説し、いったいいつぐらいがベストなのか、お風呂掃除をする場所とは一体どのように分類されているのかを解説いたします。
お風呂の掃除のやり方や汚れを予防する方法についても見ていきましょう。
お風呂掃除のタイミングはいつがベスト?
毎日のお風呂掃除のタイミングとして理想的なのは入浴前か入浴後でしょう。
ただし、入浴前か入浴後ではどちらもメリットとデメリットがあるので自分にとってどちらのメリットが大きいのか、デメリットが大きいのかで考えましょう。
入浴前に掃除するメリットはお風呂に入る前の掃除することで清潔感がある環境で入ることが可能ということです。
デメリットは夕食を作る時間や食べる時間帯とお風呂前の時間帯が被ることが多いので時間が無い可能性が高いということです。
入浴後に掃除するメリットはお風呂の蒸気によってある程度の汚れが取れやすい状態にあるので掃除しやすいということです。
デメリットは裸のまま作業していた場合は湯冷めしてしまう可能性があるということでしょう。
ただし、これが1週間に1回や1カ月に1回行うような本格的なお風呂掃除になった場合はそれなりの時間がかかりますし、塩素系漂白剤を使った場合はなかなか臭いが抜けないので午前中に掃除することが推奨されています。
オススメの掃除頻度はどのくらい?
おすすめの掃除頻度は場所によって変わってきます。
具体的に記載すると毎日の掃除が推奨されているのが浴槽と排水口になります。
1週間に1回の掃除がドア・壁・浴槽の蓋・鏡・シャンプーやリンスや椅子などの小物類です。
床は1週間に2~3回は擦り洗いをした方がいいでしょう。
そして1カ月に1回の頻度が推奨されているのがシャワーヘッドや天井や換気扇になるのです。
最後の1年に1回行うような大掃除担った場合はエプロン部分が取り外し可能なら取り外して対応しましょう。
お風呂の掃除をする場所一覧!
お風呂で掃除するべき場所は多いです。
具体的にどのような場所があるのかを紹介します。
浴槽
基本となる掃除の対象が浴槽です。
浴槽の掃除、特に内側の掃除はお風呂を使う日には必ず行う必要があります。
基本的に浴槽は頑固な汚れが発生していないのなら中性洗剤とスポンジを使って擦り洗いをすれば汚れは落とせます。
床
お風呂場の床はシャワーを使って擦り洗いをするという行為を1週間に2~3回は行ってもらいたいです。
ただし、浴槽の床は凸凹が必ずあるためそこに雑菌が溜まって黒かびが発生するケースもあります。
これを防ぐには洗剤とブラシを使って擦り洗いをする必要があるのです。
壁
壁は1週間に1回ぐらいの頻度で掃除する必要があります。
壁も床と同じようにブラシと中性洗剤とシャワーを使って擦り洗いをしてください。
ただし、壁の汚れは腰よりも下側に集中しますので腰より下の壁は入念に掃除しましょう。
天井
お風呂の天井は水蒸気によって水気がこもる場所でもあるため、放置すると高確率でカビの発生と言ったトラブルが発生します。
お風呂の天井はお掃除の道具選びがポイントで、伸縮可能なペーパーモップを使って掃除することができれば作業もだいぶ楽になります。
きちんと手で拭きたいという方は安心して乗れる踏み台を用意してください。
濡れたタオルを使ってヘリに立つというやり方もありますが、安定する足場を用意した方がいいです。
ドア
お風呂のドアには通気口が付いているタイプが多く、掃除の仕方もきちんと考えないといけません。
お風呂のドア掃除の頻度は壁掃除と同じように1週間に1回程度で十分ですが、きちんと通気口の掃除もしてください。
エプロン
お風呂のエプロンとは浴槽の洗い場側の側面のちょっとした壁のことで、取り外しできないタイプだと中に水が浸透しにくいので掃除する必要がありませんが、取り外し可能なタイプだと中に水が浸透してしまうので外して掃除する必要があります。
この掃除頻度も1年に1回程度で十分ですが、汚れ具合が確認できない場所でもあるので定期的に様子を見た方がいいでしょう。
正しいお風呂掃除のやり方やポイント!
それでは具体的にお風呂掃除のやり方を紹介します。
お風呂掃除はやるべき事が多いので、一つ一つをしっかりとこなしていく必要があります。
準備するもの
・塩素系漂白剤
・クエン酸
・風呂桶やバケツ
・刷毛
・スポンジやブラシ
・キッチンペーパー
・割り箸
・ゴム手袋
・マスク
・ゴーグル
・フード付きレインコート
・マイクロファイバークロス
・タオルや雑巾
・ハンディモップ
・水切りワイパー
・ドライシートやお掃除シート
・スプレーボトル
・ラップ
・伸縮可能なペーパーモップかシャンパー
やり方
こちらの動画は『SUB)【お風呂掃除ルーティン】壁、床、鏡、排水口、天井の溜まった汚れを一気に掃除する / 初めてのオキシクリーン / clean with me』というタイトルで、お風呂場全体の掃除方法をまとめて紹介している動画となります。
一つ一つの場所に区分けしてやり方を見ていきましょう。
掃除前にすること
①必要な道具をそろえる
②天井掃除をする場合は液だれを警戒してゴム手袋やマスク以外にゴーグルやフード付きレインコートも着用する
③不要な小物は全部出しておく
④開けられる窓は開けておく
天井掃除のやり方
①床掃除にも使う伸縮可能なペーパーモップにドライシートやお掃除用シートを貼り付けてシートに中性洗剤や塩素系漂白剤を塗布する、汚れ具合がひどい場合に塩素系漂白剤を使うこと
②ペーパーモップに装着したシートを使って洗剤を天井に満遍なく塗りつける
③10分程度放置する
④シャワーである程度洗い流す
⑤ペーパーモップに水で濡らしたお掃除用シートかドライシートを貼り付けて天井を拭く
⑥ペーパーモップにドライシートを装着して乾拭きして水気を取る
⑦掃除が終わったら片付けて換気扇を回してしっかりと換気する
壁掃除のやり方
①壁全体に洗剤をかける
②汚れの少ない上から下に向けてスポンジやブラシで擦り洗いしていく
③全体を洗い終わったらシャワーですすぐ
④タオルや雑巾や水切りワイパーを使って水気を飛ばす
浴槽掃除のやり方
①浴槽にお湯をかけて全体を濡らす
②洗剤を浴槽全体にかける
③スポンジを使って擦る
④シャワーで洗い流す
ドアレール掃除のやり方
①中性洗剤をスポンジに染みこませてレールの汚れをおおざっぱに除去する
②綿棒やチャンネルブラシを使って細かい汚れを除去する
③ペットボトルに水を入れて少しずつ洗剤分を洗い流す
④乾いた布でしっかりと拭いて水気を飛ばす
鏡やシャワー周りの掃除のやり方
①クエン酸小さじ1杯と水200mlを混ぜてクエン酸水を作りスプレーボトルに入れる、スプレーボトル以外に洗面器にもクエン酸水を作っておく
②キッチンペーパーを洗面器のクエン酸水に浸す
③クエン酸水が浸透しているキッチンペーパーを鏡やシャワー周りの水垢が出来ている部分に貼り付ける
④キッチンペーパーを張った状態からスプレーボトルのクエン酸水を吹きかける
⑤ラップを被せて30分程度放置する
⑥放置が終わったらラップとキッチンペーパーを外してスポンジで擦る
⑦シャワーですすぐ
⑧タオルや雑巾で吹いて水気を飛ばす
小物の掃除の仕方
①バケツや浴槽に小物を集める
②バケツや浴槽にお湯を入れて重曹や洗剤を入れる
③1時間から半日程度放置する
④シャワーで洗い流し、頑固な汚れはスポンジやブラシで擦る
床掃除の仕方
①ゴム手袋を着用して水で洗いながらひたすらチャンネルブラシで擦る
②排水口の蓋も同じようにチャンネルブラシで擦る
③最後に軽くチャンネルブラシで磨きながら床全体を水洗いする
④水を綺麗に拭き取って乾燥させたら終了
排水口の掃除の仕方
①ビニール袋を手に付けた状態で髪の毛などの汚れをある程度除去する
②ある程度ゴミをとったらビニール袋を引っくり返して捨てる
③塩素系漂白剤をかけて30分程度放置する
④シャワーでしっかりとすすぐ
ポイント
お風呂の汚れを予防する方法!
お風呂の汚れを防止するには定期的に掃除することと、水気を飛ばすようにすることが重要です。
お風呂上がりに水切りワイパーなどを使って水気を飛ばすといった作業をすると水垢や黒かびの被害が激減します。
お風呂の掃除業者の料金相場は?
お風呂の掃除業者の料金相場は13,000円から20,000円です。
料金に幅がありますが、同じ基本料金でも作業内容が異なっているので料金だけで判断せずにどのような作業をしてくれるのかも調べておきましょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はお風呂掃除のタイミングとお風呂全体の掃除の仕方について紹介しました。
お風呂掃除は様々な洗剤を使うのでかなり掃除が大変ですが、ある程度のやり方を覚えると一連の作業とすることができるのでまずはやり方を覚えましょう。
とくに天井掃除には危険がいろいろと潜んでいますので、怪我をしないように注意しましょう。
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