換気扇掃除は重曹やセスキ炭酸ソーダを使うことで自分でも可能となっていますが、本格的に解体しての作業となると素人では一気に難易度が上がってしまいます。
そこで、今回はそんな換気扇掃除をプロの掃除業者に選ぶ場合、どのように選べばいいのか、料金相場はどうなっているのかを紹介します。
換気扇クリーニングの具体的な流れや必要な時間や業者に依頼するメリットやデメリットも見ていきましょう。
換気扇の掃除業者の料金相場!
換気扇の掃除業者の選び方でも重要度が高いのが料金です。
換気扇をプロに依頼した場合の料金相場は掃除やメンテナンスが比較的簡単なプロペラタイプの換気扇だと7,000円から12,000円でプロペラファンと比べると作業が難しいレンジフードタイプは13,000円から17,000円となっています。
プロペラファンタイプは古い換気扇が多く、新しいのはほとんどがレンジフードタイプとなっているので基本的には業者に依頼した場合は15,000円程度はかかってしまうという認識でいいと思います。
ただし、業者選びは金額だけで選ぶとミスをしやすいのであくまでも相場を把握して精査するための情報の一つとして扱うという認識でいてください。
換気扇の掃除業者の選び方は?
換気扇業者の選び方の基準は『知名度はどの程度あるのか』『金額と作業内容はどうなっているのか』『損害賠償保険に加入しているのか』『口コミはどうなっているのか、作業者の顔写真はあるのか』の4つでしょう。
具体的に1つずつ中身を紹介します。
知名度はどの程度あるのか?
掃除業者の中には詐欺まがいの業者は確かに存在しており、ネット上でも詐欺に遭遇した被害報告は多数あがっています。
こういった被害を避けるためにも知名度が抜群の業者に頼むのが安全と言えるでしょう。
具体的には『おそうじ本舗』や『ダスキン』や『くらしのマーケット』などが知名度的には高い業者と言えます。
ひとまずはこういった知名度の高い業者に依頼することを念頭に行動してみましょう。
金額と作業内容はどうなっているのか
料金比較などで簡単に比較表を作ることはできますが、その料金表だけでは具体的な作業内容まで見ることはできません。
そのため、その料金でどこまでの作業をしてくれるのかを必ずチェックして下さい。
また、作業内容に合わせてオプションがどれだけ充実しているのか、オプションの価格はどうなっているのかもチェックする必要があります。
とりあえずしてもらいたい行程が決まっているという方は、その行程を行ってもらった時にどの程度の金額が必要になるのかを比較する必要があるでしょう。
損害賠償保険に加入しているのか
換気扇掃除はバラバラにして掃除をするので、機能しなくなる可能性があります。
こういったトラブルが発生したときのために必要なのが損害賠償保険です。
クリーニング作業中や作業が終わった後に故障してしまった場合に保険があったら安心して修理依頼をすることができます。
こういった保険に入っているかどうかというお話は先に紹介した大手かどうかという話にも直結しており、知名度が高い大手であればあるほど保険に加入している可能性が高くなっていくのです。
口コミはどうなっているのか、作業者の顔写真はあるのか
最後に人によっては最重要項目となっているのが口コミがどうなっているのかでしょう。
ただし、昨今は口コミによって客の入りが大きく変わることがあらゆる会社が理解しているため、会社によってはサクラを雇って情報操作をしているという可能性もあるので注意が必要です。
情報の真意を見抜くのは非常に大変なので、どれだけ口コミが集まっており大量に集まった口コミの平均評価がどうなっているのかで判断した方が良いと思います。
少なすぎる口コミだとサクラが混じっていた場合サクラの情報操作力が大きく反映されるのですが、大量に口コミがあった場合は大衆の声にかき消される形になるので情報操作による影響を受けにくくなるのです。
他にも、事業者の人柄を理解してもらうために顔写真を紹介しているような業者はそれだけ信用してもらうための動きをしている業者と言えるので、信頼度が高いと言えます。
掃除業者は大手と個人どちらが良いの?
個人も大手もメリットがあるのでどちらが良いかと明確には言えません。
個人に依頼するメリット
個人に依頼するデメリット
換気扇クリーニングの一連の流れ
換気扇クリーニングの一連の流れは以下のとおりです。
①作業を行う周辺をビニールシートで養生する
②換気扇周りのパーツを分解して取り外す
③専用の洗剤にバラバラにしたパーツを浸け置きする
④浸け置きしたパーツの油汚れがひどい部分を丁寧にブラシで洗浄する
⑤レンジフードカバーなどの外せない部分を高圧スチーム洗浄機等を使って洗浄する
⑥取り外したパーツを元に戻して全体を乾拭きする
⑦元に戻したパーツが正常に動作するのか確認する
換気扇クリーニングにかかる時間は?
換気扇クリーニングに必要な時間はプロペラタイプだと分解も簡単なので、だいたい90分から120分となります。
レンジフードタイプだと作業が多少複雑になるので120分から180分はかかるでしょう。
もちろん、オプションで依頼した作業によって時間は前後しますし汚れ具合によっても時間は前後するのであくまでも一つの目安として認識して下さい。
換気扇の掃除を業者に依頼するメリットとデメリット
換気扇の洗浄を業者に依頼するメリットとデメリットは以下のとおりです。
メリット
・自分ではできない徹底的な汚れ落としを行ってくれる
・隅々まで清掃してくれるので、今後の清掃も楽になる
・料理中に埃が降ってくる可能性が減るので料理も安心して作れるようになる
・自分で清掃しなくて良いので楽
デメリット
・それなりのお金が必要になる
・詐欺業者に引っかかる恐れがある
・業者選びがそこそこ大変
換気扇の掃除を業者に頼んだ人の口コミ
良い口コミ
悪い(意見のある)口コミ
『くらしのマーケット – くらべておトク、プロのお仕事。(https://curama.jp/)』引用
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回は換気扇の掃除業者の選び方についてまとめました。
料金相場を見てみるとある程度ばらつきがあることがわかりましたが、これらの金額はすべて一律の作業内容での比較となっていないので金額だけでは判断できないのです。
金額だけなら個人業者に依頼するのが一番安いと言えますが、何かあったときの保険などを考えるとうかつには手が出せません。
個人業者と大手との違いはかなり明確にありますので、両者のメリットとデメリットを理解した上で選びましょう。
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