電気ケトルのフィルターはどのくらいの頻度で掃除をしていますか？
電気ケトルのフィルターの掃除をしたことがない方は、案外多いかも知れませんね。
ですが、電気ケトルのフィルターは汚れるので掃除が必要です。
それでは、電気ケトルのフィルターの掃除はどうやって行うのがよいでしょうか。
今回は、電気ケトルのフィルターの掃除について詳しく調べてみました。
電気ケトルのフィルターの掃除方法とポイント！
電気ケトルのフィルターの掃除はとても簡単です。
ここでは、準備するものと、電気ケトルのフィルターの掃除の手順をご紹介します。
準備するもの
やり方
① 布で電気ケトルの外側を拭きます。
② 注ぎ口のカバーを拭きます。
③ フィルターを本体から引き抜き、水洗いをします。
④ ケトルの内部は水を注ぎ入れてすすいでください。
⑤ ケトル内部を布巾などでよく拭きます。
⑥ フィルターを注ぎ口にセットして終了です。
ポイント
水洗いをしたフィルターは、よく乾かしてから本体にセットしましょう。
電気ケトルのフィルターを掃除する時の注意点
電気ケトルのフィルターを掃除するときには、いくつか注意が必要になるのでご紹介します。
必ずプラグを抜く
掃除を始める前に、電気ケトルが電源プラグから抜き、必ず本体を冷ました状態で行うようにしましょう。
電源が入った状態で掃除を行うと、思わぬ事故の原因になることがあります。
食器用洗剤などは使わない
電気ケトルのフィルターの掃除には、食器用洗剤や漂白剤、スポンジのナイロン面、たわし、研磨剤などは使わないようにしましょう。
掃除後にさかさまにしない
フィルターと同時に電気ケトルの外側や内部も掃除をする場合には、水分が残っている状態で底を上にするようにさかさまにしないでください。
水分が内部に侵入して故障の原因になることがあります。
通電台は水洗いしない
汚れがあるときはよく絞った布巾で拭き掃除を行ってください。
お酢は匂いが残る可能性がある
電気ケトルの内部やフィルターの掃除にお酢を使うことができますが、お酢を掃除に使った場合、後から匂いが残ることがあります。
手袋をして行う
電気ケトルの外側の掃除に重曹を使うことがありますが、重曹は短時間であれば素手で触っても問題はないと言われています。
しかし、掃除で使う場合には長い時間触れる可能性があるため、ゴム手袋などをして取り掛かるのがよいでしょう。
フィルターを掃除する理由は？
電気ケトルのフィルターは水に入ってしまったホコリやゴミなどが、注ぐときに出ないようにする役目を持っていますよね。
つまり、電気ケトルのフィルターにはホコリやゴミが溜まっている可能性があるのです。
せっかく淹れたコーヒーやお茶が、ホコリやゴミの溜まったフィルターから注がれたものだとしたら、ガッカリでは済まないですよね。
おいしいコーヒーやお茶を飲むなら、電気ケトルのフィルターの掃除は欠かせないのです。
電気ケトルのフィルターの汚れの原因は？
電気ケトルのフィルターの汚れは、外部から侵入したホコリやゴミだけではありません。
電気ケトルのフィルターには、注いだ水が沸騰するときに結晶化したカルシウムは付着しています。
こう言われてもピンとこない方が多いと思いますが、このような汚れは「カルキ」や「水垢」と呼ばれるもの。
水道の蛇口やシンクなどでよく見かける、白っぽい汚れと言われたらピンと来るのではないでしょうか。
「カルキ」や「水垢」は人体に影響はないと言われているものの、口にするものに含まれているのは嫌ですよね。
特にミネラルウォーターはミネラルが多く含まれているので、「カルキ」が発生しやすいと言われていますが、水道水にも「カルキ」の原因となる塩素が含まれています。
そのため、電気ケトルのフィルターの掃除の頻度をできるだけ減らしたい方は、使い終わった後のお湯をそのままにせず、捨てるだけでも「カルキ」や「水垢」の発生を抑えることができるのです。
また、水道水に含まれている「塩素」は、沸騰した時に抜けてしまうので、使用後に放置したお湯には「塩素」がなく、やがて雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
衛生的に使うためにも、残ったお湯は捨てておくことが大事ですよ。
電気ケトルのフィルターの掃除頻度
電気ケトルのフィルターは、できれば毎日、使った後にさっと水洗いするのがおすすめですよ。
そうすれば汚れが溜まらないので、衛生的に使い続けることができます。
とは言え、毎日掃除をするのは面倒に感じてしまう方は多いでしょう。
そのような場合は、電気ケトルの外側や内部の掃除の頻度に合わせて、フィルターの掃除を行ってみましょう。
電気ケトルの外側や内部は1ヶ月に1回の掃除がよいと言われているので、フィルターもそのタイミングで掃除をして、綺麗な状態を保つようにしてください。
フィルターを掃除しても綺麗にならない場合は？
汚れが蓄積した電気ケトルのフィルターは、水洗いでは汚れが落ちないことがあります。
水洗いで落ちない電気ケトルのフィルターの汚れは、クエン酸を使った掃除がよいでしょう。
ここでは、クエン酸を使った電気ケトルのフィルターの掃除の手順をご紹介します。
① 電気ケトルのフィルターを取り外します。
② お湯500mlに大さじ2～3杯のクエン酸を入れます。
③ お湯に取り外した電気ケトルのフィルターを入れ、2～3時間放置します。
④ 電気ケトルのフィルターを取り出し、歯ブラシやスポンジなどで優しくこすります。
⑤ しっかりと乾燥させてから、本体に取り付けて終了です。
歯ブラシやスポンジを使って強くこすると、電気ケトルのフィルターが破れたり劣化する恐れがあるので、汚れを撫でるように優しくこするようにしましょう。
家にクエン酸がない場合は、お酢やレモン汁でも代用ができますよ。
レモン汁はレモン果汁ではなく、ポッカレモンでも使うことができます。
ただし、お酢やレモン汁を使った掃除では匂いが残ることがあるので、十分にすすいで匂いが残らないようにしてください。
なお、本体から取り外しができない電気ケトルのフィルターの掃除は、お湯にフィルター部分のみを浸すようにして行ってください。
電気ケトルのフィルターは交換できる？
電気ケトルのフィルターは交換することができます。
電気ケトルのフィルターは綺麗に掃除をしていても、経年劣化などにより、網目が破けたりしてしまうことがあります。
その状態ではホコリやゴミがお湯に侵入してしまうため、汚れがひどい場合や破損などがあるときは、メーカーに連絡をして電気ケトルのフィルターを交換してもらうのがよいでしょう。
電気ケトルのフィルターの破損をそのままにして使っていると、お湯の温度が感知されなくなり、沸騰したまま電気ケトルが止まらなくなってしまうこともあるようです。
とても危険なので、電気ケトルのフィルターが破損したまま使うのは止めましょう。
まとめ
電気ケトルのフィルターは掃除をしましょう。
毎日行うなら、水洗いでも汚れが落ちるので、後はしっかりと乾燥させて本体に装着すればOKです。
毎日掃除をするのは難しい方は、電気ケトルの外側や内部の掃除のタイミング（1ヶ月に1回）の目安で、電気ケトルのフィルターを掃除しましょう。
電気ケトルのフィルターの汚れが取れないときは、クエン酸を入れたお湯に浸け、歯ブラシやスポンジで優しくこすり洗いをしてください。
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