場所別!重曹で家中のお掃除をする時の使い方や注意点!

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洗剤

掃除で活躍しまくっている重曹ですが、正直使える範囲が広すぎるのでどこまで使えるのかがもはやわからず混乱しているという方もいると思います。

今回は重曹を使って家中を掃除する具体的なやり方を紹介していきましょう。

できることが多すぎる故に迷うというのはよくあることなので、実際にどういった使い方ができるのかをチェックしてその方法を応用していってください。

基本的な重曹の使い方とポイント!

まずは基本的な重曹の使い方を再確認しておきましょう。

様々な場所での使い方を今回はまとめて解説しますが、ほぼすべてここでの使い方を活かしたものになっています。

準備するもの

掃除を含めた重曹の使い方で用いる道具一式

・重曹
・空のスプレーボトル
・コップ
・ラップ
・スポンジ
・マイクロファイバークロス

やり方

こちらの動画は重曹の使い方を3パターンで紹介しているものになります。

実際に様々な掃除のやり方を紹介してきましたが、この動画で解説している3パターンに全部属しているので、重曹を使ったことがないという方はまず動画にてどういった使い方をするのか見てもらいたいです。

具体的な使い方

①お湯100~200mlに小さじ1杯の重曹を混ぜて重曹水を作り、スプレーボトルに入れて使う重曹スプレー

②重曹と水の割合を2:1から3:1程度で混ぜてペースト状にして使う重曹ペースト

③粉の状態でそのまままいてこすり洗いする重曹クレンザー

ポイント

・重曹は結構溶けにくいので、溶かすときはお湯を用意してからにすること
・重曹水をいちいち作るのが面倒という人は、市販されている重曹クリーナーを用いても問題なし
・汚れがひどいときは沸騰したお湯を用いた沸騰重曹水を使うとより綺麗になるのでオススメ
・重曹をお湯に入れるタイミングについてはいろいろと意見があるが、沸騰している水に重曹を加えると突沸が起きてちょっと危険
・最初から重曹を加えて水を沸騰させてキープするというやり方だと冷めたときに炭酸塩の沈着が発生するという情報もある、沈着や突沸が気になる方は沸騰が終わった後のタイミングで入れること
・重曹成分が残っていると白浮きが発生する可能性があるので、使った後は水拭きして洗剤成分を飛ばした方がいい、そのためにもスポンジで洗い流したり濡らした雑巾やマイクロファイバークロスで使い終わったらしっかりと拭くこと
・作った重曹水は粉の重曹とは違いそこまで日持ちはしないので、その日のうちに使い切った方がいい
・日持ちしないことを意識し、1日で使い切る量の重曹水を作ること
・重曹ペーストは塗り広げる事になるので、塗りやすいペーストになるように水の量を調整すること
・ペーストを壁や天井に張り付けると剥がれ落ちることがあるので、長時間放置するのならラップで覆って貼り付けることを推奨する

場所別!重曹で家中のお掃除をする時の使い方!

それでは場所別に重曹の使い方をチェックしていきましょう。

順番としては浴槽⇒浴室の壁や床⇒コンロ⇒換気扇⇒洗濯機⇒トイレ⇒フローリング⇒壁紙⇒机や椅子右カーペット⇒洗濯槽⇒冷蔵庫⇒電子レンジ⇒トースター⇒ベランダ⇒金属類⇒カーテン⇒玄関、となっています。

量が非常に多いので、比較的あっさり風味で紹介していきましょう。

お風呂の浴槽の掃除


お風呂の掃除に重曹を使うのならかなり簡単なやり方があります。

今回はその簡単なやり方を紹介しましょう。

重曹を使っている方は日常的な掃除方法を求めている方が多いと思いますので、そういった方にとって朗報なやり方となっています。

準備するもの

・重曹
・スポンジ
・マイクロファイバークロス

やり方

①お風呂の残り湯に重曹を200cc程度投入してかき混ぜる

②椅子や桶などの小物も全部投入する

③1晩放置する

④放置が終わったら水を抜き、重曹成分が残らないようにシャワーで洗い流しながらスポンジなどでこすり洗いしていく

⑤乾いたマイクロファイバークロスで丁寧に拭いて水気を飛ばしたら終了

ポイント

・入浴剤が入っていると掃除効果がほとんど出ない可能性があるので要注意
・お湯が冷めすぎていると重曹が溶けない可能性があるので要注意
・重曹成分が残っていると白浮きする可能性があるので、シャワーで丁寧に洗い流すこと

お風呂の床や壁の掃除


重曹を使って壁や床を掃除する方法は、スプレータイプとペーストタイプの両方を使います。

準備するもの

・重曹
・空のスプレーボトル
・コップ
・ラップ
・マイクロファイバークロス
・スポンジ

やり方

①空のスプレーボトルにお湯100mlと重曹を混ぜて重曹スプレーを作る

②作った重曹スプレーを使いながら壁や床をスポンジでこすり洗いしていく

③それで汚れが落ちているのなら乾いたマイクロファイバークロスで拭いて終了、壁や床のつなぎ目となっている目地に汚れが残っているのなら重曹と水を3:1で混ぜた重曹ペーストを塗っていく

④重曹ペーストを塗ったら1時間程度放置、壁に塗った場合は剥がれてくる可能性が高いのでラップもしておく

⑤放置が終わったら重曹ペーストを剥がし、シャワーで洗い流しながらスポンジで軽くこすり洗いする

⑥乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばしたら終了

ポイント

・浴槽の掃除とセットで行うと効率がいい
・壁や床を適時掃除しているという人は重曹スプレーだけでも十分に綺麗になる
・汚れが落ちないなら重曹ペーストを使うが、落ちない汚れは高確率で目地なので意識してチェックすること
・目地の部分は強く擦るとゴムの部分が削れてしまうので強く擦りすぎないこと

コンロ周りの掃除

コンロに重曹を使うときは汚れの状態によって掃除難易度がかなり変わってきます。

特に、ガスコンロタイプだと五徳のようなとっても汚れやすいパーツがあり、特殊な対応が必要になってくるでしょう。

こちらの動画のように、沸騰重曹水を使った対処法が推奨されます。

準備するもの

・ゴム手袋
・マイクロファイバークロス
・スポンジ
・重曹
・キッチンペーパー
・空のスプレーボトル
・古歯ブラシ

やり方

・本体側の掃除方法

①空のスプレーボトルに重曹小さじ1杯とお湯100mlを入れて重曹水を作る

②五徳やカバーなどの取り外しできるパーツを取り外す

③作った重曹水を取り外したパーツに噴射し、古歯ブラシやスポンジなどで擦り洗いして汚れを落とす

④水で濡らして固く絞った雑巾で水拭きする

⑤マイクロファイバークロスで乾拭きする

⑥五徳などのパーツ掃除が終わったら元に戻して終了

・取り外し可能なパーツにおける本格的な掃除

①ゴム手袋を装着して五徳などのパーツを外せるだけ外す

②水100mlに重曹小さじ1杯の割合で鍋に入れて沸騰させる

③沸騰している重曹水に取り外したパーツを入れる

④沸騰させたままで10分程度放置する

⑤火を止めて1時間から2時間程度放置して冷ます

⑥放置が終わったら古歯ブラシやメラミンスポンジなどを使って擦り洗いする

⑦水で濡らして固く絞った雑巾で水拭きする

⑧マイクロファイバークロスで乾拭きする

⑨パーツをそれぞれ元に戻したら終了

ポイント

・しつこい油汚れには粉末の重曹を使ったり重曹ペーストを使って対応すること
・沸騰した重曹水はアルカリ性が強いので直に触らないようにすること
・ガスコンロのトップは材質が色々とあるので、使う洗剤やスポンジの種類には注意すること
・分解して掃除をする時は無理に力を入れて強引に分解しないこと、壊れる可能性がある
・沸騰重曹水を作るときは突沸に注意すること

換気扇の掃除


換気扇はどれだけ汚れているのかで掃除の難易度が大きく変わってきます。

しつこい油汚れが相手の時は重曹だけでは落とせません。

ここでは以前紹介したことがある、本格掃除のやり方を見ていきましょう。

準備するもの

・重曹
・粉末漂白剤
・食器用中性洗剤
・ゴム手袋
・ビニール袋
・マスキングテープ
・ステンレスヘラ
・マドラー
・新聞紙
・雑巾
・厚めのゴミ袋や洗い桶や大きめのバケツ
・空のスプレーボトル
・ラップ
・スポンジ
・柄の付いたブラシ
・割り箸
・ドライバー

やり方

①レンジフードの取扱説明書を読み、分解するにはどういったやり方をすればいいのか確認する

②レンジフードの真下やパーツを置くところに新聞紙などで養生する

③換気扇の電源を切る、電源がないタイプならブレイカー側を落とす

④ドライバーなどを使って壊さないように解体する

⑤整流板以外の解体したパーツが入るゴミ袋や洗い桶を用意し、その中に60℃くらいのお湯を入れて粉末漂白剤適量と混ぜる

⑤取り外したパーツをスプレーボトルに用意した重曹スプレーとスポンジを使って予洗いする

⑥予洗いが終わったカバーやフィルターやファンといったパーツを作った洗浄液の中に投入する

⑦洗浄液に入りきれなかったパーツには重曹をふんだんにふりかけて放置する

⑧洗浄液側も重曹をふりかけた側も3時間程度放置する

⑨重曹と水を2:1から3:1の割合で混ぜて重曹ペーストを作る

⑩換気扇内部を感電しないように一部の配線やモーターなど電気が通っている場所をビニール袋やマスキングテープを使って感電対策する

⑪汚れがひどい場所には重曹ペーストを貼り付ける、重曹ペーストが剥がれ落ちそうな場所にはラップを上から被せて落ちないようにする

⑫1時間から2時間程度放置する

⑬放置が終わったら重曹ペーストを雑巾で拭き取る

⑭汚れが残っている場所はステンレスヘラなどで削り落とすか、手が入りにくい場所は雑巾に重曹水を染みこませて割り箸で押し込みながら拭く

⑮内部全体を水拭きして重曹の成分を拭き取る

⑯乾拭きしてマスキングされた箇所を外す

⑰レンジフード外側の部分も重曹水にひたした雑巾で丁寧に拭いてから、水拭きと乾拭きを行う

⑱放置していた各種パーツをスポンジや柄の付いたブラシなどを使って擦り洗いする、ファンの内側は特に掃除がし難いのでマドラーなどを使って汚れを削り落とす

⑲それぞれのパーツを水で丁寧に洗い流して洗剤成分を除去する

⑳乾いた雑巾で水気を取り、それぞれのパーツを元に戻す

㉑電源を入れて養生した新聞紙などを片付けて終了

ポイント

・ファンを取り外すときに落とさないように注意しながら作業をすること
・ゴミ袋に入れる時は破れないように二重にして用いること
・作業前に必ず電源をストップし、コンセントから抜いておくこと
・レンジフードの内部を掃除する時は感電や故障を避けるためにモーターなどの電気が通る箇所はマスキングをした方がいい
・指が入らない場所は割り箸と雑巾を使って掃除していく
・ステンレスヘラ以外にお好み焼き用のヘラでも問題ないので用意しておくこと、油汚れが固まりすぎているときに用意しておかないと落とせない
・お湯を使って油を緩めることで掃除の効率が上がるのでオススメ

洗濯機の掃除


洗濯機における重曹を使った掃除は比較的簡単です。

準備するもの

・重曹
・ゴミをすくう何か

やり方

①ゴミ取りネットを外す

②洗濯機にお湯を満水までためる

③重曹を200ml程度入れて洗いコースのみで動かす

④洗いコースが終わったら5時間程度放置する

⑤放置が終わったら汚れが浮いてくるので除去する

⑥ある程度ゴミを落としたら排水する

⑦新たにお湯を入れてすすぎと排水を2回ほど繰り返す

⑧最後の排水が終わったら蓋を開けて乾燥させて終了

ポイント

・こちら側がやることはほとんど無く、基本は自動で終わり
・放置時間は10時間程度ほしいという意見もあるので、寝る前などにセットしておくといい
・用意する水が冷たすぎると重曹が溶けなくなるので、必ずお湯を用意すること

トイレの掃除


トイレ掃除にも重曹は使えますが、水垢は重曹だけでは落ちないのでクエン酸が必要になります。

準備するもの

・スプレータイプの重曹
・クエン酸
・ブラシ
・マイクロファイバークロス

やり方

①便座やタンクや壁紙など全体的に重曹スプレーを噴射する

②汚れが気になる場所はブラシで擦り、水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭き取る

③乾いたマイクロファイバークロスで拭き取る

④水で濡れて水垢が気になっている場所にクエン酸水を噴射する

⑤ブラシでこすり洗いしてから水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭き取る

⑥乾いたマイクロファイバークロスで拭き取って水気を飛ばしたら終了

ポイント

・水垢や黄ばみは重曹では効果が薄いので、必ずクエン酸をセットで用いること
・人が触る場所や床は重曹の方が効果があることが多いので、併用すること

フローリングの掃除


フローリングの床こそ重曹が一番輝く場所かもしれません。

準備するもの

・重曹スプレー
・マイクロファイバークロス

やり方

①フローリングの床全体に重曹スプレーを吹きかける

②水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭き取る

③乾いたマイクロファイバークロスで拭き取って終了

ポイント

・フローリングのワックスが剥がれる可能性があるので、重曹を使い続けるのではなく中性洗剤を使う日を作った方がいい
・床を拭き掃除するときはクイックルワイパーのような腰を曲げなくても掃除できる物を使うとより楽になる

壁紙の掃除


壁紙掃除も重曹を使うとかなり簡単に終わります。

準備するもの

・重曹スプレー
・マイクロファイバークロス

やり方

①重曹スプレーをマイクロファイバークロスに噴射して壁紙全体を上から下に拭いていく

②水で濡らしたマイクロファイバークロスで壁紙全体を上から下に拭いていく

③乾いたマイクロファイバークロスで壁紙全体を上から下に拭いていく

ポイント

・重曹成分が残らないようにきちんと拭き取ること

机・椅子の掃除


こちらもかなり簡単な掃除方法です。

準備するもの

・重曹スプレー
・マイクロファイバークロス
・アルコール除菌スプレー

やり方

①テーブルの上にあるものをいったんどかす

②テーブルや椅子に重曹スプレーを噴射し、10分程度放置する

③水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭き取る

④乾いたマイクロファイバークロスで拭き取る

⑤仕上げにアルコール除菌スプレーをする

ポイント

・放置時間は汚れ具合によって比例するので調整すること
・テーブルの隅に重曹スプレーを噴射して異変が発生するかチェック、異変が発生したら作業はストップすること

カーペットの掃除


カーペット掃除にも使えます。

いくつかやり方はありますが、個人的にオススメしたいやり方を紹介していきます。

準備するもの

・粉の重曹
・掃除機

やり方

①粉の重曹を満遍なくまく

②2時間程度放置する

③掃除機で吸い取る

ポイント

・嫌な臭いが発生するようになったときの脱臭として役立つやり方

洗濯槽の掃除


こちらのやり方は先ほど紹介した洗濯機の掃除方法をそのまま取り入れてくれればOKです。

あのやり方で洗濯槽も綺麗になります。

準備するもの

・重曹
・ゴミをすくう何か

やり方

①ゴミ取りネットを外す

②洗濯機にお湯を満水までためる

③重曹を200ml程度入れて洗いコースのみで動かす

④洗いコースが終わったら5時間程度放置する

⑤放置が終わったら汚れが浮いてくるので除去する

⑥ある程度ゴミを落としたら排水する

⑦新たにお湯を入れてすすぎと排水を2回ほど繰り返す

⑧最後の排水が終わったら蓋を開けて乾燥させて終了

ポイント

・こちら側がやることはほとんど無く、基本は自動で終わり
・放置時間は10時間程度ほしいという意見もあるので、寝る前などにセットしておくといい
・用意する水が冷たすぎると重曹が溶けなくなるので、必ずお湯を用意すること

冷蔵庫の掃除

冷蔵庫も別記事で掃除方法を紹介しています。

重曹を用いたやり方はやはりこのやり方がベストだと思いますので、再掲載しますね。

準備するもの

・重曹
・中性洗剤
・除菌スプレー
・スプレーボトル
・ゴム手袋
・スポンジ
・マイクロファイバークロス
・綿棒
・古歯ブラシ
・キッチンペーパー
・新聞紙

やり方

①冷蔵庫の中に入っているものを全部取り出す、常温だと危ないものは冷えているクーラーボックスや別の冷蔵庫に移動させる

②スプレーボトルに水200mlに重曹小さじ1杯を混ぜて重曹水を作る

③冷蔵庫の電源を抜く

④取り外したパーツを置く場所に新聞紙を敷く

⑤冷蔵庫になっている上段のトレイやケースを全部外して、養生している箇所に置く

⑥キッチンペーパーに重曹水を噴射して冷蔵庫内部を上から下へと丁寧に拭く

⑦ゴムパッキンの部分は綿棒に重曹水を染みこませて拭き、ちょっとした段差の角などは古歯ブラシを使ってこすり洗いする

⑧取り外したパーツが常温と同じぐらいになったら、ぬるま湯と中性洗剤とスポンジを使って全体の汚れを落とす

⑨取り外したパーツを洗ったらマイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばす

⑩アルコール除菌スプレーを取り外したケースやトレイに噴射して、キッチンペーパーで丁寧に拭く

⑪取り外したトレイやケースを元に戻す

⑫冷凍室や野菜室も同じように対処する、ただし野菜室や冷凍室のレールがついている箇所のパーツは潤滑剤が塗られているので、その部分はできる限り拭かないようにしながら掃除すること

⑬最後に重曹水とマイクロファイバークロスを使って冷蔵庫の外側を丁寧に掃除する

⑭電源を入れる

⑮冷蔵庫の中身を元に戻したら終了

ポイント

・ゴムパッキンの部分は通常のキッチンペーパーや雑巾では掃除しにくいので、割り箸や綿棒が必須になる
・冷蔵庫の中のトレイや棚はガラス製の時がある、これを一気に温めるとヒビが入って割れる危険性があるのでガラス製なら特に扱いに注意すること
・プラスチックの部品は高熱で洗うと変形する可能性があるので、お湯ではなくぬるま湯を使って掃除すること
・食洗機を使って洗っても、お湯の温度によってトレイやケースが変形する可能性があるのでできればぬるま湯を使い自分で洗った方がいい
・細菌発生のリスクを考えて、取り外せる部品は全部取り外して掃除すること
・電源を切らずに動画では掃除していますが、冷たいままだと・魚の液だれなどの油分が凝固した状態で落とせない可能性があるので、できれば電源を切って落としやすい状態にしてから対応した方がいい
・野菜室や冷凍室のレールがついている箇所のパーツは潤滑剤が塗られており、そこを拭いてしまうとレールが滑りにくくなって野菜室や冷凍室が使いにくくなるので要注意

電子レンジの掃除


重曹を使った方法は以前紹介しましたが、ここでは同じやり方で簡略化したものを紹介します。

準備するもの

・粉の重曹
・耐熱コップ
・キッチンペーパー
・マイクロファイバークロス
・綿棒

やり方

①耐熱コップに重曹と水を1:4程度割合で混ぜた液体を作る

②そのまま電子レンジで5分程度温めて、扉を閉めたまま10分程度放置する

③放置が終わったら暖まった重曹水を活用しながらキッチンペーパーで拭き取る、掃除しにくい隙間は綿棒などを使って掃除する

④水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭き取る

⑤乾いたマイクロファイバークロスで拭き取って終了

ポイント

・かなり汚れがひどい場合は電子レンジ内部を掃除する時に汚れがゴッソリ取れる、そのため捨てる予定の古布や雑巾、キッチンペーパーなどを使って対応すること
・汁物などを温める頻度が多いと水垢といったアルカリ性の汚れもかなり溜まっているが重曹では落ちない、その場合は重曹を使った後にクエン酸を同じようにレンジで温めてから拭き掃除をするというやり方が推奨される
・アルコールスプレーを使うと除菌とカビ予防にもなるので重曹水を使った後にアルコールスプレーで拭いてあげると良い
・操作パネルのもかなり触りまくっているのでしっかりと掃除すること、そのときは誤操作してしまう可能性があるので電源は落としておくこと
・電子レンジの背面や側面に排気口や吸気口が設置してあるので、そこもきちんと掃除すること

トースターの掃除

こちらの動画は『電子レンジの最強掃除方法!ニオイも汚れもすっきり【簡単そうじ】専業主夫 極主夫道』というもので、重曹を効率よく使って掃除している動画です。

以前別の記事でも紹介したことがある動画ですが、トースター掃除に重曹を使った動画では一番わかりやすかったので今回も紹介します。

準備するもの

・重曹
・クエン酸
・耐熱コップ
・ヘラ
・竹串
・マイクロファイバークロス
・スポンジ
・ゴム手袋
・ブラシ
・メラミンスポンジ
・オーブントースターの取扱説明書

やり方

①オーブントースターの取扱説明書をよく読んで、どこまで取り外しが可能なのかをチェックする

②ゴム手袋を着用する

③耐熱コップに水200mlと重曹小さじ1杯を入れる

④オーブントースターで10分程度温める

⑤止まったらやけどしないようにコップを取り出す

⑥受け皿や網などの一部パーツを取り外す

⑦重曹水とメラミンスポンジを使って取り外したパーツや内部を掃除する、大きなゴミはブラシやヘラなどを使って掃除する

⑧水で濡らしたマイクロファイバークロスで丁寧に拭いていく

⑨乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばす

⑩パーツを元に戻したら、水200mlとクエン酸小さじ1杯が入った耐熱コップを用意する

⑪同じように10分程度温める

⑫止まったらやけどしないようにコップを取り出す

⑬受け皿や網などの一部パーツを取り外す

⑭クエン酸水とメラミンスポンジを使って取り外したパーツや内部を掃除する

⑮水で濡らしたマイクロファイバークロスで丁寧に拭いていく

⑯乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばす

⑰パーツ全体を元に戻す

⑱オーブントースターの外側はスポンジに重曹水やクエン酸水を染みこませてしっかりと拭いていく

⑲水で濡らしたマイクロファイバークロスで丁寧に外側も拭く

⑳乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばす

ポイント

・オーブントースターの形状によっては掃除がかなりしにくいので、難しいところは無理をしないこと
・受け皿や網は取り外しできるのなら取り外した方が効率はいい
・重曹成分が残ると白浮きする可能性が高いので、必ず丁寧に水拭きをすること
・ブラシでオーブントースターの庫内を掃除すると、汚れを吹き飛ばしてしまうことがあるので、ブラシの向きに注意したり根元を押さえながら作業をすること
・ヒーター部分も掃除はしやすいが、オーブントースターの庫内では割れるなどのトラブルが発生しやすい部分なので慎重に作業をすること
・作った重曹水やクエン酸水は日持ちしないので、作った物は使い切るようにすること
・何度も加熱して行う掃除なので、やけどに十分注意すること
・重曹成分が残っていると、乾いた後に白浮きしてしまうのでしっかりと水拭きして重曹成分を除去すること

ベランダの掃除


ベランダ掃除も簡単に対応できます。

準備するもの

・重曹スプレー
・ブラシ

やり方

①重曹スプレーを全体的に噴射して、5分程度放置する

②ブラシでこすり洗いして終了

ポイント

・ベランダにある手すりは同じ要領で掃除できるが、手すり部分は水拭きや乾拭きも行うこと

金属の掃除


錆落としにも重曹は使えます。

いろいろとやり方がありますので、今回は一例です。

準備するもの

・重曹ペースト
・ブラシ
・マイクロファイバークロス

やり方

①重曹ペーストを用意し、錆が発生している部分に塗る

②1時間亭放置する

③ブラシなどでこすり洗いする

④水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭き取る

⑤乾いたマイクロファイバークロスで拭き取って終了

ポイント

・金属にも種類があり、種類や形状によって対処法が異なるので注意

カーテンの掃除


カーテン掃除には重曹だけでは対応できないので、ほかの洗剤も用意してください。

準備するもの

・粉の重曹
・洗濯用洗剤
・酸素系漂白剤

やり方

①カーテンを取り外し、フックなどは外しておく

②浴槽にお湯を張り、小さじ1杯の重曹と洗濯用洗剤2%、酸素系漂白剤を1%の割合で入れる

③取り外したカーテンをその中に入れる

④10分ぐらい放置する

⑤浴槽から取り出して洗濯機で30秒程度脱水する

⑥洗濯ネットにアコーディオンたたみをカーテンを入れて、2回ほどすすぐ

⑦30秒程度脱水する

⑧カーテンレールに戻して干す

ポイント

・脱水時間が長すぎるとしわができるので注意
・洗剤の量は厳密ではないのである程度で問題ないが、浸け置き時間が長すぎると変色などのトラブルが発生するので注意

玄関の掃除


玄関も重曹を使ってあっさり掃除ができます。

準備するもの

・箒
・粉の重曹
・重曹スプレー
・デッキブラシ
・マイクロファイバークロス

やり方

①箒を使って玄関の埃などをある程度除去する

②粉状態の重曹を玄関全体にふりかける、ドアノブなどには重曹スプレーを噴射する

③玄関全体を水で濡らしてデッキブラシを使ってこすり洗いする

④こすり洗いが終わったら水で濡らしたマイクロファイバークロスで拭き取る

⑤乾いたマイクロファイバークロスで拭いて水気を飛ばす

ポイント

・アルミなどの相性が悪い素材があるかもしれないので注意すること

重曹を使うときにやってはいけないこと


重曹を使うときにやってはいけないことはでアルミ・木・漆・大理石・畳みなどの素材に使うことです。

これらの素材とは相性が悪いので注意してください。

特に、アルミは家のあちこちにあるというケースが多いので、重曹を使って掃除をする時は巻き込まないようにしましょう。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか。

今回は重曹を使った掃除方法をいろいろと紹介してきました。

掃除の仕方はいろいろとありますが、重曹は活用方法も多いのでうまく使ってください。

あまりにも多すぎるので驚いたと思いますが、まだまだ使い方はありますので気になった方は調べてみるといいでしょう。

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