参照URL:https://www.oxicleanjapan.jp/
色んな掃除でお世話になるオキシクリーンはかなり強力な酸素系漂白剤なので、お世話になっている人も多いでしょう。
しかし、強力故に成分的に大丈夫なのか、赤ちゃんに使っても問題はないのかといった声もあるのです。
そこで、今回はオキシクリーンの成分と安全性について解説しつつ、アメリカ製と日本製では何が違いのかなどの情報もまとめていきます。
オキシクリーンの成分と安全性
それでは具体的にオキシクリーンの成分や安全性について見ていきましょう。
どのような成分が使われているのでしょうか。
成分
これはいろいろと情報を集めたのですが、びっくりするぐらいシンプルな情報しか出てきませんでした。
それを見ると以下のような成分表示になっていました。
日本製オキシクリーン
・アルカリ剤(炭酸ナトリウム)
アメリカ製オキシクリーン
・界面活性剤(エトキシレートアルコール)
・水軟化剤(炭酸ナトリウム)
・香料
安全性は?
次は安全性についてチェックしていきます。
安全性は問題なしなのでしょうか。
人体
海外向けに売られているオキシクリーンは界面活性剤が入っています。
世間ではこの界面活性剤は人体に対して有害なので使ってはいけないという認識ですが、界面活性剤には約2500種類以上存在しているためすべてが人体に有害というわけではありません。
また、界面活性剤には天然由来の界面活性剤と人為的に作られた合成界面活性剤が存在します。
そのうち天然界面活性剤は洗浄効果が薄く、合成界面活性剤は洗浄効果がかなり強いです。
しかし、この合成界面活性剤は人体への悪影響があると言われているので要注意とされているのです。
結論を記載すると、海外版の界面活性剤が入っているタイプは人体への悪影響が出る可能性もあるので要注意と言えるでしょう。
この界面活性剤の影響が出るかどうかは人種の違いもありますし、肌の強さなども関わってきますので海外の人は大丈夫でも日本人はダメというケースもあると言われています。
実際に海外版には界面活性剤が入っているけど日本版には入っていない理由は、こういった種族の差も考慮されているのでしょう。
ペット
ペットに対する安全性も口にしてしまった時は大なり小なり悪影響が出てしまいますが、界面活性剤が入っていない日本版の方が比較的安全に使えるでしょう。
誤飲さえしなければ問題なしと考えてください。
環境
界面活性剤の有無によって環境にも影響が出るかどうかのお話がありますが、それが天然界面活性剤ならば問題ないでしょう。
しかし、アメリカ版のオキシクリーンに入っている界面活性剤がどちらに属するのかまでははっきりとわからないので悪影響が出てしまうかもしれません。
日本版なら入っていないので環境に対しても問題ないと言えるでしょう。
オキシクリーンは赤ちゃんにも安全なの?
結論を記載すると日本版のノーマルオキシクリーンも海外版のオキシクリーンも赤ちゃん用の衣類には使わない方がいいでしょう。
基本的に赤ちゃんは大人よりも肌が弱いので、刺激がある洗剤全般が使えなくなります。
洗った衣類に洗剤成分が付着したままだと、その衣類を身につけた赤ちゃんが皮膚炎などのトラブルに繋がるケースがありますので要注意なのです。
これはオキシクリーンに限った話ではありませんので、洗剤選びは慎重に行ってください。
ただし、オキシクリーンには赤ちゃんに使えるタイプが存在しているのでそちらを用いればいいでしょう。
ちなみに、こういった問題は敏感肌の人にも当てはまりますので、洗剤を変えて肌トラブルが発生したという人は赤ちゃん肌にも使えるような洗剤を使うと解決することがよくあります。
オキシクリーンの種類について
オキシクリーンにはいくつかの種類がありますので、使い分けることが重要です。
特に赤ちゃんのような肌が弱い方は使える洗剤が限られてしまうので、必ず厳選してください。
オキシクリーン(日本製)
参照URL:https://www.oxicleanjapan.jp/oxiclean-standard
これが日本でも多く使われている一般的な日本向けのオキシクリーンです。
参照URLで紹介しているサイトが公式ホームページの、こちらの商品を紹介しているサイトでもありますので是非とも参考にしてください。
日本向けに売られているオキシクリーンは500gと1500gのタイプ、そして詰め替え用として1000gと2000gがあるので覚えておくといいでしょう。
ちなみに、日本向けではありますが原産地は中国になっています。
オキシクリーン(アメリカ製)
参照URL:https://item.rakuten.co.jp/good-mam88/309892tsale/
アメリカ版のオキシクリーンは香料と界面活性剤がプラスされたオキシクリーンです。
他に違う部分としては付属されているスプーンのサイズも異なっているので、同じスプーン1杯でも量が違います。
また、サイズもアメリカ版は2kgを超えるのが基本なので大量に使いたい方には朗報でしょう。
肌が弱くない人で界面活性剤が入っていても問題ないという人はこちらのアメリカ版を推奨されているのです。
オキシクリーンベビー
参照URL:https://www.oxicleanjapan.jp/oxiclean-baby-stain-remover-powder
こちらは公式から発売されている赤ちゃん向けのオキシクリーンです。
公式ホームページの成分表を見ると過炭酸ナトリウム(酸素系)と洗浄補助剤(炭酸ナトリウム)という記載になっていますが、どうもいろいろと調べた限りではポリオキシエチレンアルキルエーテルと呼ばれる海面剤も入っている用です(アメリカ版オキシクリーンに入っている界面活性剤はエトキシレートアルコールと種類が違う)。
また、原産国も日本版は中国ですがこちらのベビーはアメリカという違いもあります。
ベビーという名前が入っているので、赤ちゃん用として用いるのが一般的なのでしょう。
一部の人達が他のオキシクリーンと何が違うのかを使ってみて違いをチェックしていましたが、ほとんどわかりませんでした。
若干ですが界面活性剤が入っているベビーの方が日本版オキシクリーンより効果があるという声が出ていますが、なんとも言えません。
それぞれのオキシクリーンの成分の違いは?
それぞれの成分の違いを見ていきましょう。
日本版なら過炭酸ナトリウム(酸素系)とアルカリ剤(炭酸ナトリウム)で、アメリカ版は
過炭酸ナトリウム(酸素系)・界面活性剤(エトキシレートアルコール)・水軟化剤(炭酸ナトリウム)・香料です。
違いは界面活性剤と香料になります。
これがベビーとなると界面活性剤がポリオキシエチレンアルキルエーテルに変わります。
オキシクリーンを使う時の注意点!
日本版のオキシクリーンは界面活性剤も入っておらず肌トラブルも少ない洗剤となっています。
それでも強力な洗剤となっているのは間違いないので、使う時は選択表示を確認してからにしてください。
また、オキシ溶液の作り置きもNGですし他の密封容器への詰め替えもNGとなります。
あとは、使い終わった後に洗剤成分が残らないように丁寧に水洗いすることも重要になります。
酸素系漂白剤の特徴として相性が悪い素材に用いると色落ちすることがありますので、色落ちテストも実行した方がいいでしょう。
まとめ
以上、いかがだったでしょうか。
今回はオキシクリーンについて色々と掘り下げてきました。
ベビー用ではありますが、実は界面活性剤が入っていたという事実に筆者はびっくりしています。
違う界面活性剤ではありますが、日本版のオキシクリーンには界面活性剤が入っていないので比較するとベビー用の方が強力かもしれないという意見が出るのはある意味で納得でしょう。
個人的にもベビー用がどれだけの洗浄力があるのかは気になるので、おためして使ってみたいと思います。
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